ベーコンの賞味期限は?ベーコンが長持ちする保存方法5つ
更新日:2022年04月11日
ベーコンはどんな食べ物
ベーコンとは、豚の脇腹の肉(豚バラ肉)を塩漬けにしてから燻製にした加工品です。塩漬けすることで細菌などの微生物を排除し、燻製にして肉を乾燥させることで肉の中で菌を繁殖させない環境を作り出します。
豚バラ肉をベーコンに加工することで、長期間保存が効くようになります。豚の旨みが凝縮されて保存も効くベーコンは、色々な料理に活用することができます。
今回はベーコンをより長持ちさせるコツをお話していきます。
ベーコンは料理に合わせやすい
ベーコンは豚肉の旨みが凝縮されている乾燥食材です。生の豚肉の使う代わりに料理に使うことができ、保存が効くため賞味期限も長く重宝します。
カリカリに焼いて朝食にしたり、細かくカットして焼いたものをサラダやパスタ料理のトッピングにするなど、使いやすい食材です。
ベーコンは保存食
ベーコンは、紀元前のデンマークで航海用に豚肉を火であぶっていたところ、薪に火が付かずずっと煙で燻していただけの豚肉が、焼いた肉より美味で保存が効くことが判明して広まっていったことに由来します。
爆発的に世間に広まったのは、中世イギリスで艦隊の保存食として大量に調達された結果と言われています。このように、ベーコンは古くから保存食として認知されています。
ベーコンの賞味期限は?
ベーコンはある程度保存が効く食材ですが、ベーコンの一般的な賞味期限をご存じでしょうか。大手食品メーカーが工場で大量生産したり、牧場や個人で手作りしたりなど、作った時の状況次第でベーコンの賞味期限は変わります。
冷蔵保存の場合で、手作りベーコンの賞味期限は2週間から3週間程度と言われています。市販の真空パック処理されたベーコンの中には3か月以上保存できるものもあり、メーカーの製法により異なります。
ベーコンは腐るとどうなる
ある程度保存が効くベーコンですが、賞味期限を超過して腐った場合、どのような変化が生じるのかをご存じでしょうか。
普段は燻した香りが漂うベーコンですが、雑菌が繁殖すると鼻につくような酸っぱい臭いが感じられるようになります。また、ピンクがかった明るい色の肉の表面に、黄ばみ白や緑の斑点が浮かんでいることもあります。
そして、腐ったベーコンの表面を触ると、豚の脂とは違ったべたつきを感じることができます。
ベーコンを保存する5つの方法
ベーコン自体、比較的賞味期限の長い食品です。しかし、市販のベーコンなど、長い間使わずに冷蔵庫に入れたままにしておくとやはり劣化して腐っていきます。
入手したベーコンをしばらく使わない場合、どのように保存しておくことでよりベーコンを長持ちさせることができるでしょうか。
ここでは、ベーコンの適切な保存方法についていくつか挙げていきます。
1:保存袋に入れる
賞味期限まで余裕があるうちに、開封したベーコンをきっちり保存しておくことでより長持ちさせることができます。
真空パックされた市販のベーコンを開封し、空気に触れるとそこから劣化が進んでいくので、速やかにジップロックなどの専用の保存袋に入れ、袋の中の空気を抜きながら閉じてください。
すぐ使う場合は冷蔵庫で賞味期限通りに使いましょう。しばらく使わない場合は、冷凍庫で約1ヵ月を目安に保存が可能です。
2:ラップで包む
ジップロックなどの専用袋と同時にラップを使うと、より空気に触れることなくベーコンを保存することができます。
ブロックベーコンの場合は、そのままラップをベーコンに巻き付けジップロックに入れ、袋の空気を抜くようにジッパーを閉じます。
スライスベーコンの場合は、1枚ずつにラップをかけるか、数枚並べた上にラップをかけ、その上にまたベーコンを並べて重ねてラップを敷き、ジップロックに入れて保存します。
初回公開日:2018年12月18日
記載されている内容は2018年12月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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