一人暮らしのアンペアの平均・必要・目安・変更方法|IH
更新日:2020年08月28日
オール電化の場合は、ガスを使用する家よりもアンペア数を上げる必要があります。深夜の電気料金が安い時間帯に稼働して蓄電するタイプの、エコキュートなどの省エネ器具を備えている物件もあります。それ以外の物件に住んでいる場合は、アンペア数は一人暮らしでも40アンペア以上にした方が良いでしょう。
一人暮らしのアンペアの変更の仕方は?
アンペア数は、基本的には年間契約です。電力を使わない時期に合わせて契約するのではなく、エアコンなどを使う時期の電力量を考えて、アンペア数を選びます。
アンペア数を変更したい場合は、契約している電力会社へ、アンペア数を変更したい旨を連絡すると、ブレーカーの取替えなどの対応をしてもらうことができます。ブレーカーの取替え費用は、基本的には無料です。スマートメーターを設置している場合は、ブレーカーの取替え工事が行われないこともあります。
また、一人暮らしの家ではあまり必要ありませんが、60アンペア以上を契約したい場合も契約している電力会社の、カスタマーサービスへ問い合わせしてください。
広さ別一人暮らしのアンペアは?
一人暮らしの物件の広さによっても、必要なアンペア数は変わります。各部屋に照明が必要ですし、その照明にも電力は必要です。また、複数の部屋のエアコンを同時に使用するのであれば、アンペア数は高いものでないとブレーカーが落ちる原因です。コンセントの数が多い分、広い家は使用できる家電製品の量も増えます。
1DKだと何アンペア?
一人暮らしの方が選ぶことが多いワンルーム、1K、1DKの物件で、必要なアンペア数は20アンペアから30アンペアです。物件が広くなるにつれて、30アンペアを選びましょう。特別に人より家電製品が多いという方以外は、基本的には、30アンペアあると問題なく生活ができます。
一軒家だと何アンペア?
一人暮らしでも、一軒家に住むのであれば、アンペア数は40アンペア以上を選びましょう。一軒家は、照明の数も多く、エアコンも各部屋にある場合があります。また、家電はコンセントにさしているだけで、待機電力を発生させるものがあります。家が広くなるにつれて、アンペア数も、余裕をもって契約するようにしましょう。
電気代を節約できる方法は?
契約しているアンペア数で、電気代の基本料金が変わります。低アンペアほど基本料金は安いですが、あまり低アンペアにして頻繁にブレーカーが落ちるようでは、生活に支障が出てしまいます。
電力会社を変えて節約する方法
電気代の節約方法は、アンペア数を下げることだけではありません。電力自由化によって、電力会社を自分で選べる時代です。安いところは、年間契約の違約金が発生する場合もあるので、細かい契約内容に納得した上で、電力会社を選ぶようにしましょう。
アンペア数の見直しで節約をするなら?
一人暮らしに必要なアンペア数を見直す場合、自分で計算するのが苦手な方は、契約している電力会社へ、アンペア数の見直しの相談をしてみましょう。また、家庭で一度にどれだけの電気を使うかを所有している家電製品のアンペア数と台数を入力することで、割り出せるサイトもあります。そちらも参考にして、一人暮らしのアンペア数を見直してみてはいかがでしょうか。
自分に合ったアンペアを選ぼう
初回公開日:2018年01月11日
記載されている内容は2018年01月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。