一人暮らしのガス代平均とは|プロパンと都市ガスの違い・節約方法
更新日:2020年08月28日
新築物件
一人暮らしで物件を決める場合、できるだけ新しい物件に住みたいのは大半の希望でしょう。築浅や新築の物件はが高く、入居希望者が多い傾向にありますが、その分家賃が高く、なかなか決まらない物件も中には存在します。その場合、大家さんや管理会社は家賃の引き下げに入りますが、その際は注意が必要な点があります。それが、プロパンガス代です。
家賃が安い築浅物件は、それだけで入居者に魅力的に映り、その陰に潜むプロパンガス代には盲目的になりがちなのです。家賃は安いがプロパンガス代が高いので、結局月にかかる費用は他の物件と変わらないといったことがあるため、一人暮らしで築浅物件を希望している方は注意が必要です。
夏・冬の節約
一人暮らしをしていて、月によってガス代が大きく変わることにお気づきでしょうか。夏と冬ではガス代に大きな差が生まれます。たとえ同じ物を加熱していても、その基準となる温度が違えば温まるスピードが大きく変わってくるからです。
冬場に冷たい水を沸騰させるためには、夏場に同じことをするよりもたくさんのエネルギーが必要になります。よって、冬場は必然的にガス代が高くなるのです。なお、最もガス代が高い月は1月で、安い月は9月であるといわれており、金額の差は約1.5倍程と言われています。
一人暮らしをする際は、年間で高くなる時期を見越して、収支の管理をおこなうことが大切です。
時には我慢も必要!季節に応じた節約術
ガス代節約の要が、お風呂であることは先に説明している通りです。お風呂と季節の関係は、節約という面において最も関連性が高いのです。また、一人暮らし世帯でもちょっとした心がけで実践できることが多いです。
夏場は気温が高く、真水の温度も高めになっています。また、身体も火照っていることも多く、わざわざそんな中熱いお湯につかる必要もないでしょう。ただ、たまには湯船につかりたい、つからないと嫌だという方はぬるめのお湯を張ったり、給湯システムがある場合、設定温度を下げる、追い炊きを使わないといった心がけをするとよいでしょう。
冬場は、真水が大変冷たくなり、ガスのエネルギーが大きくなる分、ガス代がかかる季節です。シャワーだけではなかなか身体が温まらないという人もいるでしょう。冬に関しては、精神論ですが、節約にはある程度の我慢が必要です。冬のガス代は普通に使っても夏場の1.5倍から3倍くらい差が出てくるため、夏場と同じように使っていては、それだけガス代が増えてしまいます。
ただ、あまり極端な節約で風邪を引いてしまっては元も子もないので、体調と相談したり、週に4回はお風呂の日、3回はシャワーの日といったように決めておくとよいでしょう。
一人暮らしの家計にとって、ガスは重要なアイテム
ガスは一人暮らしをする上で、欠かすことはできません。よって、ガス代を抑えるためには、しっかり節約することが大切です。料理をする際はなるべく家電を活用する・お風呂は温めすぎない・シャワーを活用するといった毎日のちょっとした心がけが、1年、5年、10年と時間がたつと大きなお金に変わっていきます。
ガス代はできるだけ節約して、余裕ができたお金を他に回し、充実した一人暮らし生活を送りましょう。
初回公開日:2017年07月25日
記載されている内容は2017年07月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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