バゲットとは？｜バゲットとフランスパンの違いと他の種類10種
更新日：2022年04月11日
バゲット以外のフランスパンの種類9つ目は、タバーチュルです。タバコ入れと言われる形状をしています。シャンピニョンが上にキノコのような形であるのに対して、タバーチュルは麺棒で伸ばした部分をかぶせるように生成して焼きます。
丸い部分はクラムが多いので柔らか目の食感で、かぶせた部分はカリカリとしたバゲットと同じ感覚を楽しめます。
10：クープ
クープーとは、フランスパンの種類と言えば種類ですが、そうではないと言えばそうではありません。フランスパンの種類によっては、焼く前に切れ目を入れて割れないようにします。この切れ目のことをクープと言います。つまりパンの名前というよりはパンについている模様の名前となります。
しかし、逆に言えばバゲットやフルートなどのフランスパンには必ず入れる切れ目ですので、フランスパンの種類であるとも言えます。
フランスパンが作りたい時にはこれ！
フランスパンの材料は、小麦粉と水と塩とイーストです。それ以外使わなければ、それは形がどうであれフランスパンです。ホームベーカリーでは、専用の粉が家電量販店で販売されている事もあります。中にはフランスパンの元もありますので、それを使えば問題なくフランスパンです。
こちらの商品は、粉を水とイーストをセットしておけば、お好みの時間にパンが焼きあがります。また、生地のみを作る事もできます。
バゲットの歴史
フランスパンで最もポピュラーなのはバゲットですが、普及したのは20世紀になってからです。1920年代にパン職人が働ける時間を法律で決められたのが原因で、朝食にまでに丸いパンを焼けなくなってしまいました。そこで生成時間を短縮できる細長いパンが一般的な形となりました。
フランスパンができた理由
フランスは、土壌や気候の関係で小麦のグルテンが少ないため、ふっくらとしたパン作りが困難でした。そこで粘り気のない生地を使って完成したのがフランスパンです。フランスパンは、もともとイースト菌を使わない製法で、混ぜて直火焼きするだけの物でした。フランスパンが現在の形になったのは19世紀ごろの事です。
フランスパンの知識を深め美味しいバゲットを探そう
フランスパンには、今回の記事で紹介したもの以外にも、カンパーニュやクロワッサンなど日本でもお馴染みのパンもいくつかあります。それぞれの種類によって、食べ方や焼き方も違いますので、食べ比べてみてフランスパンの知識を深めてみましょう。
また、ホームベーカリとオーブンを使用すればパン生地からフランスパンを作る事もできます。バゲットやフルートだけではなく、クロワッサンやカンパーニュにも挑戦してみましょう。
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初回公開日：2018年11月12日
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