一人暮らしの手続きリスト・死亡手続き・引っ越しの手続き
更新日:2020年08月28日
初めて
初めての一人暮らしの場合は、最初に引っ越しに伴う雑務をリストなどにまとめて、漏れがないように対応しましょう。初めての一人暮らしはわからないことばかりです。わからないことは家族や友人に聞いたり、リストにまとめた手続きの相手先に電話やメールで問い合わせてみるのもいいでしょう。
わからないまま進むと、色々と失敗をしたり、必要な手続きのミスがあって後が大変です。ミスのないように、慎重に引っ越しのだんどりをしていきましょう。
未成年
未成年の人が一人暮らしをするときは、ほとんどの契約手続きは親御さんがしてくれることが多いです。未成年の人がしないとダメなことは、荷物をまとめるなどです。親の指示に従って手伝いをしましょう。
この先成人をして、一人暮らしを続けて、転居をすることもあるでしょう。そのときに役に立つように、親御さんがしているさまざまな手続きを、メモに残すなど活用できるようにするのもいいです。全て親任せで生活している子どもから、いつか大人になります。その時ライフラインや役所の手続きなど、引っ越しに必要なことを覚えておくことは非常に有用なことです。
一人暮らしをやめるときの手続き
退居を通知する・退居通知書の提出
一人暮らしをやめる時、最初に決めなければならないのは、いつ何月何日に住んでいる部屋を出るのかです。その部屋を出る日を決めるのは、出る日より1カ月以上前が望ましいです。決めた時点で、一人暮らしをしている部屋の管理会社もしくは家主宛てに退居通知書(解約届)を書面で提出します。退居時に提出する書面は、入居時に説明と共に渡されています。
退居の連絡は、電話もしくは店頭などの口頭だけでは届け出したことになりません。契約ごとなので、書面を提出して初めて成立します。一人暮らしをしている部屋の契約によって、退居通知書を出した日から1か月後まで家賃がかかるか、出した日の翌月末まで家賃がかかるかは違います。契約書をきちんと確認して無駄のないように引っ越す日を決めましょう。
ライフライン契約の解約手続き
部屋を出る日を決めたら、必ず電力会社・水道局・ガス会社など自分が契約しているライフラインの契約を解約する手続きを進めましょう。一人暮らしなので、全て自分で進めなければなりません。
電気と水道は、電話をするだけで大丈夫です。何日まで使用する旨を伝え、その後きちんと最終の検針をしてもらいます。検針は電力会社や水道局がメーター確認をするだけなので、本人がその場にいる必要がありません。ただ、新しい住所に請求書を送ってもらう必要があるので、次の住所はきちんと伝えておきます。
ガスは入居時と同じで、立ち合いが必要な会社があります。そのため早めに連絡をして確認をし、退居する前には解約の手続きを終えれるようにしましょう。
ライフライン以外も忘れずに
ライフライン以外で契約しているものも全て忘れずに解約をしましょう。NHKの受信料の契約をしている場合は、フリーダイヤルに電話して解約の手続きをします。
ケーブルテレビやネット環境の契約をしている場合は、早めに電話をします。契約している会社によっては、装置の撤去などの伴い立ち合いが必要になることがありますし、工事の予定がなかなかすぐには回ってきません。
引っ越しを完了して、部屋の退居終了日がくる前に撤去を終えることができるように気をつけて日程を組みましょう。
スムーズに手続きをすまして楽しい一人暮らしにしよう
一人暮らし苦労もありますが、非常に楽しく自分が大人になるために役に立ちます。しかし、自分で生活を営んでいく以上、最後まで自分でたくさんの責任があります。契約しないといけないもの、契約時に守らなければいけない約束事、解約時には気をつけて行うこと、など全て自力でできてこそ一人暮らしをするにふさわしい一人前の人といえます。
苦労があれば成長もある。自由があれば束縛されることもある。それを理解して、一人暮らしをする上での契約のルールや社会のルールを理解して、楽しい一人暮らしにしてください。
初回公開日:2017年11月12日
記載されている内容は2017年11月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。