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さつまいもの栽培方法|家庭菜園での栽培のコツ・害虫駆除

更新日:2020年08月28日

野菜が苦手な子どもも食べられる、そんなさつまいもは甘くて栄養も豊富。子どもも、大人も好きな方は、多いのではないでしょうか。実は、さつまいもは野菜を育てたことのない家庭菜園の初心者の方にも野菜です。今回はさつまいもの栽培方法をご紹介します。

さつまいもの栽培方法|家庭菜園での栽培のコツ・害虫駆除

さつまいもは土がポイント

さつまいもは、やや酸性の土壌を好みます。好適土壌pHは、5.5〜6.0です。市販の培養土をそのままでも栽培することができますが、苦土石灰などで調節する方法もあります。ですが、その場合は苦土石灰の量を控え目にするのが育て方のポイントです。

水はけのよい痩せた土地で育て、ツルを繁茂させないのがサツマイモ栽培のコツ。

さつまいもの育て方4:つるからの育て方

さつまいもの芽が伸びたものを「つる」と呼びます。芽が伸びつるが伸び葉がついたところを苗として栽培していきます。

さつまいものつるが伸びて広がってきたら「つる返し」という作業をしていきます。長くなったさつまいものつるを畝の中央に寄せたりそのほかに空いているスペースがあれば動かしていきます。この作業をすることがさつまいもの上手な育て方のポイントです。

さつまいもの育て方5:芽からの育て方

さつまいもから出た芽が伸びたものがさつまいものつる苗といいます。ある程度の長さに芽が育ち葉が茂ってきたら、先端から5節あたりを目安に切りつる苗として使用します。

株間は30㎝程度あけて、畝幅は90㎝程で植え付けるのが育て方のポイントです。畑など広い敷地があれば、もっと余裕をもたせた間隔で植え付けても良いでしょう。必ず、通気の良く日当たりの良い場所で栽培するのが上手な育て方のポイントです。

さつまいもを育てるときの注意点

実は、さつまいもはあまり肥料を多く必要としません。肥料が多いと蔓ボケの原因となりますので、控え目にもしくは入れないくらいがさつまいもの上手な育て方の肥料の量です。

このように、やせた土地でも良く育ち栽培も容易であることから、日本が食べるものに不自由していた時代の救世主とも呼べる存在でした。

さつまいもを育てるときの注意点1:水やり

さつまいもの上手な育て方の水やりのポイントは、苗から出た根がしっかり根付くまで土壌が乾燥したらたっぷりと水やりをすることです。

さつまいもに寄り付く害虫は、ネキリムシ・ヨトウムシ・ハリガネムシなどです。さつまいもを害虫や病気から守るために、土壌の水はけを良く保ち風通しを良くし日当たりの良いところでさつまいもを栽培するのが育て方のポイントです。

さつまいもを育てるときの注意点2:収穫

まずは、さつまいもをいくつか試し掘りをして芋の状態を観察してから収穫の時期を判断するようにしましょう。さつまいもは低温にあたると腐ることがありますので、必ず霜が降る前に収穫をすませておくことが最後の育て方のポイントです。

収穫したさつまいもは、段ボールや発泡スチロールに入れ10度以上保てる場所で貯蔵します。保存のポイントは、さつまいもを冷やさないことです。

さつまいもが寒害で弱ってしまったときの対処方法

さつまいもが寒害で弱ってしまった場合、対処法はありません。そのため、寒害にならないよう、温度を一定に保つ事が大切です。

また、貯蓄にに適したさつまいもを選ぶ事が大切で、霜が降りる前に収穫したもの、植付けから収穫までの日数がおおむね120日~150日(5か月)以内のもの、病害虫の被害や作業による傷がないものです。

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初回公開日:2017年12月07日

記載されている内容は2017年12月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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