苦瓜に料理・栄養や効能・ゴーヤとの違い・種類
更新日：2020年08月28日
苦瓜とは？
ツルレイシという植物をご存知ですか。ツルレイシと言う言葉を聞いたことがない人でも、苦瓜と聞くとわかるのではないでしょうか。夏を中心に八百屋などに並び、中華料理やエスニック料理、和食にも料理しやすい食材で一度は食べたことがある人も多いでしょう。
実がとても苦いので苦瓜と呼ばれるようになりましたが、料理で食べると美味しく栄養価も高いと言われています。また、最近では、省エネのために苦瓜を自然のカーテンとして窓の近くで栽培することを推奨され、多くの自治体でも実行している光景が見られます。
しかし、実際はどれくらい苦瓜のことを知っているのでしょうか。今回は苦瓜に料理、苦瓜の苦みの取り方、苦瓜の効能などについて紹介します。読み終わったら、苦瓜の料理を食べたくなっているでしょう。
苦瓜とゴーヤは違うもの？
苦瓜の実は鮮やかな緑色で全体にイボがあることが特徴です。同じようなものにゴーヤがありますが、苦瓜とゴーヤは違うものなのでしょうか。実は苦瓜とゴーヤは同じです。
沖縄では苦瓜のことをゴーヤと呼んでおり、本州でも沖縄料理のに伴って、ゴーヤと言う呼び名が定着しました。特に2001年に放送された連続テレビ小説「ちゅらさん」は沖縄を舞台にしており、ドラマに出てくる「ゴーヤーマン」と言うマスコットがになり、一気にゴーヤの名が広まったと言われています。
他にも「ゴーラー」「ニガゴリ」「ニガゴーリ」と呼ぶ地域もあります。今回は混乱しないように苦瓜で統一しますが、苦瓜とゴーヤは同じものなので誤解しないようにしましょう。
苦瓜に料理・レシピ
独特の味が好き嫌いを分けてしまう苦瓜ですが、「あの苦さがたまらない」「体に良さそうな気がする」など一度、食べたらクセになる人もいるのではないでしょうか。
ここでは、苦瓜の料理とレシピを紹介します。苦瓜は炒めたり、スープ、おひたしなど料理のバリエーションが広がる食材です。
ゴーヤたっぷり旨辛！本格麻婆丼
豆鼓は「トウチ」と読み、黒大豆を発酵させて作った調味料で、主に中華料理やエスニック料理に使われています。塩辛く風味が強いのですが、アミノ酸などの旨味成分を多く含んでいるので、料理に深みを出してくれます。この豆鼓と苦瓜の相性は抜群です。一度、試してみるのもです。
ゴーヤの万能だし梅サラダ
夏バテした時やさっぱりと食べたい時に、だしと梅の酸味が食欲をそそる苦瓜のサラダはいかがですか。食欲のない時でも食べやすく、苦瓜が苦手な人にも梅とだしで食べやすくなっています。苦瓜には夏バテの予防や食欲増進の効果があると言われています。
ニンニク香るゴーヤチャンプルー
苦瓜を使った代表的な料理と言えば、やはり「ゴーヤチャンプルー」ではないでしょうか。沖縄料理のお店で食べる本格的なゴーヤチャンプルーも美味しいですが、自宅で作るゴーヤチャンプルーも格別でしょう。
「チャンプルー」とは沖縄の方言で「混ぜる」と言う意味です。冷蔵庫の中にあるものを大胆に苦瓜と一緒に混ぜて作ってみるのも、冷蔵庫の中の掃除になってです。
初回公開日：2018年03月24日
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