フェイクグリーンテラリウムの材料と作り方|アレンジ3つ
更新日:2020年08月28日
テラリウムとは
テラリウムとは、ガラス容器の中で陸上の生き物を飼育・栽培する方法のことです。水槽や金魚鉢などでもできます。
テラは土地や陸地、地球のことなので、小さな地球を育ててインテリアとして飾れる方法とも言えるでしょう。手のひらサイズでも楽しめますし、インテリアとしてが高まっています。ミニチュアが好きな方もきっとハマることでしょう。小さなお庭の感覚で作れます。
テラリウムの歴史
テラリウムは、イギリス発祥であると言われており、200年ほどの歴史があります。植物を単体で置くのではなく、土や昆虫などとともに置くことで育てやすくなるということが発見されたのがきっかけです。ガラス容器の中に置かれていたのが現在の形にも残っています。
現在では、インテリアなどとしての美的価値も見出され、さまざまなテラリウムが作られています。手のひらサイズから温室規模のものまで幅広くあります。
テラリウムは自然の縮図
テラリウムは自然の縮図と言えます。植物単体ではないので、テラリウムの中には生態系が作られています。
生態系があるということはそれぞれに関係性があるということです。その関係性は、人工物ばかりで作られたものにはなかなかない関係性です。また、生態系があるということは、物質が循環しているということでもあります。フェイクテラリウムには物質の循環はありません。
テラリウムの種類
テラリウムには、いくつか種類があります。以下にて、置型、ハンギング型、アクアテラリウム型の3つをご紹介します。
それぞれの特徴をつかんでテラリウムを作るときの参考にしましょう。フェイクで作りやすいのは、置き型とハンギング型です。アクアテラリウムは水換えなどが必要ですし、水陸両方を表現する方法なので、それなりの大きさが必要になります。
種類1:置き型
1つ目はテラリウムの中で最もベーシックなものと言える置き型のテラリウムです。容器を工夫して、形にこだわると良いでしょう。
手のひらサイズのものが多いですが、それよりももっと大きなものも作れます。中に入れる植物によって雰囲気を変えられるので、ご自分の好みで入れる植物を考えましょう。注意点は、湿気が好きな植物や動物もいれば、湿気が苦手な生物もいるので、それらを混在させないようにすることです。
種類2:ハンギング型
2つ目はハンギング型のテラリウムです。フックでカーテンレールに取り付けたり、あるいはハンギングツリーで吊るして好きなところに置いたりできます。
吊るせることで、置き場所に広がりが出ます。手のひらサイズか、それよりも小さな物が多いです。エアープランツや多肉植物、サボテンなどが使われることが多いです。中には、容器の中にツリーハウスなどを入れたりする人もいます。
種類3:アクアテラリウム型
アクアリウムとテラリウムの合体版がアクアテラリウム型です。水陸両方のようすを再現できます。
アクアテラリウムは手のひらサイズというよりは、水槽で作られることが多いので、大型です。小さなものでも金魚鉢程度の大きさは必要でしょう。アクアテラリウムの中で、両生類や爬虫類を飼う人もいます。小エビなども飼えるでしょう。
コケリウムとの違い
初回公開日:2018年09月14日
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