カルテスエッセンの魅力|食事8種・日本風9種・ダイエット効果
更新日:2022年04月11日
カルテスエッセンとは
カルテスエッセンという言葉を知っていますか。日本人にとっては馴染みがありませんが、とても合理的だと注目されているドイツの伝統的な食文化です。カルテスエッセンとはどんな食事なのか詳しく見ていきましょう。
ドイツ式の夕食
カルテスエッセンとは、ドイツ式の夕食のことで日本語に直訳すると「冷たい食事」という意味になります。ドイツでは夕食は、火を使わずに作れる簡単なもので済ませることがほとんどです。
ドイツは女性の就業率が高く、結婚し子どもを産んでも働く女性が多い国です。そのため、女性の家事への負担を減らす目的から、このような食事文化が根付きました。共働きの女性にとってはうらやましい文化です。
火を使わない簡単な食事
火を使わない簡単な食事がどんなものかというと、パンにハムやサラダなどが挙げられます。まさに火を使わない「冷たい食事」です。
日本人にとってはランチのような食事内容ですが、これがドイツの伝統的な食文化です。朝もパンにヨーグルトなど軽めに食事を摂り、唯一がっつり食事を摂るのがお昼ごはんです。
カルテスエッセンの魅力
夕食は家族団らんの場でもありますし、食育などのことを考えると、夕食はきちんとしたものを食べたいと考えてしまいます。
日本人の感覚からすると、夕食がパンとハムなんて手抜きと思いがちですが、カルテスエッセンには意外な魅力があります。カルテスエッセンの魅力とはどんなものか見ていきましょう。
夕食づくりの時短
最もわかりやすい魅力は、夕食づくりの時短ではないでしょうか。カルテスエッセンのように火を使わない簡単な食事で済ませれば、夕食づくりにほとんど時間はかかりません。
煮込む・炒める・焼くなど、今まで夕食づくりにかけてきた時間を大幅に短縮することができます。仕事で疲れて帰ってきても負担になりません。
朝起きたとき胃の調子が良い
夜食事を摂ると、当然ですが胃が食べ物を消化するために動きます。カルテスエッセンのように軽い夕食で済ませると、満腹にならないので胃への負担が減り、胃の調子が良い状態で起きられます。
また、胃への負担が減ると睡眠の質も向上することから、すっきりと目覚めることができます。
ガス代の節約
カルテスエッセンは火を使わないので、ガス代の節約にもなります。煮たり炒めたりで使うガス代も、毎日の事になればそれなりの料金になります。
夕食にカルテスエッセンを取り入れれば、夕食の準備も楽になるうえに、毎月のガス代の節約にもなります。
家族の時間が増える
夕食にかかる時間はつくるだけではありません。テーブルを拭いたり、お皿を洗ったり、食べ終わった後の後片付けにも時間がかかります。
カルテスエッセンは、切ってお皿に盛るだけなので準備も後片付けも時短になります。夕食づくりにかかるすべての時間が時短になるとその分だけ家族とゆっくりする時間が増えます。
献立で悩まない
初回公開日:2018年11月12日
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