管理費は家賃とは別なのか・生活保護・共益費との違い|毎月
更新日:2022年04月11日
不動産屋さんに行きお部屋を借りたいと相談をしたときに、借りたい物件の家賃や管理費の値段を下げて欲しいと感じた場合は、不動産屋さんの担当者の方にお願いをして値下げ交渉をすることができます。
基本的に「家賃や管理費」には値段の決まりがないので物件を所有している大家さんが好きに設定をして良いことになっています。実際に大家さん側も「管理費」として所有している物件を維持する上で支払っている金額もありますが交渉してみる価値はあります。
ダメ元で家賃と管理費の値段交渉をお願いしてみましょう。ちなみに管理費の値下げを交渉するなら管理費よりも家賃を少し安くして貰った方が契約を結ぶときに支払う契約金に比例してくるのでお得になります。
家賃の管理費に消費税はかかるのか
共益費の消費税に関しては、原則として「すべて非課税扱い」として扱う事と定められています。理由は国税庁の方で「集合住宅の家賃と共益費と管理料等」の課税か非課税の判定の仕方については以下のように発表しています。
住宅を他者と共同で利用する上で、居住者が共通に使用すると認められる部分の費用を居住者に負担させるものについての費用「共益費」と「管理費等」その科目や名称にかかわらず非課税とするです。
この事から共益費の消費税に関しては大家も借家人も消費税に関しては「非課税」と仕訳する事になります。
課税
共益費・管理費に関する消費税については、家賃同様、住宅契約の場合は非課税、事務所や店舗での利用を前提とした契約の場合は課税取引とされています
賃貸借契約書に記載されている契約が「居住用か事業用」かにより異なります。事務所とかお店など事業用家賃であれば課税対象となります。居住用家賃なら非課税対象となります。
居住用家賃が非課税とされているのは社会政策的なものから来ている配慮に基づくことからと考えられています。
賃貸物件にある管理費とは
あまり必要に見えない管理費は、実は支払う必要がある大切なお金です。普段はアパートやマンションの設備に付いて意識することが無いので忘れてしまいがちですがお部屋以外の共用スペースに使われています。ムダに支払わされている訳ではありません。
でも管理費として支払う金額に付いての相場はある程度決まっていますが、実際の値段は大家さんの気持ち次第で変わることが多いです。
契約ときの形式も「家賃の中に管理費込みで値段を記して欲しい」など要望があるのであれば不動産屋さんの担当者を通して一度相談をしてみましょう。借りたいと言ってるお客さんの声を聞いてくれる優しい大家さんの可能性もあります。
新しいお部屋生活を快適に過ごせるように恥ずかしいと感じてもダメ元で相談をしてみましょう。一つのマンションの中でもお部屋によって値段が違うことが意外とあります。貸し出した時期やお部屋の状況によっても値段が変わります。
初回公開日:2018年01月17日
記載されている内容は2018年01月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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