おつとめ品の語源・買うのはありか・賞味期限の目安・時間の目安
更新日:2020年08月28日
おつとめ品の語源ってなに?
スーパーを訪れると通常価格から2割、3割、半額など割引シールの貼ってある商品が置いてあるおつとめ品コーナーは、家計を預かる主婦なら毎回チェックする方も多いのではないでしょうか。おつとめ品とは賞味期限間近の商品が通常価格から値引きして販売されているものが多いですが、そもそも何故おつとめ品と呼ぶのでしょうか。
おつとめ品は漢字で【御勤め品】と書きます。しかし【勤め】という漢字からは値引き、割引と結びつきません。【つとめ】には【勤める】の他に【努める】や【勉める】があります。
商人の言葉で値段を安くすることを『勉強する』という事があります。『勉強した品』から『勉め品』という言葉になり現在の【御勤め品】になったといわれています。
漢字 | 意味 |
---|---|
務め | 役に就く、役割をはたす |
勤め | 仕事に就く、勤務 |
努め | 努力、頑張る事 力を尽くす |
勉め | 困難に耐え努力する |
おつとめ品と見切り品って何が違うの?
おつとめ品と見切り品は具体的に違いがある訳ではなく、捉え方の違いという事がわかります。どちらの言葉を使ったほうが良いかは安く提供できる理由などによって変わってきます。
見切り品には売れ残りというニュアンスが含まれますが、おつとめ品にはサービスというニュアンスが含まれます。一見売れ残りとして安くするよりもサービスで安くしている方が印象はいいです。でもどうしてこの商品は安いのか。というのは見切り品という言葉の方が伝わりやすいです。
例えばかき氷のシロップが秋口に見切り品として売られていたら「涼しくなってきたら売れないから売り切りたいんだな」という店側の意図がわかります。他にも新商品と目立つPOPの隣の見切り品のコーナーは「商品が入れ替えになって残数が少ないから売り切りたいんだな」という事がわかります。
おつとめ品と見切り品に大きな違いはなく、売り手側の意図が組み込まれている訳です。
おつとめ品を買うのはありでしょ!
通常より割安になっているおつとめ品ですが、安いと思って買ったけどすぐに傷んでしまい使えなかった事もあるでしょう。せっかく安く買ったのに捨ててしまい逆に高くついてしまっては勿体無いです。それなら最初から買わない方が賢い選択のように感じます。でも「せっかく安く売ってるのに買わないのは損」という気持ちも捨てきれません。
では、どうしたら捨てることなく上手に使いきれるのかをご紹介していきます。
傷みがちな野菜のおつとめ品もこれで大丈夫!
野菜の価格は天候に左右されやすく大きく値段が高騰する可能性たあります。野菜こそおつとめ品でお得に節約していきましょう。
野菜には基本的に賞味期限が書いてありませんから「多少の傷みは大丈夫」と分かっていても、どこまでセーフでどこからアウトなのか分かりにくいです。野菜は鮮度が落ちてくると水分が抜けてきます。水分が抜けてフニャフニャにしなびてしまいます。
生で食べるのはシャキシャキ感がないのでお勧めはしませんが、水分が抜けただけなので加熱調理をするには全く問題ありません。カビが生えていたり変色しているものは、その部分だけ取り除けば大丈夫です。
もう食べられないの基準は酸っぱい臭いや異臭がする場合、明らかにグチュグチュだったりヌメヌメしている場合は腐っているので処分しましょう。
根菜は長持ち野菜!おつとめ品でも大丈夫!
初回公開日:2018年04月12日
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