銅鍋の正しい手入れ方法6つ|銅鍋の活用レシピ5選
更新日:2022年04月11日
銅鍋とは
そもそも銅鍋とはどのようなものでしょうか。キッチンで陳列されている鍋にも色々な形状のものがあります。
一般的に使われている「アルミ鍋」「ステンレス鍋」「ホーロー鍋」と「銅鍋」とは、どのような違いがあるのでしょう。まず、銅鍋の特徴やメリットについて詳しく紹介していきます。
銅鍋の特徴
「銅鍋」は「あかなべ」と読み、鍋の中でも最高峰である銅素材が用いられています。銅鍋の特徴として、熱を伝える割合である「熱効率」が高く、熱保有率に優れているというのが特徴です。
他のアルミ鍋やステンレス鍋などとは異なり高価ですが、ひとつ購入しておけば一生使いつづける事ができるほどの経済性があります。銅には錆が生じる事もありますが、メンテナンスをする事で、何度も直すことが可能です。
銅鍋の利点
銅鍋の利点とは、そもそも銅鍋を用いることで、アルミ鍋よりも手早く料理を温めする事ができます。またデザインも西洋風なデザインによりスタイリッシュで、耐久性も高く長持ちするのがポイントです。
お湯を沸かしたいという時にも、銅鍋なら比較的手早く温めを行う事ができるためとても便利です。メンテナンス性にも優れており、錆ができてしまったとしても修復して使うことができます。
銅鍋の手入れ方法6つ
銅鍋を使う時のお手入れ方法、メンテナンス方法について紹介していきます。銅鍋を使う時にはどのような点に注意して使うのが良いのでしょうか。
料理の腕前アップのためにも、事前に使い方のポイントを押えて賢く銅鍋を使ってみましょう。お手入れを覚えておけば、お料理の楽しみも広がります。
使い始め
一番最初に銅鍋を使うときには、鍋の側面に付いている皮膜を剥いでから使うようにします。販売されている銅鍋の側面には、ラッカーなどの酸化防止剤が塗られています。
そのまま火にかけてしまうと、黒く焦げ付いてしまうため、かならず落としてから使うようにしましょう。一度こげてしまうと、削り落とさないと取れなくなってしまう事があります。
1:皮膜のはがし方
銅鍋の皮膜をはがす方法を紹介していきます。できるだけ大きな鍋にお湯をたっぷりと沸騰させて、その中に銅鍋を入れて15分ほど煮沸させて皮膜を取っておくようにしましょう。
それでもはがれにくい皮膜は徐光液やシンナーなどを使って拭き取るようにします。内側は、まず水で綺麗に洗ってから使います。卵や焼き器を使う時には、油を馴染ませて使用しましょう。
調理後
調理後は柔らかいスポンジを使って、鍋全体を中性洗剤を使い洗い流しましょう。汚れがひどい時には固いスポンジを使い、しっかりと洗い流します。
ただし、内面のメッキ加工をはがしてしまわないように注意しながら洗いましょう。植物たわし、ステンレスたわしなどは、銅鍋の表面に傷が付いてしまう原因となるため使わないようにします。
2:すぐに別容器へ
銅鍋を使って調理した後の注意点としては、できるだけ早めに加熱して調理したものを取り出すようにします。
調理したものを銅鍋の中に入れっぱなしにしておくと、酸性やアルカリ性の食品により鍋の内側の金属がはがれてしまったり、スズやニッケルといった内側のメッキ加工がはがれてしまう原因になるため注意しましょう。
内側の金属がはがれてしまうと、食品に味が移ってしまう原因になってしまうので注意します。
初回公開日:2018年12月19日
記載されている内容は2018年12月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。