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一人暮らしの食費の節約方法・平均の食費の目安|自炊

更新日:2020年08月28日

一人暮らしをはじめてみると、意外にかかってしまう「食費」。今回は、一人暮らしの食費をテーマに、どのように節約するのか具体的に解説します。また一人暮らしの食費は平均的にいくらかかるのでしょうか。一人暮らしの食費5000円は可能なのでしょうか。

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一人暮らしの節約には、自炊がよいということはすでに説明しましたが、やはり女性のほうが自炊をしている割合が高いデータが出ています。このため、得意不得意はありますが、割合としては料理が上手な人が男性に比べて多いです。

一人暮らし男性の場合、親子丼や牛丼などをがっつり食べて満足という人も多いでしょうが、一人暮らしの女性の場合、サラダを作ったり、きんぴらごぼうやひじきの煮物を作ったり、充実した副菜がある人も多いことでしょう。

こうした場合には、お弁当を作っていくのがよいでしょう。どんなに安い市販のお弁当でも300円はしますから、お弁当をつくっていけば食費を大きく節約できます。コツは、冷凍できるものを大目に作っておくことです。そうすれば、忙しいときは冷凍庫から取り出すだけなので簡単です。

男性の一人暮らしで、食費を節約するためにお弁当をもっていくというのは、ちょっと恥ずかしいという方もいるでしょう。しかし、目的があって、そんなことは気にしないという人は、男性でも弁当を持っていきましょう。

甘いものを控える

「甘いものは別腹」とはよくいったもので、ついついデザート代が馬鹿にならないという一人暮らしの女性の方も多いでしょう。大福1つとか、シュークリームひとつとか毎日追加されていくたびに、一人暮らしの食費は徐々に増えて行ってしまいます。

これを防ぐためには、期間限定のダイエットを敢行してみるなどがあげられるでしょう。食事の量も通常減りますし、甘いものもNGとなるでしょうから、美容効果もかねて一石二鳥となります。ただ、甘いものが日々の楽しみという人もいるでしょうから、例えば水曜日と日曜日は食べれるなどとマイルールを作るのが良いでしょう。

一人暮らしの平均の食費の目安

一人暮らしの食費がどれぐらいかかっているか、正確に把握している人は少ないでしょう。もし、正確に計算したいならば、レシートを読み取って、自動的に家計簿をつけてくれるアプリなどがありますので、それを利用して食費を計算してみることをします。

一般的に一人暮らしにかかっている食費の平均は、2万円~3万円と言われています。ただこのデータは、大学生からお年寄りまでのすべての年代でとった統計データです。節約している大学生ならばもっと少ない額の食費でしょうし、逆にある程度収入がある社会人では食費の額は大きくなることでしょう。

ただし、収入に応じた一人暮らしの食費というものが、やはりあります。もし収入が20万円ならば、食事は2.4万円以内に収めることがよいと言われてます。つまり収入の12%以内が理想的と言われます。もし、この計算の結果、一人暮らしの食費が大幅にオーバーしているようなら、注意が必要です。

これをきっかけに一人暮らしの食費軽減に取り組んでみましょう。

一人暮らしで食費3万円は可能か

先ほどのような結果のため、贅沢をしなければ一人暮らしで食費3万円で生活することは十分可能です。こだわりの有機農法の野菜を食べているとか、美容のためにどうしても高価なフルーツをスムージーにして飲みたいからという理由であるならば、それぞれの考えなのでかまいません。

しかし、もし外食が原因で食費が3万円をオーバーしているなら、一人暮らしの食費節約が必要かどうかは別として、健康面で不安があるといえるでしょう。「おいしいものは糖と脂肪でできている」とはよく言ったもので、外食が多いとどうしてもこのような料理が多くなり、メタボなどの原因となってしまいます。

また、味付けも濃く、野菜も少ないため、毎日食べるには健康的な食事とはいえません。もし、このような生活を送っている人がいれば、この機会に食生活の改善に取り組んでみましょう。

一人暮らしで食費2万円は可能か

多くの人にとって、一人暮らしで食費2万円というのは十分可能ですし、それほど無理せず達成できるでしょう。すでにご紹介した節約方法を駆使して、削れるところを削れば必ず食費2万円は可能です。

冬などは、一人暮らし用に鍋つゆがいろいろ売っているので、これをローテンションしたりするのも良いでしょう。きのこ類や豆腐は値段がいつでも安定していますし、栄養も豊富です。そして値段も安く作ることができ、料理の手間もかかりませんので一人暮らしにはもってこいの料理です。

外食していたのを、家鍋料理に変えるだけでも、食費をずいぶん抑えることができるでしょう。

一人暮らしで食費を5000円にする方法

かつて某テレビ番組に「1カ月1万円生活」というのがありましたが、一人暮らしで食費を5000円に抑えるというのは、なかなか覚悟が必要と言えるでしょう。番組では高熱費などもありますが、やはり食費が多く、そして相当苦労しなければ1万円を達成することはできませんでした。

一人暮らしで食費5000円を達成するならば、ある程度、住んでいる環境によるといえるでしょう。激安スーパーが近くにあるとか、環境面で整っていないと難しいと言えるでしょう。しかし、場合によっては不可能ではありません。もし挑戦してみるなら、という前提でいくつかあげましたので、参考程度にお読みください。

粗食

江戸時代の庶民はお肉をほとんど食べませんでした。朝食はご飯とみそ汁、昼はご飯と野菜、または魚、夜はお茶漬けというのが一般的です。ただし、成人男性のお米の摂取量は毎日5合が普通であったといいます。

これは現代人にとっては、一人暮らし用の炊飯器では3合ほどしか炊けないですから、かなりの量といえるでしょう。また毎日ご飯を5合食べるとなると、10kgの米でも66合なので、2週間ほどで消費してしまいます。10kgのお米は、安くても3000円程度しますので、米だけでも5000円という食費をオーバーしてしまいます。

このため、ここでいう粗食は、栄養不足になってしまいます。一人暮らしの食費節約ができるとはいえ、健康面を考えるとダイエットなどで期間を区切って行った方がよいでしょう。

スーパー半額

スーパーも夕食時を過ぎると、半額値引きなどを行い始めます。また野菜コーナーにも見切り品として、野菜が安く売っています。常に、半額のものを買いつづけるというのも、時間に余裕があり、スーパーの癖やタイミングを見極めれば不可能ではないでしょう。

そうすれば2万円の食費も、計算上は1万円にできますし、それに他の節約技術を合わせれば、一人暮らしの食費5000円達成も夢ではありません。ただ、やはり健康は大事ですので、あまり無理はしないようにしましょう。

自給自足(釣り、家庭菜園)

現実的には、この自給自足があるとかなり楽です。魚釣りなどの環境が近くにある一人暮らしの方は、メイン食材もただで手に入ります。また野菜の値段も馬鹿になりませんから、家庭菜園ができれば助かります。ただ、一人暮らしの場合、だいたいはマンションか、アパートに暮らすことが多いでしょうから、あまり現実的ではないでしょう。

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初回公開日:2017年11月15日

記載されている内容は2017年11月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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