一人暮らしで料理を節約する方法とレシピ・節約した時の食費
更新日:2020年08月28日
1か月の食費を考える
節約すると言っても、何から始めればよいのか分からない人も多いでしょう。実は一人暮らしの社会人の1か月の平均食費は37,000円で、1日あたり換算すると1,233円です。大学生の平均食費は24,480円というデータがあり、1日換算816円になります。とはいえ、平均食費と言っても個人個人で差が出てきますし、収入によって食費も変わります。比較したいのは手取り別の理想の食費額です。
理想の食費額は手取りの15%から16%が良いとされています。手取りが150,000円であれば食費は23,000円が理想ですし、手取りが300,000円であれば理想の食費額は45,000円です。食費の節約は外食をできるだけ抑え、自炊を習慣づけることから始まります。ただ、最初から張り切り過ぎると疲れてしまうので、まずは自炊に慣れることから始めましょう。
旬の野菜やスーパーのまとめ買い、1週間の上限を決める節約術
一人暮らしで食費を節約しようと思うなら、旬の野菜を食べることです。野菜は季節によって高騰する場合がありますが、旬の野菜は大量に仕入れますから、大体の野菜は旬のものは安く売りだされています。旬の野菜は美味しいですし、栄養も豊富で肌にも良いのでです。さらに大型スーパーで使う分だけ多めに買うのも良いでしょう。
セット買いしたほうが割安になることがあるので多めに買ったものは全て使い切ることを前提に購入するようにしましょう。その際は1週間分のメニューを考えておき、何がどの程度必要なのかを把握しておく必要があります。また食費を1週間単位で決めてしまうという手段も節約に繋がります。
食費だけを別の封筒などに入れ、小分けにして1週間ごとに分けておくという手段があります。今週はこれだけ使う、余れば来週に回す、など活用していくとかなり便利です。
冷凍保存を使うこと、かさまし食材は必ず常備する
一人暮らしの節約したい食費としては、やはり冷凍保存ができる食材を選ぶことです。食べきれなかった分は冷凍保存して、また別の日に食べることができるようにすることがポイントです。料理する際は小分けに料理するより、一度に調理したほうが光熱費が安く済みますから、一度に一気に調理を済ませておき、タッパなどに入れて食べきれない分は冷凍保存するほうが賢いです。
またかさましの食材は一人暮らしには必須だと思いましょう。おからなどがこれに当たります。ハンバーグもビーフ100%やあいびき100%ではなく、おからをかさましとして入れることでボリュームのあるハンバーグを作ることができます。ヘルシーですし、かなりお腹も膨れます。おからは安く販売されていますから、かなり節約になります。
このようなかさまし食品は常に常備しておいたほうが良いでしょう。こんにゃくやしらたき、おからや豆腐などは賞味期限に気を付けて常備しておくと何かと便利です。
一人暮らしの節約方法は他に何がある?
いざ一人暮らしを始めたとなると、尽きないのがお金の悩みです。貯金はもちろん、食費も毎日のことですし、娯楽費だって必要です。そんな中、一人暮らしの節約方法は食費以外で何があるでしょうか。
一人暮らしで節約に役立つお店とは一体?
スーパーはどこにでもありますが、それよりも一人暮らしで重視したいのが100均ショップです。100均ショップではここ数年品ぞろえが豊富で、食器はもちろん、調理器具や掃除用具など、概ね全ての家事道具が揃います。また、大体が使うことはないけれど、いざという時になければ困るドライバーなどの道具も販売されていますし、認印なども100均で売られています。
このように100均ショップで購入できるもの、適正価格よりもずっとリーズナブルであるものは100均ショップで揃えるとかなり一人暮らしの節約術になります。
水道代を節約するコツとは?
では水道代を節約するコツはあるのでしょうか。食事を終えた汚れたお皿などは、すぐに洗ってしまいたいと思うものですが、実は水に1時間ほどつけ置いておくと、汚れが水に浮き、汚れが落ちやすくなります。スポンジで何度もごしごしこすらずとも良くなります。自然と洗剤や水道代の節約になります。
ただ、コップなどはお茶や水などを飲むだけなので、すすぐだけ、簡単に洗うだけで済むので、汚れ物と一緒につけ置いてしまうと、コップまでごしごし洗う羽目になりますから、つけ置きするものとつけ置かないものの区別をしておく必要があります。一人暮らしでは最低料金を超えることはないと言いますが、それでも超えてしまっているのなら、何か問題があるはずです。
水道の使い過ぎ、何か水を使い過ぎていないかどうかチェックしてみましょう。
ペットボトルを買っていませんか?
お茶、特にペットボトルのお茶は何気に買ってしまいます。しかしそんなお茶代も、かさむと高額になります。塵も積もれば山となるという言葉があるように、お茶代も1回ならばまだしも、毎日購入していればそれだけお茶代だけでもかかります。自宅でわかすほうがよっぽど経済的です。お茶パックを購入してきて、やかんでわかすだけです。
1回沸かすと一人暮らしなら2日から3日もつので、非常に経済的です。またどうしてもお茶を沸かすのが面倒だという人は、水道に浄水器をつけるという手段もあります。お茶のペットボトルに水を入れ、冷蔵庫で冷やして水を飲みましょう。最初は味気ないと思うでしょうが、水も浄水器の水なら美味しく飲むことができます。かなりの節約になります。
一人暮らしの貯金はいくら?
一人暮らしの貯金額は一体いくらくらいなのでしょうか。他の人の貯金額が気になります。実は年収300万円未満のOLでも平均101万円貯金をしていることがデータに残っていますし、年収500万円未満の人なら貯金は273万円という数値が残っています。どうしてそんなに一人暮らしで貯金ができるのでしょうか?
まず大きな出費は回避することや、断捨離して部屋をシンプルにしてみること、それで自分の必要なものや不必要なものを判断することができます。さらに価値があるものにはお金をかけ、長く使うことも長期的な視点で見ると節約になります。ふらっとコンビニに寄り、新商品を買わないようにすることや、自販機で飲み物を買うのも勿体ないです。
保険料を見直すのは、良いことでしょう。保険料は見直しても増えることはほぼありませんから、時折チェックして、自分に合った保険に乗り換えるという手段もあります。このように一人暮らしでも多くの工夫をすれば貯金をすることができますから、自分はできないと思わずに一人暮らしでも少しでも貯金をして、長く続けるようにしましょう。
節約のためのお助け食材を教えて!
一人暮らしになると、貯金をしたいからと言って、食費はこれだけ、と決める人も多いでしょう。しかし月末になるとどうしてもお金が足りない、ということになりかねません。特に一人暮らしに不慣れな人は月末に収支がつかなくなり食費が足りなくなり、どんな料理を作れば良いか分からなくなります。そんな時にお助けの食材はあるのでしょうか。
納豆はお腹に溜まって栄養価も高い
初回公開日:2017年11月13日
記載されている内容は2017年11月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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