Search

検索したいワードを入力してください

床暖房の1ヶ月のガス代の目安・エアコン代とどちらが高いのか

更新日:2022年04月11日

温水式ガス床暖房はガス給湯器を使ってお湯をつくり床を温めます。熱効率が良く地球にもやさしい床暖房として注目されています。気になることはガス代がどのくらいかかるかということです。こちらでは、温水式ガス床暖房のメリット・デメリットとガス代について詳しく紹介します。

床暖房の1ヶ月のガス代の目安・エアコン代とどちらが高いのか

年間床暖房ランニングコスト

リンナイのホームページによると、ECO ONE(エコワン)ダブルハイブリッドタイプを18畳の部屋で1日8時間、立上げ2回、120日使用した場合の年間床暖房ランニングコストは、47,900円とあります。一カ月で考えると約3,900円となります。従来のガス給湯暖房機の年間床暖房ランニングコスト78,000円と比べると、38%の削減となります。

エネファーム

エネファームとは、天然ガスから電気とお湯をつくる家庭用コージェネレーションシステムです。水素と酸素を化学反応させて電気をつくります。そのときに発生した熱で貯湯タンクの水を加熱してお湯をつくるので、エネルギーを無駄なく使えます。

一日の発電量は0.2kWから0.7kWで家で使う電気の約46%をエネファームでまかなえます。また、発電時に出る熱を利用してお湯を作りお湯は必要量の大半をエネファームでまかなえます。床暖房に使う温水はバックアップ熱源機でつくります。

年間光熱費

エネファームはガスから電気をつくるのでガス代と電気代をあわせてみていきましょう。エネファームのホームページによると、4人家族モデルケース戸建の年間の光熱費は電気代70,910円、ガス代110,730円、合計181,640円となり、従来のシステムの電気代138,890円、ガス代113,580円、合計252,470円と比べると約71,000円の年間光熱費を削減できます。

エネファームのつくる電気とお湯を使うことで電力会社からの購入電力が減り、電気代の節約が可能になります。ガスの使用量は増えますが、お得な料金プランの適用によって結果的に年間トータル光熱費を削減できます。しかし、ガス代は増えてしまう可能性がありますので注意してください。

ヌック

ガス温水床暖房のヌックは、床面からのふく射熱で理想の「頭寒足熱」を実現します。冷え込みの厳しい時こそパワーを発揮します。また、ヌックならすばやく快適温度に到達することができ、室内の温度ムラがなく均一に快適に暖かくなります。

ヌックのランニングコスト

床面からお部屋全体を暖めるヌックの床暖房は、室温を高く設定しなくても十分な暖かさを感じることができとても経済的です。次世代省エネルギー基準相当の断熱を施した8畳の部屋での一時間のガス料金は約9円です。同じ部屋でエアコンとホットカーペットを使用すると電気代は約17円となりますので、とてもお得で快適な暖かさを実現できます。

また、大阪ガス供給区域内の都市ガスを使用しているご家庭で、ガス温水床暖房が設置されていると、一般料金に比べてガス代が約19%おトクになるGAS得プラン【床暖料金】に申込みすることができます。各地域にお得なガスプランがありますので確認してみてください。

温水式ガス床暖房で快適な暮らしを手に入れよう!

私たちの暮らしは日々快適な暮らしへと変化しています。床暖房についても少し前までは贅沢品として一般家庭ではあまり見かけませんでしたが、現在では住宅ハウスメーカーのほどんどで床暖房の提案があるほど浸透してきました。

床暖房は足元から部屋全体を暖めるためどこにいても均一に暖かく、キッチンで料理を作るママやエアコンの乾燥が苦手な人にも最適な暖房器具です。ガス代がとても高くなるイメージが強いですが、気密性の高い家や床暖房の使い方でガス代を抑え経済的に使うこともできます。床暖房の知識を身につけて上手に活用していきましょう。

初回公開日:2018年02月28日

記載されている内容は2018年02月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related