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玄米の圧力鍋での炊き方・圧力鍋|浸水なし/もちもち

更新日:2020年08月28日

玄米を炊くと聞くと、難しくて大変なイメージはありませんか。今回は圧力鍋を使って玄米をおいしく、もちもちに炊き上げる方法をご紹介いたします。玄米に圧力鍋や、玄米ご飯を使ったアレンジのほか、押さえておきたいポイントを丁寧にご紹介しています。

玄米の圧力鍋での炊き方・圧力鍋|浸水なし/もちもち

酵素玄米とは

「酵素玄米」は別名「寝かせ玄米」とも言います。その名のとおり、玄米を一定時間保存し「寝かせ」た玄米のことを言います。

もともと玄米の胚芽部分に含まれていた酵素が、炊きあがり、保存してる間に働き、たんぱく質などを分解されます。消化吸収が、普通の玄米よりもよく、うまみもアップするということで話題になっています。

酵素玄米を圧力鍋で炊く

では、酵素玄米はどうやって作るのか見てみましょう。

一般的に、酵素玄米は小豆と一緒に炊くことが多くなっています。小豆にはポリフェノールが多く、一緒に食べることで、より健康的な食事になるからです。

酵素玄米は、炊き上げるまでは普通の玄米の炊き方と同じです。ただし小豆も一緒に炊くため、小豆に水分が含まれるよう浸水時間はしっかりとることをします。

炊きあがった玄米を底から返し、そのまま炊飯器の保温で3日保存します。暖かい状態で保存することで、酵素を働かせ、発酵させます。一日一回混ぜて様子を見てみましょう。3日後が食べごろになります。保存するだけなので、とても簡単の食卓に取り入れることができます。

また、季節や室内の温度など保存する状況によって、玄米の状態も変わるので、品質管理には注意が必要です。

玄米を圧力鍋でもちもちに炊くポイント

最後に、もう一度玄米を圧力鍋で炊いて、もちもちに仕上げるポイントを細かくおさらいしてみましょう。

ここでは、水加減、火加減、圧力をかける時間の3点に注目しています。それぞれ、好みの炊きあがりがあるので、このポイントを押さえながら、実際に炊いてみて、自分好みのレシピを探してみましょう。

ポイント1:水加減

まずは水加減です。

玄米を軽く洗い、ごみなどをしっかり落とします。水は、通常の白米を炊く場合の水の量の1.3倍です。ただし、仕上がりの柔らかさに好みがあるので、1.2~1.5倍くらいの範囲で、いろいろ試してみるとよいでしょう。

また、圧力鍋の利点として、浸水時間がない(または短い)場合でも、おいしくもちもちに炊くことができます。浸水をしない場合、玄米が水を吸う時間がなくなりますので、やや、水の量は少ないほうが、良い炊きあがり加減を得られます。

ポイント2:火加減

次に火加減を見てみましょう。簡単にまとめると、はじめは中火、次に弱火、最後に強くしてから火を落としてそのまま蒸らす、という流れになります。

それでは、圧力鍋で玄米に圧力をかけるとき、この火加減の流れを、どれほどの時間で調理すればよいのでしょうか。具体的に見てみましょう。火にかける時間は、だいたい2~5合程度の玄米を圧力鍋で炊く場合の時間にしています。

ポイント3:圧力をかける時間

まずは中火で火にかけます。いきなり強火にするよりも、やや弱い中火程度の火加減でしっかり圧がかかるまでゆっくり待ちましょう。家庭のコンロや圧力鍋の癖によって、多少差は出ますが10分程度とみておくとよいでしょう。

その後、水蒸気が上がり、しっかりと圧力がかかったのを確認したら、そのまま1~2分中火から強火程度の火力で様子を見ます。この時、圧力がかかってすぐに火を弱めないように注意しましょう。

1~2分、やや強めの火で圧力をかけた後は一番弱い弱火に変更します。そのまま15~18分程度、弱火のままじっくり火を通します。最後に火を止める前に、もう一度強火に変えて、一気に水蒸気をあげてから火を落とします。このままふたは開けずに15分蒸らします。

炊く玄米の量が多いときは、弱火にかける時間を、少し長くするとよいでしょう。

玄米を使ったレシピ

それでは、玄米を使ったアレンジレシピをご紹介します。

次のページ:ひよこ豆のボリューム☆玄米ライスサラダ

初回公開日:2018年03月28日

記載されている内容は2018年03月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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