ソルベの特徴5コ|シャーベットやジェラートとの違いとレシピ
更新日:2022年04月11日
ソルベとは
みなさんは、冷たいスイーツというと何を思い浮かべるでしょう。代表的なアイスクリームでしょうか。いやいや、シャーベットという方もいらっしゃるでしょう。では、ソルベはご存知でしょうか。
アイスクリームほどの知名度は無いため知らないという方もいらっしゃるでしょうが、ソルベとはフランス語で、果汁やお酒を混ぜ合わせて凍らせた氷菓のことを言います。フランス料理では、コース料理の間の口直しとして親しまれています。
シャーベットとの違い
ソルベとシャーベットの語源は実は同じで、アラビア語の「シャルバート」とされています。ですが、同じものではありません。アメリカに伝わった後、ソルベはシャーベットとして独自の発展を遂げ、牛乳やゼラチン、卵白などを含むように変わっていきました。これがソルベとシャーベットの違いです。
しかし、シャーベットもイギリスではまた異なり、口の中で弾ける粉という意味になります。現地で頼む場合は注意しましょう。
ジェラートとの違い
では、ジェラートはどうでしょう。ジェラートの発祥はフィレンツェで、イタリア語で「凍った」という意味があります。名前のとおり、果物や牛乳、砂糖や卵白に、コーヒーやハーブなどのフレーバーを混ぜ合わせ凍らせたスイーツです。
さっぱりしたソルベと違い、ジェラートは濃厚な味が楽しめます。どちらかというとアイスクリームに近いですが、アイスクリームよりは乳脂肪分が少ないのでダイエット中には嬉しいスイーツです。
ソルベの特徴5コ
ご紹介しているように、ソルベはフランスで親しまれているスイーツです。ですが、まだまだ日本での知名度は高いとは言えないため、どんなものか想像がつかないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
具体的に、ソルベにはどのような特徴があるのでしょう。ソルベの特徴を5コ挙げ、詳しく解説していきます。
特徴1:多くはお酒が含まれている
必ずではありませんが、ソルベにはお酒が入っているものが多いという特徴があります。そのため、お店によってはお酒が入っているものをソルベ、お酒が入っていない物をシャーベットと分けているところもあるほどです。
しかしお酒はマストではないため、お子様でも楽しめるノンアルコールのものもたくさんあります。事前にアルコールの有無をよく確認するようにしましょう。
特徴2:乳脂肪分を含まない
ソルベの基本的な材料は、果汁やお酒です。アイスクリームなどと違い、ソルベに乳脂肪分は入りません。これがソルベの最大の特徴と言えるのではないでしょうか。
乳脂肪分が高いとコクや旨味が増しますが、カロリーも高くなってしまいます。その点ソルベは、さっぱりとした口当たりで低カロリーが魅力的なスイーツです。ダイエット中の方にもです。
特徴3:果汁が入っている
ソルベには、必ず果汁が入っています。反対に言うと、果汁が入っていないものはソルベではないと言えるほどです。
語源であるシャルバートは、砕いた氷に果汁などを水で薄めた物を入れた飲み物ですから、ソルベはシャーベットに比べ語源に忠実でシンプルな氷菓と言えるでしょう。
特徴4:溶けやすい
かき混ぜながら凍らせるソルベには、みぞれのように氷の粒が細かいという特徴もあります。そのため、口に入れるとすぐに溶けてしまいます。常温に置いておいても溶けやすいので、食べる分だけを出し、できるだけ早く食べるようにしましょう。
初回公開日:2018年12月06日
記載されている内容は2018年12月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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