トリュフ味のチョコ・トリュフの味の例え・似ている物
更新日:2020年08月28日
トリュフはとても独特で豊潤な強い匂いがしますが、食べてみるとシイタケやマッシュルームのように、味はほとんどありません。トリュフの味を表現すると、以下のようになります。
【トリュフの味の表現方法】
・味がない
・シイタケに似た味
・マッシュルームに似た味
・ぼそぼそした食感と味
トリュフの香りの表現方法
トリュフは独特な強い香りがするため、料理に大量に使用されることはなく、口に含んだときに鼻に抜ける香りを味わうための食材です。トリュフの香りを表現すると、次のようになります。
【トリュフの香りの表現方法】
・土の匂い
・森の香り
・ガスのにおい
・ワインの渋味のような味と匂い
トリュフ味に似ている食べ物
トリュフはキノコの一種で、ほとんど味のない食べ物です。トリュフの味に似ている食べ物を敢えて挙げるならば、椎茸や薄くスライスしたジャガイモです。椎茸もジャガイモも、単体ではほとんど味がありません。
トリュフの味をマツタケに似ていると言う人もいます。「香りマツタケ、味しめじ」というように、マツタケも香りを楽しむための食材で、味はほとんどしません。
トリュフの味の種類
トリュフは世界三大珍味の一つに数えられる高級食材で、家庭の食卓に頻繁に出てくるものではないので、トリュフの種類にはどのようなものがあるか知らない方も多いでしょう。雑学として知っておいて損はない、トリュフの種類について紹介します。
トリュフの種類は世界で60種類
世界には約60種類のトリュフが存在しますが、そのうち食用トリュフは9種類で、市場に出回っているものは6種類です。その中で日本に流通しているものは、主に「黒トリュフ」と「白トリュフ」の2種類です。
「黒トリュフ」は主にフランス産、「白トリュフ」はイタリア産が主です。それぞれの特性・違いについてみていきましょう。
黒トリュフ
黒トリュフは、平地の乾いた石灰質の土壌に生息し、主にフランスで収穫されるキノコです。生食が基本ですが、加熱してソースに加えたり、蒸した後に缶詰にして保存することも可能です。黒トリュフは、湿った土のような香りや森の香りに例えられ、味はほぼ無味です。
白トリュフ
白トリュフはイタリアの傾斜地の粘土質の土壌に生息することが多く、黒トリュフよりも香りが強いのが特徴です。黒トリュフと違い保存がきかないので、市場では常に高値で取引されています。味は、黒トリュフと同じくほとんど無味です。
トリュフは味がないのか
トリュフは高級フランス料理店などで提供されているので、「凄く美味しい」というイメージを持たれがちですが、実際に食べたことがある人によると、「香りは強いが味がしなかった」という感想が多くなっています。トリュフは味がないのか、検証してみましょう。
トリュフは味よりも香り
トリュフには黒トリュフと白トリュフがあり、白トリュフのほうが高級品です。トリュフは香りが非常に強いため、犬に探させると香りの強さに犬が参ってしまうので、本場フランスやイタリアでは、トリュフは豚の嗅覚を利用して探し出しています。
新鮮で香りが良いトリュフをサラダやリゾット、肉料理などの仕上げにたっぷりと削ってかけると、本当に幸せな気分になれるといわれていますが、「味」については微妙な感想しか出てきません。
日本で提供されるトリュフは鮮度が落ちているため、香りも(本場よりも)弱いと評されていますが、トリュフはマツタケや椎茸のように、「味はほとんどしないが香りは良い」というのが世間的評価となっています。
初回公開日:2017年12月26日
記載されている内容は2017年12月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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