【種類別】砂糖の特徴・カロリー・料理|メレンゲ/生クリーム
更新日:2020年08月28日
赤ちゃんい良い砂糖はどれでしょう
数ある砂糖の種類の中で、赤ちゃんの離乳食に適している種類は何が望ましいでしょうか。まず、上白糖や白砂糖は、精製加工されており甘味が強く赤ちゃんの舌には刺激が強すぎるためあまり良くありません。
どうしても離乳食に砂糖を使った味付けをしたい場合は、精製されていない「てんさい糖」を使うと良いでしょう。てんさい糖にはオリゴ糖が含まれているので、赤ちゃんのお腹にもやさしいです。ちなみに、きび砂糖には最近事故にもあったボツリヌス菌が含まれていることがあるそうで、1歳未満の赤ちゃんには使わない方が良いでしょう。
しかし、他の種類の砂糖と同様に、てんさい糖であっても量に気をつけることは大切です。なるべく砂糖を使わずに調理することを心がけ、使うときはごく少量にしましょう。
砂糖の種類別カロリー
砂糖というと、一般的にはカロリーが高い食材の代表とも言えるイメージがありますが、実際のカロリーはどのぐらいなのでしょうか。ここでは種類ごとに見ていきましょう。
砂糖の種類 | kcal/100g | kcal/大さじ1 約9g |
---|---|---|
上白糖 | 384kcal | 35kcal |
三温糖 | 382kcal | 34kcal |
グラニュー糖 | 387kcal | 46kcal |
白ざら糖 | 387kcal | 58kcal |
中ざら糖 | 387kcal | 58kcal |
和三盆糖 | 383kcal | 34kcal |
角砂糖 | 387kcal | 19kcal |
氷砂糖 | 387kcal | 15kcal |
粉糖 | 386kcal | 27kcal |
黒糖 | 354kcal | 32kcal |
このような結果になっています。皆さんが抱いている砂糖のイメージと比べて、それぞれの種類のカロリーの差はいかがでしたでしょうか。これから砂糖を選ぶ際の参考になさってください。
飲み物、料理別砂糖の種類
皆さんは普段、料理や飲み物の種類によって、使用する砂糖の種類も変えていらっしゃいますか?砂糖にはそれぞれの種類によって特徴があり、食事や飲み物の味や仕上がりを引き立てる役割もしています。どの砂糖が何に合うのか、例を見ていきましょう。
エスプレッソ
日本ではエスプレッソそのものの味わいを楽しむために、何も入れずに飲む方も多いですが、エスプレッソ発祥の地イタリアでは、砂糖を入れるのが一般的と言われています。エスプレッソにはどのような種類の砂糖が合うのでしょうか。
コーヒーや紅茶に加えることの多いグラニュー糖はエスプレッソにも適しています。溶けやすく、風味にもクセがないためエスプレッソの味を変えることなく楽しむことができます。上白糖も同じ理由でできます。
生クリーム
生クリームを泡立てる際に種類は、「上白糖」か「グラニュー糖」です。
どちらもさっと溶けやすく、手早く泡立てるのがコツの生クリーム作りには最適です。
ちなみに上白糖を使うと甘みの強いコクのある生クリーム、グラニュー糖を使うとあっさりとした甘さの生クリームに仕上がります。お好みで使い分けましょう。
チーズケーキ
チーズケーキを作る時は、仕上がりの色やチーズの風味をじゃましないよう、クセのない「上白糖」か「グラニュー糖」を使用するのがです。
メレンゲ
メレンゲを作るのに最適なのは、すっきりした味わいでさっと溶けやすい「グラニュー糖」か「粉砂糖」を使うのが良いでしょう。特に粉砂糖を使うと、きめ細やかなメレンゲができると言う人もいます。ただし、電動マシーンを使って泡立てる時などは、高速のビーターで粉砂糖が舞い散りやすいので注意しましょう。
梅シロップ
初回公開日:2017年11月22日
記載されている内容は2017年11月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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