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黄桃と白桃の違い6つ|黄桃を使ったレシピ5選

更新日:2022年04月11日

桃は、そのまま食べてもスイーツで食べても、とってもおいしい果実です。桃には白桃と黄桃があり、それぞれの特徴がありますが、その違いを説明するのは難しいのではないでしょうか。こちらの記事では、白桃と黄桃の違いと、お菓子によく合う黄桃のレシピを紹介します。

黄桃と白桃の違い6つ|黄桃を使ったレシピ5選

黄桃とは

黄桃は、名前のとおり黄色の桃で、白桃とは違う品種の桃です。桃はバラ科の植物で、食用では、白桃種と黄桃種の2種類があります。日本では白桃種の桃は生のまま、黄桃種の桃は加工品で食べることが多いです。

黄桃は世界的に、白桃よりも生産量が多く、サイズが大きい、果肉がしっかりとしている、などの特徴があります。最近は、果肉が柔らかく、甘味と酸味のバランスが良い、生食向きの黄桃も出回るようになりました。

缶詰によく使われる

黄桃は、よく缶詰めに使われます。黄桃は硬い、糖度が低い、酸味が強い、色が鮮やか、などが缶詰めに向いている理由です。黄桃は生産量が多いため安価です。缶詰めの値段も安くなり、広く流通しています。

黄桃の硬さは白桃の4倍以上と言われ、缶詰にしても型くずれしにくいです。味はシロップを使った方がおいしくなります。また色の鮮やかさは、缶詰めにすることでより美しくなります。

黄桃と白桃の違い5つ

ここからは、白桃と黄桃の違いを紹介しましょう。同じ桃でも、白桃は生で食べる、黄桃は加工品を食べる、といった習慣があるのは、それぞれの特徴にかなっているからです。

味、カロリー、成分、色、食感、価格を比べると、白桃と黄桃の特徴がよくわかります。二種類の桃の違い知って、桃をもっとおいしく食べましょう。

1:味

最初に味ですが、黄桃は、甘くて果汁たっぷりの白桃と比べると、甘味が乏しいです。ただこれは、加工用の黄桃のことです。最近は品種改良が進み、生で食べるのに適した黄桃が流通するようになりました。

生食用の黄桃は、今までの黄桃よりも食感は柔らかく、甘さも強いです。甘味と酸味のバランスがとても良く、濃厚な味が楽しめます。

2:カロリー

続いて黄桃と白桃のカロリーを、生と缶詰めに分けて比べてみます。

<生食>
・黄桃100g:約32kcal
・白桃100g:約40kcal

<缶詰>
・白桃100g:85kcal
・黄桃100g:85kcal

桃は、Lサイズが300g前後なので、大きい黄桃一個は95kcal前後、白桃一個は120kcal前後です。生では黄桃の方がやや低めのカロリーですが、缶詰では、同じカロリーです。

3:成分

続いて黄桃と白桃の成分を比べてみましょう。黄桃と白桃の両方に含まれる成分の代表は、糖分、食物繊維、カリウムです。食物繊維は便秘予防、カリウムはむくみ解消の効果があります。

黄桃と白桃で違う成分は、カロテンとポリフェノールです。黄桃はカロテン、白桃はポリフェノールを多く含んでいます。カロテンに含まれるカロテノイドも、白桃のポリフェノールも、ガンや生活習慣病の予防になると言われています。

4:色

続いて黄桃と白桃の色を、果皮と果実に分けて比べてみましょう。黄桃の果皮は、黄色一色のものと、黄色と紫に近い桃色が混じり合ったものがあり、果実はオレンジに近い黄色しています。

白桃の果皮は白一色のものと、白と桃色が混じり合ったものがあります。果実の色は、やわらかい白色をしています。

5:食感

続いて食感ですが、黄桃は硬く、白桃は柔らかいです。黄桃は品種によっては、生で食べるとゴムを噛んだような食感、と言われることもあります。黄桃の実の硬さを計ると、リンゴや梨と同じくらいです。

白桃は、とても柔らかく、口に入れた瞬間クシュッと砕けて果汁が広がります。最近流通するようになった、生食用の黄桃は、白桃と従来の黄桃の中間くらいの硬さです。適度な柔らかさと歯ごたえがが楽しめます。

6:価格

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初回公開日:2018年12月12日

記載されている内容は2018年12月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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