ハーブの種類・育て方と料理・スパイス・資格・お酒の種類
更新日:2020年08月28日
ハーブにはどんな種類があるの?
ハーブと聞いてどのようなものを思い浮かべますか。ちょっと香りが独特なもの。料理に添えるもの。美容にいいものなど色々でしょう。
ハーブと一言でいっても、その種類はさまざまです。そしてそれぞれハーブが持つ効果も多く、種類や使用方法によっても変わってきます。そのあまりの種類の数に驚かれる方も多いのではないでしょうか。いったい何から勉強すればいいのか途方に暮れているあなたのために、まずはよく知られているものを紹介します。
若返りのハーブ!ローズマリーとは?
ローズマリーは地中海沿岸地方原産のシソ科の植物です。頭がスッキリしそうな清涼感のあるスーッとした強い香りが特徴です。ローズマリーを一言で紹介するとズバリ「若返りのハーブ」です。なぜそのように呼ばれているのかは、ローズマリーの持つ効果を見れば納得するでしょう。
フレッシュでもドライでも利用できます。乾燥しても香りが続くのが特徴で、刈り取った枝を部屋などに吊るすと消臭効果があります。
ローズマリーの主な効果
新陳代謝の促進、抗酸化作用、利尿作用、コレステロール値を下げる、更年期障害の症状の緩和、にきびの予防、精神的疲労の緩和、血液循環の促進、消火促進、収れん性作用、他
使用上の注意
ローズマリーは非常に強い刺激があります。妊娠中、乳幼児、高齢者、高血圧症、てんかん、心臓疾患がある人は注意が必要です。
万能薬ハーブ!ミントとは?
ミントはユーラシア大陸原産のシソ科ハッカ属の多年草です。1700年後半頃からイギリスで大になり、今でも多く用いられています。別名「ハッカ」としても知られています。
スーッとした爽快感を与えてくれるミントは、料理やアロマとして用いられることが多いですが、医療的効果も多く伝統医療にも使われています。さすが「万能薬ハーブ」と言わているだけあります。また、蚊とネズミを追い払ってくれる効果もあり、見た目は可愛い葉っぱですが心強いハーブです。
ミントの主な効果
鎮静効果、胃腸機能の調整、抗菌作用、防腐作用、精神的な緊張の緩和、口臭・体臭の予防、下痢の改善、発汗作用、利尿作用、安眠効果、冷え性の改善、他
使用上の注意
身体にいい効果がたくさんあるミントですが、摂りすぎると胃の粘膜を乾かして胃痛を引き起こす恐れがあるので注意が必要です。また、出産後は母乳の出に影響を及ぼすので摂らないようにしましょう。
クレオパトラの美の秘密!アロエとは?
まさかアロエもハーブの種類のひとつだったなんてという感じですが、ハーブです。南アフリカと北アフリカが原産で、日本でもよく目にする植物です。アロエの切り口から出た汁を塗ると火傷に効くなどと以前からよく言われていますが、もっとすごいことにクレオパトラ女王の美肌のひみつがアロエだったと言われています。
中のゼリー状の部分を適度に摂ると便秘に効果があります。ゼリーの部分は苦みがなくて、アロエヨーグルトのようにデザートとして摂られています。刺身やてんぷらでも食べれるということなので、気になる方はお試しあれ。
初回公開日:2017年11月25日
記載されている内容は2017年11月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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