砂糖が固まるのはなぜ？すぐにサラサラ！すぐできる6つの方法
更新日：2022年04月11日
なぜ砂糖はすぐ固まるの？２つの原因とは
砂糖は生活に欠かせない調味料であり、人間が簡単に甘さを求められる優れものと言えます。しかし、この砂糖は保存する方法に問題があります。
砂糖は常温でも保存できますが、置いてある場所ですぐに固まってしまいます。使用時にとても困るという経験をした人は多く、その保存方法で悩む場合があるでしょう。
このように砂糖を保存していると固まってしまうのは、どのような原因があるからでしょうか。
固まる原因１：湿気
砂糖が固まってしまう大きな理由に湿気があり、これは砂糖が水分を吸収しやすい性質を持っているからです。
砂糖はよく使う調味料なので台所に置く場合が多いですが、台所は水道があり料理をすれば蒸気や熱が発生するため、砂糖が固まる条件が揃っています。
そのため砂糖は湿気があっても防げるようなところで保存し、できる限りすぐに使いきるようにした方がいいでしょう。
固まる原因２：乾燥
砂糖というのは元々は液状になっていて、その水分を抜いて乾かして砂糖として使いますが、そのままでは簡単にくっついてしまいます。
砂糖同士がくっつかないために糖蜜を製造段階で使用しますが、これが乾燥して水分を失うと砂糖本来の性質である再結晶が行われ、その結果として固まってしまいます。
そのため砂糖を保存してその状態を保つには、ほどよい湿気と乾燥具合がなければサラサラした砂糖は使えないということです。
固まった砂糖をすぐにサラサラにする６つの方法
砂糖というのは固まると簡単には崩せないほどになり、その欠点を補うために液体になった甘味料も発売されています。しかし液状では使用範囲が限定されてしまい、使い勝手が悪いと感じることもあるでしょう。
砂糖は固まると元に戻らないと考えている人もいますが、実は簡単なやり方でサラサラの状態に戻すことができます。
これは砂糖がその形状が変化しやすい性質だからですが、どのような方法を行えばいいのでしょうか。
１：霧吹きで水分を与える
砂糖は水分などの湿気で固まるという印象が強いため、相当に乾燥した状態で保存する人がいます。しかし砂糖は乾燥し過ぎても固まるので、湿気が原因ではない場合では霧吹きを使って水分を与えてみて下さい。
霧吹きというのは水を霧状に噴射できる道具のことで、この道具を使えばごく少量の水分を砂糖に与えることが可能です。
注意点は大量に水分を与えると今度は水分で砂糖が固まるので、状況をよく確認して使うようにして下さい。
２：電子レンジを使う
砂糖が固まる理由の多くは湿気であり、その水分を飛ばせば砂糖はサラサラの状態に戻ります。その方法で最適なのは電子レンジで砂糖そのものを温めるという方法でしょう。
電子レンジは物質に含まれる水分に反応して熱を発生するため、砂糖が湿気で固まった場合に元に戻す簡単な方法になります。
この方法の注意点は加熱し過ぎるとその熱で砂糖そのものが溶けてしまうため、状態を見ながら少しずつ行うといいでしょう。
３：食パンを入れる
初回公開日：2018年12月13日
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