ダニに刺されたら|特徴・症状別の対処法・市販薬
更新日:2020年08月28日
かゆみ
ダニに刺された場合は激しい痒みを感じますが強く掻きむしってはいけません。症状が悪化してしまいます。ダニに刺されて痒い場合には病院で診察するのが一番良いですが病院に行けない場合の対処として市販の薬を塗りましょう。
特にステロイド系の薬はかゆみに有効です。痒みを抑えできるだけ触らないようにしましょう。また、薬が手元にない場合はまず患部を洗い、冷やしたタオルなどで抑炎症するのを抑えましょう。
腫れ
ダニに刺された場合、痒みや痛みと共に赤く腫れあがってしまいます。腫れてしまったときの対処法としてはこれ以上腫れがひどくならないように触れないことです。腫れてもなお我慢できない痒さに襲われるため掻きむしってしまい余計に腫れが増します。痒みを抑える薬や患部を冷やすなどしてできるだけ触らないようにしましょう。
腫れて掻きむしってしまうと水ぶくれができたり腫れが悪化してしまい跡が残りやすくなったり長期にわたって治らないという可能性が高くなってしまいます。
痛み
ダニに刺され痒みが強いと激しくかいてしまい、掻きすぎて痛みを伴う場合があります。ダニに刺されて痛いというよりかはダニに刺されかくのを抑えられずたくさんかいてしまい、その結果炎症してしまい痛みを感じることになります。痛みを感じるまでかかないようにし痒みを感じた時点で薬を塗り病院に行くなどして対処しましょう。
熱
ダニに刺され熱が出たときはSFTSを疑いましょう。マダニに刺された場合、高温の熱が出ます。また、頭痛や腹痛など風邪に似た症状が出るので気づかない場合が多いですがほっておいて重症化すると最悪の場合死に至るケースもありますのでダニに刺され熱が出た場合は必ず病院で診察してもらいましょう。
水ぶくれ
痒みが激しく強く何度もかいてしまうと皮膚が傷つき水ぶくれができてしまうことがあります。水ぶくれは傷を早く治すための成分が含まれています。この水ぶくれができてしまった後もかいてしまったり潰してしまったりするとそこから菌が入って症状が悪化したり感染症にかかったりしてしまいます。
また、水ぶくれを潰してしまうとダニに刺された跡が残りやすくなってしまうので潰したり強くかいたりすることを避け、痒みを抑える効果のある「ジフェンヒドラミン」や「クロタミトン」の成分の入った薬を塗りましょう。
化膿
ダニに刺されて化膿することは普通ありませんが多くかいてしまうと傷ができそこからそこから菌が入り炎症、化膿してしまうことがあります。ダニに刺された場合はステロイド系の薬が一番良いですが化膿してしまってる場合はステロイド系の薬は使わず抗生物質が一番良いです。抗生物質は医師の処方箋があってもらえる薬なので化膿して膿が出てしまったら病院に行き診断してもらいましょう。
跡が残ってしまった場合
どれだけかかないように注意をしてもかいてしまって跡が残ってしまう場合もあります。もし跡が残ってしまった場合は皮膚科に相談しレーザー治療をしてもらう方法が一番です。しかし、そうもいきません。跡が残ってしまった場合はシミと同じように新陳代謝を高め、シミ消しなどに有効な薬品を使用しましょう。
新陳代謝を高める
ビタミンCを摂ると新陳代謝が上がります。市販のサプリや食事のなかでもビタミンCを意識して摂りましょう。
クリームを塗る
シミと同じように美白美容液をつけるのも効果的です。跡ができてしまった直後から毎日塗り続けるとおよそ一か月ほどで薄くなっていきます。放っておくとシミのような跡になってしまい跡が残ったままになってしまうので早めに対策しましょう。
また跡が残っている部分は乾燥してしまっているので保湿クリームなどを塗ると良いでしょう。乾燥しないように気を付け、シミ対策の薬を塗ることで早く治ります。
何に刺されたか分からない場合
初回公開日:2017年10月12日
記載されている内容は2017年10月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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