豚肉を柔らかくする方法10個｜肉が固くなる原因4つ
更新日：2022年04月11日
豚肉はちょっとしたコツで柔らかくできる
値段も安く、ボリュームたっぷり、栄養価も抜群の豚肉は家庭料理にかかせません。しかし、豚肉をもっと柔らかくして食べたいという人は多いのではないでしょうか。
豚肉が柔らかくなれば、ソテーやとんかつ、豚の角煮などが、もっとおいしく食べられます。そこで、この記事ではちょっとしたコツを紹介します。これらの方法を使えば、誰でも簡単に柔らかな豚肉が食べられるでしょう。
豚肉を柔らかくする方法10個
豚肉を柔らかくする方法はたくさんあります。手軽な方法や豪華な料理、ここ一番で使いたい長時間の漬け込みなど、シチュエーションに応じて選んでください。筋を切るなど、時間も他の材料もいらないものもあるので試してみましょう。
方法1：果物を使う
果物の酸によって、豚肉を柔らかくする方法です。梨やキウイ、リンゴ、パイナップルなどが代表的な果物です。これらの果物をすりおろし、豚肉に2～3時間、できれば半日以上漬け込むと驚くほど柔らかい豚肉となります。
効果が高い方法だけに、注意も必要です。豚肉の薄切肉を柔らかくしようと欲張ってしまうと、かえって肉がボロボロになってしまい、おいしくなくなってしまいます。また、果物は鮮度の高いものを選びましょう。
方法2：乳酸菌飲料を使う
豚肉を柔らかくするにはプレーンヨーグルトを使うのが有名ですが、乳酸菌飲料でも代用できます。液体なので、漬け置きするのも楽です。
乳酸菌飲料を使うと柔らかく、まろやかな味になるのもメリットといえます。たとえば、しょうが焼きなどは子どもが食べやすい味に変わります。
方法3：炭酸飲料を使う
炭酸飲料を使って豚肉を柔らかくする方法としては、コーラを使う方法が最もよく知られています。たとえば、豚の角煮をコーラで煮るなどです。
コーラの味が強すぎる場合や、香料が強すぎる場合は炭酸水でも構いません。炭酸が肉を柔らかくする成分だからです。無味の炭酸水は特に煮込み料理などで活躍するでしょう。30分ほどつけておくことで豚肉が柔らかくなります。
方法4：筋を切る
野菜に繊維の方向があるように、豚肉にも筋の方向があります。焼く前に、赤身と脂肪との境にある筋を確認しましょう。筋に包丁で数カ所切れ目をいれます。この方法が特に有効なのは、とんかつ用の豚肉など厚みがある肉です。
厚い豚肉なら、裏側からも何カ所か筋に切れ目を入れましょう。こうすることで、反り返りを防げるというメリットもあります。とんかつに限らず、豚肉のソテーなどの料理でも同じように下処理します。
方法5：牛乳
牛乳には、肉の繊維を分解する効果があります。ヨーグルトのほうが有名ですが、牛乳でも豚肉を柔らかくすることは可能です。
やり方ですが、肉が豚肉に沈んだ状態にするのが理想的です。容器によっては、牛乳の量が必要となってしまいます。実際問題として、安く購入した固い豚肉を柔らかくしたい、ということも多いでしょうから、値段面で本末転倒となってしまいます。
バットなど、少ない量で済む容器を選びましょう。30分ほど放置した豚肉が柔らかくなっています。
初回公開日：2018年11月09日
記載されている内容は2018年11月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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