老後の貯蓄額はいくら?老後資金の平均額と貯蓄方法
更新日:2022年04月11日
老後をゆとりある生活にするためには?
精一杯働いて老後は、ゆとりある生活や第二の人生としてやりたいことをするのを目標として頑張っている方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。田舎で静かに暮らしたり、旅行を楽しんだり、いろんな生活を描いているでしょう。
そんな生活を送るために実際にどれだけ老後資金を貯蓄しておくのか気になるのではないでしょうか。ここでは、老後資金のための貯蓄方法や貯蓄額など気になる点を紹介します。
老後資金の貯蓄方法は?
年金だけではゆとりある老後の暮らしは送れないのが現実です。年金以外にも老後資金を貯めておくことも必要です。老後の資金を貯蓄と考えると、まず最初に思いつくのが働いているうちにコツコツと貯めていくことでしょう。
少額でもいいので継続的に貯めて、マイホームを買ってから、子どもが独立してからなど家計が安定してから毎月の貯蓄額を増やしていくのが良いでしょう。そんな老後の貯蓄のために利用できる制度や仕組みはどんなものがあるのでしょうか。
老後資金に向けて積立定期預金
自動積立預金は、毎月決めた金額が自動的に貯蓄されていくので、貯蓄がなかなか出来ない人でも簡単に始められます。普通預金のお金から決めた金額が積立されるので、自分でわざわざ入金する必要もないですし、お金を気軽におろすことも出来ないので、ついついお金をおろして使ってしまう方にも継続的に貯蓄が出来ます。少ない額からも貯蓄できるのも魅力的です。
老後の貯蓄にiDeCoとは?
「iDeCo」とは個人型確定拠出年金といって、加入者が定期預金に預けるか、投資信託を購入して運用して、60歳以降に一時金または年金として受け取る制度のことです。2017年1月からほぼ全ての人が加入できるようになりました。この「iDeCo」には節税ができるしくみになっており積立、運用、受け取りの3つで節税ができます。
この制度を利用していない人と、利用している人では大きく差がついてしまうので、メリットは大きいです。60歳までは途中解約ができないなどのデメリットがありますが、老後資金を貯蓄するにはです。
老後の貯蓄にNISAとは?
「NISA」とは、少額投資非課税制度のことで毎年120万円まで投資で得た利益が非課税となる制度です。そのため、確定申告も不要なので手間もいりません。途中解約もできるので老後資金だけでなく、家を買ったときなどの大きな買い物や出費に使えるのもメリットです。しかし、非課税の期間が限定されているので長期的な貯蓄を考えた場合にデメリットといえるでしょう。短期間で貯めようと思ったときに利用するならいいでしょう。
老後の貯蓄に財形年金貯蓄とは?
勤務先に「財形年金貯金制度」があれば利用するのも良いでしょう。積立預金と似ていますが、給与天引型なので強制的に積立されていく仕組みです。貯蓄できない人で会社にこの制度があればぜひ利用しましょう。5年以上の積立や55歳未満の勤労者などの加入条件もあるので条件が満たされているかを確認しましょう。自分で定期預金を利用するよりも金利が高いこともあるのでです。
老後にかかる生活費は?
60歳以上で2人以上の世帯の場合、平均25~27万円かかると言われています。ちょっとゆとりある暮らしをしたい場合、35万円ぐらい毎月かかってきます。家賃や食費、医療費や老後になると介護費もかかってきます。意外と老後になるとお金がかかってしまうことがたくさんあるのがわかります。
老後に必要な貯蓄額は?
初回公開日:2017年08月21日
記載されている内容は2017年08月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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