一人暮らしに必要な生活費の平均額|社会人/30代女性/学生/40代
更新日:2022年04月11日
40歳になると、介護保険に加入し、保険料を支払うことになります。実はこの税金類が大変なのです。正社員で社会保険に加入している人は別にして、フリーターや親の扶養を受けていない社会保険未加入の人は、毎月の税金類を生活費の計算に入れる必要があります。
国民健康保険料、住民税、所得税、国民年金、そして40歳から介護保険料を支払います。この税金類が生活費に占める割合は大きいです。一ヵ月の生活費を計算する際、税金類を入れることを忘れてはいけません。
一人暮らしの生活費の内訳
一人暮らしを始める前に必ずやるべきことは、一ヵ月の生活費の計算です。どんぶり勘定で何とかなるだろうという考えは慎むべきです。事細かに計算し、どこを削ることができるかを真剣に考えた方が良いでしょう。
家賃、飲食費、光熱費、通信費、日用品は必要な生活費です。さらに交際費、趣味・娯楽、お洒落代も忘れずに入れます。
一人暮らしの生活費の内訳は、共通するものは半分くらいで、あとの半分は本人しかわかりません。人はそれだけお金を使う場所が異なります。一つ一つ生活費の項目を挙げ、どれくらいの金額になるかを把握します。月収と生活費が同じ金額だど、一人暮らしはできません。
一人暮らしの生活費の節約術
一人暮らしの生活費の考え方としては、「月収-生活費=貯蓄額」ではありません。余った分を貯金するという考えでは貯金ができない月が出てきます。「月収-貯蓄額=生活費」という考え方だと貯金が増えていきます。毎月の貯蓄額の目標を決めて、その金額が30,000円なら生活費の計算に入れます。
人生80年ではなく人生100年の時代が近いと言われています。将来を考えると毎月の貯金が本当に大切です。月収が変わらないとなると、実行できることは節約です。散りも積もれば山となるで、毎月の差額は僅かでも、年間で見ると小さな積み重ねも大きな金額になります。
では、どのような節約術があるか詳しく見ていきましょう。家賃は節約のしようがありません。そこで、飲食費と光熱費をはじめ、節約できるものを全て見直します。
自炊と弁当とスーパーで生活費を浮かす
自炊をするために調味料や料理道具を揃える最初だけは出費がかかります。しかし、その後は外食が多い人の食費よりもかなり安く抑えられます。昼食を喫茶店やレストランで食べると簡単に1,000円行きます。朝弁当を作って持って行けば安くて済みます。水筒持参なら飲み物を買う必要がありません。
一人暮らしだとコンビニは近いし便利なので利用しがちですが、少し遠くてもスーパーマーケットに行き慣れると、かなり生活費を浮かすことができます。全く同じ商品が、コンビニでは300円のものがスーパーでは100円で売っています。コンビニで140円のジュースもスーパーでは80円です。
生活費の中で食費は大きい金額ですが、一番節約しやすいのも食費です。ただ、毎日切り詰め過ぎてもストレスが溜まり長続きしないので、週一か月一でステーキや寿司を味わい、メリハリをつけることも大事です。
節電節水の意識を高める
節電・節水は生活費を節約するためだけではなく、環境問題の観点からも大切なことです。買い物へ行って帰って来る僅かの間でも電気を消し、出勤時など長時間外出する時はプラグをコンセントから抜きます。夏も、冷房に扇風機を併用すると電気代が少し抑えられます。
掃除機をかける前に整理整頓して、大きなゴミをガムテープやクリーナーで取れば、掃除機をかける時間が短縮されます。一人暮らしなので、真冬はどんなに厚着してもおかしくないし、真夏は薄着でも平気です。一糸纏わぬ姿でも大丈夫なのが一人暮らしの良いところです。
手を洗う時に、水を3ミリくらいの細い線で出しても十分に洗えます。ジャージャーたくさん流す必要はありません。うがいも空のペットボトルを使えば、その都度洗う必要がないので、一滴も無駄な水を使わなくて済みます。入浴時にシャワーを出しっ放しにするのは厳禁です。
通信費を安く抑える方法
携帯電話のコースを見直し、最適なものを選ぶのも節約に繋がります。どのようなお得なコースがあるかを調べたり窓口で相談すると良いでしょう。インターネットの通信費も、年間で20,000円の差額が見込める新しいサービスが出てきました。色々と調べてみる価値はあります。
レオパレス21のレオネットは、インターネットの通信費が無料です。これは大きいです。家具も、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコン、テレビ、テーブルとイス、バスルームの乾燥機や冷暖房などが始めから備わっています。家具が経年劣化した場合、無料で交換できます。一人暮らしの部屋探しの参考にしてください。
節約プラス貯金の工夫
節約と一緒に実行したいのが貯金です。500円玉貯金作戦はかなり有効です。一日の終わりに小銭入れの中身を見て、500円玉があれば躊躇なく全部貯金箱の中に入れます。毎日溜まるのでリッチな気分を味わえます。
思いがけない出費の時でも、500円玉がたくさんあれば乗り切ることができます。500円玉がきつい人は、100円玉でも良いです。小銭入れの中の100円玉を全て貯金箱に入れます。1円や5円は貯めても大金になりません。しかし、100円玉貯金は長年持続すると生活費の足しになります。
使っていない札入れを用意し、毎日千円札を一枚入れると、一ヵ月で約30,000円になります。節約で生活費を浮かし、貯金をして生活費の足しにします。一人暮らしはお金がかかるので、借金をしないために貯金が大事です。
一人暮らしの生活費の目安
初回公開日:2017年10月06日
記載されている内容は2017年10月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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