一人暮らしに車とは|車の維持費用・維持に必要なこと
更新日:2020年08月28日
ワゴン・ハッチバック
ワゴン・ハッチバックは、いわゆる2ボックスの形状の車種で、前部にはエンジンフードを、後部には乗員の座席とひとつづきの荷室を備えている車両のことを指します。特にハッチバックは、大きい荷物や長物の積み下ろしを楽にして自動車の利便性を高めるための手段として、跳ね上げ式、または横開き式の背面ドアを設けた車両のことを指します。若い人にで、アウトドアにも活用できる車種です。
一人暮らしの方で、ミニバン・1BOXほどの積載力を必要としない方には、向いている車種と言えるでしょう。また、セダンから派生している車も多いため重心が低く、走行安定性も高いものが多いため、スポーツ走行が好きでレジャーにも活用したい方には車種といえます。
セダン
ボンネットと、独立したトランクリッドを持つ車種で、それらの間に車室を持っています。3ボックスカーと呼ばれることもああり、最も一般的な形状と言えるでしょう。タクシーや教習車をイメージするとわかりやすいかもしれません。90年代に流行した形状であり、お父さんの世代にのある車種といえるでしょう。一方で一人暮らしの若者にはあまりがなく、販売台数も年々減少しています。
独立したトランクを持て、トランクルームに貴重品を保管するといった使い方も出来るため、営業車などでも良く使われる車種と言えます。また、後部が軽量である為、走行性能の高いものが多く、BMWなどのスポーツセダンでは走りが好きな方に好まれます。
SUV
SUVは、現在最ものある車種のひとつです。以前はRV車と呼ばれたジャンルで、今日ではスポーツ・ユーティリティ・ビークルの略称としてSUVと言われます。現在ではスキー、サーフィン、キャンプなどで用いられる車両です。一人暮らしの方で、ミニバンほどの積載力は必要なく、アクティビティに活用したい方であれば、最もおススメできる車種となります。
スポーツカー
スポーツカーは運転を楽しむこと(スポーツドライビング)を目的とした車種で、運動性能に重点を置いて設計・製造された自動車のことを指します。
そのため、積載力はほとんどありませんが、大人数で乗車することの少ない一人暮らしの方では、維持していくことも不可能ではありません。家族のある方ではミニバンを保有している上での、セカンドカーとしてスポーツカーを保有する必要がありますが、一人暮らしの方でスポーツ走行が好きな方であれば、スポーツカーという選択肢も悪くないと思われます。
ハイブリッドカー
現在最も主流となっている車種で、今日の日本では販売台数の上位に位置している車種です。「プリウス」や「アクア」という車種をイメージすれば良いでしょう。動力源に内燃機関と電気モーターや様々な補助動力を併用するものがメインとなっています。こうした車種はエコの時代柄、一人暮らしの方であっても家族暮らしの方であっても、が高い車種となっています。一人暮らしの方では経済性から、こうした車種を選ぶこともおススメです。
車の維持費用
自動車税
自動車税とは、地方税法に基づいて、道路運送車両法第4条の規定により登録された自動車に対し、その自動車の主たる定置場の所在する『都道府県』において、その所有者に課される税金です。
(軽自動車税は自動車税とは異なり、地方税法に基づいて、軽自動車やオートバイなどに対し、主たる定置場の所在する『市町村』において、その4月1日時点の所有者に課される税金です。)
毎年5月に納付書が届き、31日までに1年分の自動車税を納付する必要があります。うっかり自動車税のことを忘れていると、思わぬ出費にびっくりすることでしょう。
ちなみに、自民党により平成25年12月12日の平成26年度税制改善大綱において、軽自動車税が増税されています。(平成27年4月1日以降に新車登録される車両)
下記に自動車税の一覧を記載します。
原動機付自転車・・・総排気量50cc以下(2,000円)
二輪において総排気量50cc超90cc以下(2,000円)
総排気量90ccを超えるもの(2,400円)で
三輪以上で総排気量20cc以上(3,700円)
軽自動車及び小型特殊自動車・・・二輪(サイドカー付きのものを含む)(3,600円)
三輪(トライク又は三輪自動車)(3,900円)
四輪以上で乗用(5ナンバー車)(10,800円)
四輪以上で貨物(4ナンバー車)(5,000円)
二輪の小型自動車(6,000円)
普通車・・・1.0リッター以下(29,500円)
1.0超〜1.5リッター以下(34,500円)
1.5超〜2.0リッター以下(39,500円)
2.0超〜2.5リッター以下(45,000円)
2.5超〜3.0リッター以下(51,000円)
3.0超〜3.5リッター以下(58,000円)
3.5超〜4.0リッター以下(66,500円)
4.0超〜4.5リッター以下(76,500円)
4.5超〜6.0リッター以下(88,000円)
6.0リッター超(111,000円)
※いずれも自家用、乗用車
任意保険料
自動車はその使用方法次第では他人に危害を与えてしまう可能性のある、危険なものとされています。そうした万が一の際の補償の為に、自動車損害賠償責任保険(以下、自賠責保険)というものに加入することが義務付けられています。これは自動車損害賠償保障法によって、自動車および原動機付自転車を使用する際、全ての運転者への加入が義務づけられており、「強制保険」といわれるものです。しかしながら、自賠責保険だけでは賄いきれない事故の際にの補償の為に、任意保険に加入するべきであるとされています。
具体的には他人の車に被害を与えてしまった場合や、対物事故で物を壊してしまったなどの、自賠責保険が使えない場合の損害に対して、保険料が支払われます。また、自身の車両に対しては通常の保険では保険金が支払われない為、車両保険を付帯することもあります。これらの保険料は車両ごとの保険料率や、加入者の年齢や加入年数と事故回数から算出されるノンフリート等級によって異なるりますが、一般的には車両保険無しで5~10万円程度、車両保険を付帯させると10~30万円程度が年間に必要となります。
車検料、メンテナンス料
自動車を維持していく以上は、メンテナンスが必要となります。その内容としては各種オイル交換や保安部品点検、アライメントやコンピューターの調整など、多岐にわたります。また、自家用車においては新車時から3年目、それ以降は2年ごとに車検を受ける必要があります。その際に印紙代や自賠責保険、重量税の納付なども必要となる為、費用がかさんでしまいます。そうした費用も、自動車を維持していく以上は考慮しなくてはなりません。
駐車場代
自動車は保管にスペースが必要となる為、駐車場の月額料金が必要となります。地域によって価格は異なりますが、田舎では月に3,000円~10,000円程度が必要となります。もっとも土地の高い23区内では、30,000円~60,000円程度の駐車場代が必要となります。そうした地域では、一人暮らしで車を持つことは難しいかもしれません。
また、普段保管するための駐車場代に加えて、外出時に出先で保管するための駐車場代も計算しなくてはなりません。こちらも地域差はありますが、地方では駅の近くでも30分で100円程度が必要となるでしょう。都内では高いところで10分500円といったところも少なくはありません。田舎ではそもそも駐車場代が必要ないところが多いため、一人暮らしの方でも維持はしやすいといえます。また、首都圏であってもショッピングモールなどで何かを一定金額以上購入すれば、駐車場代は無料となる施設も多いので、そういった駐車場を活用することも手段の一つかもしれません。
消耗品代
初回公開日:2017年07月23日
記載されている内容は2017年07月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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