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国会図書館について・利用法・サービス6つ・見学ツアー

更新日:2022年04月11日

国会図書館には、日本で発行されたあらゆる出版物が集められています。あなたが探していた資料や絶版になって、もう読めないとあきらめていた本がきっと見つかります。この記事では国会図書館の利用法・提供するサービス・ガイドツアーについて紹介しています。

国会図書館について・利用法・サービス6つ・見学ツアー

国会図書館とは

国立国会図書館は、国会議員の調査研究に資するために設立された、国会に属する図書館です。

国立国会図書館法という法律の中で、出版物の発行者は出版物を国立国会図書館に納入することが義務付けられているので、日本で発行されたすべての出版物が国会図書館に保管されています。

国会図書館の役割

国会図書館は、国会へのサービス、行政・司法へのサービス、国民へのサービスという3つの役割があります。

国会へは、調査や情報提供の面で国会の諸活動をサポートしています。行政・司法へは、各府省庁や最高裁判所に支部図書館を置いて、資料の貸出し、コピー、レファレンスなどの図書館サービスを行っています。

国民へは来館者向けのサービスや他の図書館を通じたサービス、オンラインサービスを提供しています。

行き方

国会図書館の所在地は、東京都千代田区永田町です。駐車場や駐輪場はありますが、混雑していることが多いので公共交通機関を使って行きましょう。

東京メトロ有楽町線・半蔵門線・南北線の永田町駅から徒歩5~8分、千代田線・丸ノ内線の国会議事堂駅から徒歩約12分、都営バスを使う場合は、橋63系統「国会議事堂前」から徒歩5分です。

誰が運営しているの?

国会図書館は立法府である国会に属しており、国会図書館を運営する費用は、すべて国費によってまかなわれています。国会図書館の館長は、衆・参両議院の議長が両議院の議員運営委員会で協議をし、国会の承認を得て任命します。

国会図書館にかかる予算は、施設整備費用を除き平成30年度で約181億9000万円、そのうち資料に関わる経費は約23億4000万円になります。

国会図書館の利用法

国会図書館は、国会や行政・司法の活動に大きな役割を果たしていますが、一般国民も国会図書館を利用することができます。ここからは国会図書館の利用者資格、18歳未満で利用する方法、国会図書館で利用できるサービスについて紹介します。

利用者資格

国会図書館は、満18歳以上であれば誰でも入館・利用できます。ただし赤ちゃんや子どもを同伴しての入館はできません。

国会図書館の蔵書は1点しかない貴重なものも多く、資料の破損・亡失を防ぐ必要があります。このため利用者は事前に利用者登録をして、責任を持った利用をすることが求められています。

利用者登録をしなくても国会図書館を利用することはできますが、利用できるサービスが限られてしまいます。

18歳未満の場合

国会図書館を利用できるのは原則として満18歳以上と定められていますが、16歳・17歳の人でも学校のレポートや卒論執筆のために必要と認められた場合は、国会図書館を利用できます。まずは学校や一般の図書館で希望する資料を取り寄せられるか相談しましょう。

国会図書館にしかない資料を利用したい場合は、オンラインで希望する資料のタイトル・請求記号を調べ利用申請書を提出します。詳細は以下のリンクを参照してください。

国会図書館が行っているサービス

国会図書館が提供するサービスのは数多くありますが、メインとなるサービスは6つあります。

1.国会へのサービス
2.行政・司法へのサービス
3.国民一般向けサービス
4.コピーサービス
5.オンラインで蔵書リサーチ
6.電話での問い合わせ

ここからは、これら6つのサービスについて紹介していきます。

次のページ:国会図書館のフロア案内

初回公開日:2018年07月26日

記載されている内容は2018年07月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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