ベーキングパウダーの代用品とは?|重曹を使った菓子レシピ5選
更新日:2022年04月11日
お菓子作りに活躍するベーキングパウダーとは
お菓子作りのレシピによく登場するベーキングパウダーは、ケーキなどをふっくらとさせる働きがあり「ふくらし粉」とも呼ばれます。
ベーキングパウダーは液体に溶けて加熱されるとガスが発生し、お菓子の生地をふわふわにふくらませることができます。
どういう役割をするのか
ベーキングパウダーは、お菓子をふっくらとふくらませる役割があり、ホットケーキやパウンドケーキ、まんじゅうなどがフワっとしているのはベーキングパウダーの働きのおかげです。
もしベーキングパウダーを使用しないと、ベタっとした餅のような食感のお菓子になってしまいます。
成分は?
ベーキングパウダーの主な成分は以下の通りです。
・重曹:ベーキングパウダーの主な成分でアルカリ性
・酒石酸類:重曹と中和することでガスを発生させる役割がある、酸性の物質
・でんぷんなど:ベーキングパウダーが保存中に中和反応を起さないよう、アルカリ性と酸性を遮断する役割がある
アルカリと酸が液体に溶けた際の中和反応によるガスと、お菓子を焼くときに加熱することにより発生するガスにより、お菓子がふくらみます。
ベーキングパウダーの代用品は?
クリスマスやバレンタイン、お子様のおやつなどに手作りお菓子を作りたいけどベーキングパウダーがない、そんな時にベーキングパウダーの代用品を知っておけばお菓子作りをあきらめる必要はありません。
ここからは、ベーキングパウダーがない時の代用品を紹介します。
重曹
ベーキングパウダーには重曹が入っており、重曹は代用品としてもっとも適しています。最近、ナチュラルクリーニングの必須アイテムとして注目されている重曹ですが、お料理にも幅広く使えるのが重曹です。
ベーキングパウダーは開封後長期間保存していると、品質が劣化してしまいますが、重曹は劣化しないので、たまにしかお菓子作りをしない人なら、重曹を常備しておくといいでしょう。
パン用ドライイーストや酵母
ベーキングパウダーの代用品として、パン用ドライイーストや酵母が使えます。ドライイーストや酵母を使ったお菓子の生地は、30度程度に保っておくと発酵してふっくらとふくらみます。
イーストや酵母でベーキングパウダーを代用すると、発酵する時間が必要になるので、急いでいる時にはできません。またイーストや酵母の香りや風味が出るので、ベーキングパウダーを使った味とは違う味になってしまいます。
ホットケーキミックス
ホットケーキミックスにはあらかじめベーキングパウダーと同様の成分が入っているので、ベーキングパウダーがない時には小麦粉とベーキングパウダーをホットケーキミックスで代用できます。
ホットケーキミックスはクッキーや蒸しパン、パウンドケーキなども作れますが、香料が入っているので、和風のお菓子には向かない場合があります。
ベーキングパウダーを重曹で代用する方法
初回公開日:2018年12月11日
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