一人暮らしにネット回線・ネット台の目安|Wifi
更新日:2020年08月28日
一人暮らしにネット回線
一人暮らしの生活にはネットが必要。ネットなしの生活は考えられない。一人暮らしにぴったりのネット回線はいったいどれなんだろう。そんなときは、ここで自分にぴったりのネット回線を探すヒントを見つけて下さい。
一口にネット回線といっても、いろいろあります。光回線、ISDN、ADSL、ケーブルテレビ、携帯電話、そしてWiMAXにポケットWifi。それぞれ特性があり、エリアや通信速度に違いがあります。今後廃止されるのが決まっている回線もあれば、どんどん進化している回線もあります。
そして、個々の生活環境が、一人暮らしかファミリーか、年齢やら居住地域やらで一概にこれがいいとはいえません。光回線が安定しているからと調べてみると提供エリア外だったり、工事の必要がないからとポケットWifiを調べてみたが家屋内では電波が入りづらいという情報をみたり、なかなか絞り切れないのが実情でしょう。
WiMAX
そんな個々の条件を一切考慮せずに結論をいうと、一人暮らしにはWiMAXがよいでしょう。WiMAXを扱う会社は数十社ありますが、その本家がUQ WiMAX(ユーキューワイマックス)です。ガチャピンとムックのCMを見たことはありませんか。それです。青くなってドキリとする人もいるでしょう。
そのWiMAXが選ばれる理由は、この5つ。(1)家でも外でもネットができる、(2)使えるエリアが広い、(3)ギガ放題ならほぼ制限なし、(4)工事が不要で即日使える、(5)ケーブルがいらないのでお部屋がすっきり、です。どれも一人暮らしの味方だと思えませんか。
一人暮らしで気になるのはその料金です。WiMAXは月額3500円~4500円です。どの会社で契約しても回線の通信速度やエリアは全く同じですから、キャンペーンや支払方法の種類の豊富さ、携帯キャリアとのセット割引などを考慮して自分にぴったりの会社を見つけよう。
一人暮らしのネット代の目安
一人暮らしのネット代はいくらぐらいでしょう。インターネットの料金とはいっても実にさまざまなケースがあります。固定回線もあれば無線もあります。使えるエリアも違えば料金も違います。
マンションのフレッツ光ならおよそ6,000円~7,000円で契約できるでしょう。フレッツ光の基本料金は3,000円程度ですが、ひかり電話を利用したりオプションでひかりTVなどをつけると数千円アップします。余計なオプションをつけなければ比較的安価で安定した回線を手に入れることができます。
考慮すべきは工事が必要なのと契約期間です。たいてい2年くらいの縛りがあります。また、単身赴任で一人暮らしだし、1年も住まないとか、工事に立ち会う暇がないなら選択肢から外しましょう。
ISDNとADSL
一人暮らしを始めたのに、そこは光回線のエリア外だった。そんなときは、ISDNを検討してみましょう。工事が早く月額3,000円程度で利用できます。そのデメリットは速度が遅いこと(64Kbps)です。2台以上の端末が接続できないこともネックですが、光回線のエリア外なら選択肢の一つです。
もう一つは、ADSL。2025年には廃止が予定されていますが、こちらも光回線のエリア外ならまだ新規契約も可能。その速度は50Mbps程度とうたわれています。光回線が欲しいけれどエリア外なので検討してみたいという方向けです。
ただし、当たりはずれも大きいです。なぜならその通信速度は、その特性により交換局から利用する自宅までの距離に影響されるからです。近いほど高速度が期待できますが、古い電話回線を使っているなどの諸条件により実効速度が変化します。
スマホだけ
一人暮らしかどうかは関係なく固定電話は必要ない、新聞もテレビもいらないという人も増えています。ましてや家族がいる人でも固定電話を持つ意味が薄れる時代です。なぜならスマホ一台で新聞と電話とテレビの役割をある程度果たしてしまうから。
では、スマホの維持費はどれくらいでしょう。キャリアの基本料金などをみるとだいたい月々5,000円~7,000円程度のネット代と電話代で済みます。テレビや新聞、固定電話のコストがかからないと考えるとこれは安いといえます。
気を付けたいのは容量制限
ただ、気を付けたいのはその容量制限。三大キャリアは、7GBで制限がかかります。追加料金を払えば制限を解除することもできますが、定額にこだわる人には嫌われるでしょう。
追加料金を払いたくないという人なら、キャリアが提供しているフリーwifiスポットを利用するのも一つの手段です。これは、キャリアが提供する公衆無線LANスポットのことです。例えば、ソフトバンクなら無料でまたはオプション料金約500円で利用できます。
利用できる場所は空港、カフェ・レストラン、ファストフード店、駅、駅周辺、ホテルなど人が集まるところに集中しています。検索して探すこともできるので、一人暮らしのあなたのライフスタイルで利用できるかがわかります。
スマホ+大容量契約
一人暮らしを始めてネット環境はスマホとフリーWifiで何とかなりそう。だけど、残念なことに自宅近くにフリーwifiスポットが少ないというケースはどうしたらいいのでしょう。
そんなときには、思い切ってキャリアとの契約を見直します。ソフトバンクを例にすると、ギガ放題なら月額6,000円で20GBまで利用できます。
20GBの目安ですが、YouTubeを90時間見れます(標準画質360pの場合)。音楽のダウンロードなら約5,000曲。メールの送受信は約41,800通というデータがあります。多くの人はこれだけあれば十分にネットを満喫できるのではないでしょうか。
問題は、その料金です。キャリア契約の基本料金に加えてさらに6,000円を追加できる人は、あまり深く考えずにショップへ行きましょう。ここでは、いかに無駄なく自分に合ったネット環境を整備できるかに焦点をあてます。
スマホ+WiMAXと光回線
そこで選択肢に入ってくるのが固定回線。先に軽く触れましたが、オプションをカットすると約4,000円程度で光回線という安定した回線が手に入ります。スマホ回線があるのになぜわざわざ固定回線を契約するのかというと、それはスマホのネット接続が無料になるからです。
自宅の固定回線にwifiルータを接続すると、スマホなどの端末がルータを介してネットに接続できるようになります。つまりタダ。これによりパソコンで書類を作りたいとか、大学のレポートの情報収集をしたりという作業が格段によくなります。
一人暮らしを始めたならキャリア契約をやめて、最近はやりの格安SIMを使った格安スマホにするのも一つの方法です。楽天モバイル、イオンモバイル、ロケットモバイル、LINEモバイル、mineoなど多くのMVNOから自分にぴったりのプランを探すのは結構大変ですが、通信料を節約したい人はチャレンジしよう。
一人暮らしに公衆Wifi付きのネット回線と便利なアプリ
初回公開日:2017年12月25日
記載されている内容は2017年12月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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