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【種類別】砂糖の特徴・カロリー・料理|メレンゲ/生クリーム

更新日:2020年08月28日

私たちの生活に欠かせない砂糖ですが、一口に砂糖と言ってもさまざまな種類があります。どの砂糖が体にいいの?赤ちゃんに与えてもいいの?どの料理に合うの?砂糖それぞれの特徴を把握して、料理やお菓子作りはもちろん、健康管理にも役立てていきましょう。

【種類別】砂糖の特徴・カロリー・料理|メレンゲ/生クリーム

てんさい糖の原料である砂糖大根は、北海道などの寒冷地で栽培されています。砂糖大根を材料とする砂糖は「てんさい糖」一種類です。

寒冷地で採れるものは体を温める作用があると言われています。そのため、砂糖大根から作られる「てんさい糖」はサトウキビから作られる種類と違い、体を温めると言われています。体が冷えやすいと感じる方や妊活中・妊娠中の方は、てんさい糖を選ぶことをします。また、てんさい糖にはオリゴ糖も含まれているので、お腹にも優しい砂糖といえます。

完全に精製されていない砂糖を選びましょう

砂糖を作る過程で、不純物を取り除き、甘みだけを抽出する作業を精製と言います。砂糖には精製されている物とそうでない物の2種類があり、体に与える影響がそれぞれ異なります。

精製された種類の砂糖は低血糖が起こりやすい

上白糖やグラニュー糖、三温糖などの精製されて作られる種類の砂糖は、消化や吸収が早く、血中の糖分濃度(血糖値)が急激に上昇します。血糖値が急上昇するとインスリンが大量分泌されて血糖値を急降下させ、元の状態へ戻そうとします。急激な血糖値の低下は、体温も低下させます。エネルギーの消耗も早いので、血糖値を激しく上下させる傾向にあります。

精製されていない種類の砂糖は血糖値を安定させる

黒砂糖、てんさい糖、ココナッツシュガーなどの精製されていない種類の砂糖は、消化や吸収が緩やかで血糖値の急上昇、急降下も少ないのが特徴です。その結果量が少なくても血糖値を安定させるので、糖を余分に欲することなく、穏やかな気持ちで過ごすことができる効果があるといわれています。

ミネラルが豊富な種類の砂糖を選びましょう

ミネラルが含まれている砂糖と言えば「黒砂糖」「きび糖」「てんさい糖」「ココナッツシュガー」などの種類があげられます。このミネラルという栄養素は、私たちの体の調整役をしている大事なもので、不足すると肌荒れや貧血、ホルモンバランスの崩れなどを引き起こすこともあります。

精製によってミネラルが取り除かれてしまった種類のものより、黒砂糖やてんさい糖などミネラルが残った種類を選ぶ方が体に良いと言えます。

離乳食に使用出来る砂糖の種類

赤ちゃんが初めて口にする食事である離乳食は、安全で体に良いものを食べさせたいと考える方は大変多いでしょう。ここではまず、赤ちゃんに与えても安心な砂糖の種類や、いつ頃から赤ちゃんに砂糖入りの離乳食を与えても良いのかを説明していきます。

赤ちゃんにとっての砂糖とは

赤ちゃんにとって甘い味はとても食べやすいです。甘いものを与えれば喜んで食べますが、まだ早い時期に砂糖を与えてしまうとその味を覚え、どんどん欲しがるようになってしまいます。また、砂糖の強い甘味により味覚形成が邪魔されてしまうので、他の味覚形成に影響が出ることがあります。

そうなると、将来的に生活習慣病や糖尿病になる確率も上がってしまうので、気をつけたいところです。最近では子供の糖尿病も増えてきています。離乳食の頃からは十分に味付けには気をつけましょう。

赤ちゃんはいつ頃から砂糖を食べて良いの?

まず、離乳初期の5−6ヶ月頃は、砂糖は一切与えない方が良いでしょう。赤ちゃんの味覚はとても敏感なため、食材の素材の味だけでも十分味わえます。

離乳食中期の7ヶ月からそれ以降は、少しずつ風味付け程度に砂糖を使用する分には大丈夫です。ただし、入れすぎないように十分に気をつけて控えめに使うようにしましょう。だいたい、一食で2-2.5gが目安です。離乳食後期の9−11ヶ月の頃には、食べる量もだいぶしっかりしてくる子も多いかと思われますが、引き続き砂糖の量は控えめにしましょう。1回につき3gまでが目安です。

離乳食完了期の1歳ー1歳6ヶ月の頃は、大人と同じものが食べられるようになるため、砂糖を使用する量も多くなりがちです。しかしこの時も使用は控えめに、1日3gまでにしましょう。砂糖を使うより、甘い食材であるさつまいもやりんご、バナナなどを使い、素材の味を生かした味付けの離乳食をします。

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初回公開日:2017年11月22日

記載されている内容は2017年11月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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