一人暮らしに車とは|車の維持費用・維持に必要なこと
更新日:2020年08月28日
自動車には、仮に無事故で乗り続けたとしても、消耗していく部品が存在します。例えばタイヤやブレーキパッド、ワイパーといった部品は安全に走行するためには、定期的に交換していかなくてはなりません。
また、10年近く乗った車ではエンジンのオーバーホールなども必要となり、各種ベルト類なども交換しなくてはならず、数十万円単位の出費が必要となります。仮に半年ごとにオイルを好感し、2年ごとにワイパーやゴム類、4年ごとにタイヤやブレーキパッドを好感した場合、年間にかかる費用は中量級乗用車でおよそ10万円程度となるでしょう。
ただし、こうした部品は販売台数の多い車種や部品の小さい軽自動車では安い傾向にある為、車によっては年間5万円程度で維持していくことも可能となります。
燃油代
燃油代は、自動車の燃料であるガソリンや軽油の代金のことを指します。排気量の小さい軽自動車やハイブリッドカーでは同じガソリンで走れる距離が長いため、燃費が良く経済的と言えます。現在の車ではおおよその目安として、1リットルのガソリンで10~15km走行できるものが多いでしょう。
近頃ではディーゼルエンジンががあり、単価の安い軽油で長距離を走ることが出来るので、そういった車ではより経済的に運用することが可能です。年間に乗る距離とガソリンの種類によって費用は変わりますが、目安としては年間に10万円程度が必要となるでしょう。
各種雑費
こちらは、車を維持していくうえでかかる、各種雑費となります。例えば社内の芳香剤や、洗車で必要なブラシなど、自動車を保有していなければかからない費用も少なくはありません。一人暮らしの方では、負担になることも多いでしょう。
維持に必要なこと
家族暮らしであれば、車は生活において必要不可欠であるといえるでしょう。一方で、一人暮らしの方では極端な田舎を除き、車は必要不可欠とはいえない場合が多いでしょう。一人暮らしであれば自転車やバイクを活用したり、電車での移動で賄えることが多いためです。一人暮らしで車を維持していくためには多くの費用を賄っていく経済力はもちろんのこと、、車が好きであることが必要でしょう。
車を所有しないという選択肢
タクシー
これは一人暮らしの方に限った話ではありませんが、車を所有しない代わりに、タクシーで移動をするという選択肢もあります。家族で生活するうえでは人数も多く、それぞれがタクシーを利用すると膨大な金額となりますが、一人暮らしであれば、車が必要な場面ではタクシーを利用するということも考慮すべきでしょう。
レンタカー
一人暮らしの方であれば、基本的には大きな車は必要ないでしょう。レンタカーであれば、その時々によって軽自動車から1BOX・ミニバンまで多様な車を利用することが出来ます。一人暮らしで自分しか乗らない場合は軽自動車をレンタルし、一人暮らしだけど複数の友人と旅行に行くという場面では大きな車を借りるといった融通も利きやすいでしょう。
カーシェアリング
現在一人暮らしの方を中心に、最も注目されている自動車の運用方法として、カーリースという方法があります。家族暮らしの方では自動車を利用する場面が多いので自家用として所有するメリットがありますが、一人暮らしの方ではそもそも自動車の出番はそんなに多くはないはずです。
そうした場合に従来であればレンタカーという方法が多く取られてきましたが、現在ではカーシェアリングという方法が主流になってきています。カーシェアリングではいくらかの会費を払うことで、共用の車をスマートフォンなどで予約管理し、必要な時に必要な分だけ利用するといった運用が可能となります。
一人暮らしの方では、こうした方法を選択肢に入れることで、経済的に自動車を活用することが可能となるでしょう。
カーリース
車を購入した場合には多くの維持費用がかかってしまいます。税金シーズンや万が一の故障の際には思わぬお金がかかってしまうこともあり、経済力の低い一人暮らしの方では負担になることも少なくはありません。
カーリースでは、あらかじめ決まった月額の中に各種メンテナンス費用や消耗品の交換費用、税金が含まれているため、急な出費がかからずに自動車を維持することが可能となります。もちろん若干割高に買ってしまうこともありますが、生活スタイルの変化しやすい一人暮らしの方では、ニーズに合った運用方法と言えるでしょう。
初回公開日:2017年07月23日
記載されている内容は2017年07月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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