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スチームアイロンの使い方2通り|かけ方のコツ3つ・注意点など

更新日:2025年03月05日

衣類の気になるシワ、出掛けに見つけてしまって慌てた経験はありませんか。そんな時に活躍してくれるのがスチームアイロンです。最近では、ハンガーに衣類をかけたまま使えるものなど、手軽にシワが伸ばせます。この記事では、スチームアイロンの使い方やコツなどをご紹介します。

衣類の気になるシワ、出掛けに見つけてしまって慌てた経験はありませんか。そんな時に活躍してくれるのがスチームアイロンです。最近では、ハンガーに衣類をかけたまま使えるものなど、手軽にシワが伸ばせます。この記事では、スチームアイロンの使い方やコツなどをご紹介します。
シャツをアイロンする際には、まず手でシワを伸ばしましょう。アイロンの使い方としては袖、袖口、肩、右前身頃、背中、左前身頃、襟の順に当てていきます。

襟や、前立て、カフスなど、目立つ部分はきっちりと形をつけるためにスチームをしっかりかけて押さえるようにしましょう。アイロンの直後は湿気や熱が残っているため、しばらくハンガーにかけて乾かしてください。すぐに着用してしまうと、シワになりやすいです。

使い方のコツ2:パンツやスラックス

スラックスへの使い方としては、スチームのみであっても当て布をした方が良いです。テカリがでてしまう可能性があります。

折り目をきっちり形良くつけるためには、スチームでシワを伸ばす使い方が重要です。スチームの熱で丁寧に伸ばしていきましょう。スラックスの上に当て布をし、アイロンは直接あてずに少し浮かせた状態でスチームをかけます。

その後は腰、膝、足全体の順にアイロンをかけていきましょう。

使い方のコツ3:セーター

セーターへの使い方としては、熱に弱い繊維で作られているために直接アイロンを当てないようにします。

生地から浮かせるようにして、スチームをかけていきましょう。繊維を傷ませることなく、シワを伸ばすことができます。それだけでなく、蒸気には繊維を膨らませる作用があるため、洗濯などによる伸び縮みを直してくれる効果もあります。

傷みやすいセーターも、スチームを用いた使い方によって綺麗な状態で保つことができます。

しわの取り方

衣類のシワというのは、その繊維の種類によって付きかたや伸び方に違いがあります。シワになりやすいもの、伸びにくいものは特にしっかりとアイロンをかけなければ綺麗に仕上がりません。

シワの伸びにくいものはドライアイロンやドライモードの方が適しており、熱と力を使うことでしっかり伸ばすことができます。また、水分に弱い繊維にもドライを使いましょう。

方法1:綿や麻のとき

綿や麻はシワが伸びにくい繊維素材です。そのため、スチームアイロンではドライモードでしっかり熱と力を加えて伸ばします。とは言え、水分がなければ伸びません。スチームを念入りにかけるか、霧吹きなどで水分を含ませてからアイロンを滑らせ押さえましょう。

通常のスチームでは水分が細かいため湿らせるにはあまり適しておらず、直接的な霧吹きか、スチームアイロンの「スプレーモード」を使用するのが適した使い方でしょう。

方法2:シルクのとき

シルクは水分に弱い繊維であるため、こちらもドライモードの方が適した使い方となります。綿や麻とはことなり、霧吹きやスチームアイロンの「スプレーモード」は厳禁です。シミの原因となりますので混同しないように気をつけましょう。

140℃~160℃の中温でかけるとシワが伸びやすくオススメです。

折り目をつけたいとき

折り目をつける場合には、スチームアイロンが適しています。スチームで余分なシワを伸ばしつつ、折り目を綺麗につけることができます。また、折り目をつけるために力を加えることで生地が寝てしまうとテカリの原因になりますが、スチームは繊維を膨らませる作用があるのでテカらせる心配もありません。

当て布をしてアイロンを当てましょう。ハンガーにかけて行う場合は、当て布をアイロンに巻く使い方が良いです。

スカートやスラックス

プリーツスカートやスラックスは折り目が緩んでいると綺麗なシルエットが出ません。こまめに折り目を整えてあげましょう。

スラックスは股下から裾までの縫い目を合わせたときのラインに折り目を付けます。後が残っている場合にはそれに沿ってつければ良いでしょう。

スカートはひだの数によって折り目の数も多いため、クリップなどで折り目を固定してからアイロンをかけるとスムーズです。いずれの場合にも当て布を挟んで行います。

注意点

スチームアイロンの使い方に関する注意点としては、水分に弱い繊維素材には使用しないようにすることです。水分はしっかりとシワを伸ばすために必要ですが、素材の性質に合わせることが第一です。

また、スチームアイロンに限らずアイロンをかける際には、衣類を傷めないような配慮が大切です。高温で形をつくるという作業であるため、衣類には少なからず負担がかかっています。

短時間に効率よく行うことは洋服のためです。

注意点1:当て布が必要な素材

次のページ: スチームアイロンのメンテナンス

初回公開日:2017年12月13日

記載されている内容は2017年12月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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