【器具別】電気代の節約方法|一人暮らし/冬/オール電化
更新日:2020年08月28日
電気ストーブの電気代
ここでは、電気ストーブの電気代などについて説明します。電気ストーブは文字のとおり電気を使うストーブなので部屋の空気を汚さない、小型・軽量タイプなのでどこでも簡単に使える、電源をオンするだけですぐに暖まることができるなどのメリットを持っています。
反面、電気を熱エネルギーに変えて使用するストーブのため消費電力が高く、電気代はかなりかかります。電気ストーブ(ハロゲンヒーター)の電気代をメーカーの情報で見ると1000Wで使用した時の1時間あたり電気代は27円、670Wで使用した時の1時間あたりの電気代は18.09円、330Wで使用した時の1時間あたりの電気代は8.91円です。
また、電気ストーブ(カーボンヒーター)の電気代をメーカーの情報で見ると消費電力900Wで使用した時の1時間あたりの電気代は24.3円、450Wで使用した時の1時間あたりの電気代は12.15円です。
電気ストーブの上手な使い方
電気ストーブは消費電力が大きくて電気代がかかることがわかりました。では電気ストーブの電気代を節約するにはどのようにすればよいのでしょうか。電気ストーブの電気代を節約するには目的に応じて短時間だけ使うようすることです。
電気ストーブは小型・軽量タイプなので寒い場所をスポット的に暖める器具として使うことで短時間の使用となるので電気代を節約することができます。
エアコンの電気代と節約する方法
ここでは、エアコンの電気代と節約する方法について説明します。
夏なクーラーとして冬は暖房器具として使える便利なエアコンですが、エアコンの暖房機能は意外にも電気代がかかります。熱い部屋を冷やす冷房機能の方が電気代がかかるイメージがあります。
しかし、エアコンの暖房機能の方が電気代がかかります。あるエアコンメーカーの情報によりますと8〜10畳向けの消費電力105W~1980Wの機能を持っているエアコンを暖房として使用した時の電気代は1時間あたり2.8円〜53.5円です。
エアコンの電気代を節約する方法としては、自分で温度を設定するのではなく、自動モードで運転することです。エアコンの運転の中で一番電気代がかかるのは、部屋が設定された温度になるまでの運転です。なので、エアコンを暖房機能として使用する時は自動モードにすることで電気代の節約になります。
こんな方法でも電気代の節約に
また、エアコンの電気代を節約する方法としては、暖まった空気を逃がさないように厚手のカーテンや断熱カーテンに変える、断熱シートや断熱フィルムを窓に貼る、扇風機やサーキュレーターを併用、余分な負荷を取り除くためにフィルターなどを清掃、室外機周りには物を置かないなどなどの方法で電気代を節約することができます。
冷凍庫の電気代と節約する方法
電源を切ることがなく毎日使う冷蔵庫はで電気代が多くかかります。冷蔵庫の電気代を節約する方法としては冷蔵庫の中に食品を多く詰め込み過ぎないようにすることです。冷蔵庫の中に食品を多く詰め込み過ぎると冷蔵庫の効率が落ちて余分に電気代がかかってしまいます。
また、冷蔵庫の中に食品を多く詰め込み過ぎると冷蔵庫を開けて食品を探すのに時間がかかりその分冷蔵庫内の温度が上昇することになりその分電気代がかかってしまうことがあります。さらに最新の冷蔵庫の省エネタイプを選ぶことで電気代が節約できます。
また、冷蔵庫の設置場所によっても電気代が節約になるケースもあります。冷蔵庫の効率を上げるために冷蔵庫の放熱板から壁までの距離を離した場所に置くことで余計な電気代がかからずに電気代が節約できます。
水槽ヒーターの電気代と節約する方法
ここでは、熱帯魚を飼っている人が水槽の水温を保つための水槽ヒーターの電気代について説明します。水槽に入っている熱帯魚や水草に適した水温は26℃前後と言われています。水温が下がる冬場には26℃前後にするための温度管理が必要になり、水槽ヒーターは欠かせません。
水槽ヒーターにはセンサーやサーモスタットが内蔵した温度が固定されているオートヒータータイプと、設定温度を変えられるタイプがあります。当然のことながら大きなサイズの水槽で使う水槽ヒーターは電気代がかかることになります。
ではセンサーやサーモスタットが内蔵した温度が固定されているオートヒータータイプと、設定温度を変えられるタイプではどちらが多くの電気代がかかるのでしょうか。水槽のヒーターの電気代は、水槽のサイズだけではなく、水槽ヒーターの種類にも影響します。
サーモスタット内蔵のオートヒータータイプが電気代は安い
温めるヒーターの消費電力が同じ場合、サーモスタットが内蔵したタイプはサーモスタットが別になったタイプよりも電気代が安くなります。サーモスタットが内蔵していないタイプはサーモスタットを動かすための余分な電気代がかかることになります。
また、消費電力の大きな水槽ヒーターの方が短時間で温度を上げることができるのでその分電気代が安くなるケースもあります。さらに水槽のヒーターの電気代を節約するには、短時間で水温を上げるために外気がはいりにくいリビングルームなどに水槽を設置することで電気代を節約することができます。
季節別電気代の節約方法
ここでは、一人暮らしの電気代を春夏秋冬でそれぞれどのくらいの電気代がかかってくるのか、また、そのかかっている電気代の節約にはどんな方法があるのか説明します。
春の電気代と節約
夏には食品保存のための冷蔵庫や料理や食事に必要な電子レンジや炊飯器などの電気代に加えて、扇風機、クーラーやエアコンなどの電気代が別途かかります。また、冬には食品保存のための冷蔵庫や料理や食事に必要な電子レンジや炊飯器などの電気代に加えて、オイルヒーター、電気ストーブといった暖房器具などの電気代が別途かかります。
春は比較的穏やかな日が多く、食品保存のための冷蔵庫や料理や食事に必要な電子レンジや炊飯器などが主な電気代になります。春は扇風機、クーラーやエアコン、オイルヒーター、電気ストーブといった器具は使用しないので電気代の節約になり一人暮らしの春の電気代の平均の相場は3000円~4000円ほどです。
初回公開日:2018年02月22日
記載されている内容は2018年02月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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