一人暮らしの手続きリスト・死亡手続き・引っ越しの手続き
更新日:2020年08月28日
一人暮らしの手続きリスト
一人暮らしを行うにあたって、たくさんしなければならない手続きがあります。多すぎて、リストにしないとよくわからなくなったり、手続きしたつもりがまだなものが出てきたりと、意外と混乱します。ここでは、いくつか必要な手続きを説明していきます。
役所
一人暮らしを始める際、役所でしなければならない手続きがあります。まず、もともと住んでいた自治体の役所でもらう転出届の段取りと、一人暮らしをする自治体の役所で提出する転入届です。この2つを手続きをして、一人暮らしをする地域の役所に提出することで住民票の異動が完了します。引っ越し日の後14日以内と決まっているので、14日以内に手続きを完了しましょう。
国民健康保険に加入している時は、引越し前の役所で資格喪失届の手続きを行い、引越し後の一人暮らしをする自治体の役所で新たに加入の届け出をします。国保の手続きと一緒に、国民年金の住所変更も行いましょう。
住民税を支払っていれば、住民税の変更の手続きも行います。マイナンバーの住所変更も必ず役所で行ってください。
電気
電気は、電気の使用を開始する日付を電力会社に届け出します。引っ越し日よりも前に掃除などで部屋に入り使用する場合は、その日からの使用で手続きをしなければなりません。電力会社は基本的に立ち合いが必要なことが少ないので、電話で手続きが完了することが多いです。
電話での手続きをしておいたら、使用を始める日にブレーカーを上げればすぐに電気が使えます。
水道
水道を使用するために、自治体の水道局に使用開始の届けを出します。届けを出さないと元の水栓を開けてもらえないので使えません。
ただ水道の場合は、受水槽がある建物に住むときは水道局での検針をしていない建物があります。水道局の検針がない建物は、家主の方もしくは管理会社や不動産会社が検針を行って水道料金の請求があるので、水道局に使用開始日を連絡するのではなく管理会社や仲介の不動産業者に連絡をします。
ガス
ガス会社は早めに連絡をして開栓の手続きをしましょう。入居時にガスの使用説明や器具についての説明などでほぼ立ち合いが必要になります。ガス会社は融通をきかせてくれる会社が多いのですが、地域や供給する会社によってバラつきがみられるので、早めに連絡をして手続き方法の確認をしておきましょう。
あまりに遅ければ、入居してもお湯もわかせない、お風呂も入れないといった状態に陥ります。
固定電話・インターネット
固定電話の契約をする場合は、回線の工事があり、また工事日程がかなり先になるので、引っ越しよりかなり早めに固定電話を契約する電話会社に手続きの連絡を入れておきましょう。工事の際は立ち合いも必要になります。
インターネットのプロバイダも同じです。一人暮らしをする先で必要であれば、工事などの日程やを事前に確認して、自分が立ち合いをできる日で工事をしてもらえるように早めに動く必要があります。手続きが遅れれば遅れるほど、一人暮らしで暇で余裕のある時間ができる入居後も、インターネットがしばらくは使えない状況が続いてしまいます。
一人暮らしの死亡手続き
一人暮らしの人が亡くなった場合、身内や家族は別の所にいれば、そちらに連絡がいきます。そして死亡届の提出手続きは、身内や家族が行います。部屋の片づけや部屋の解約手続きなども、家族が代理で行うことになります。
もし誰も身内がいない場合は、何か不審な点があれば警察が調べたりすることもあります。問題なければ警察から行政に移管されます。そして自治体の福祉担当者が、死亡届などの手続きを行います。葬儀などについては、火葬などは行政で行いますが、葬儀は行われないことが通常です。
一人暮らしの引っ越しの手続き
初回公開日:2017年11月12日
記載されている内容は2017年11月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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