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老後の資金はいくら必要?夫婦・独身で過ごす老後の資金の必要額目安

更新日:2022年04月11日

老後のことを考えたことはありますか?老後を安心して暮らしていくには、どのくらいの資金が必要なのか、またその資金を貯めるにはどうすれば良いのかを記事にしました。老後資金を算出するシミュレーションや老後資金の貯め方、そして年金保険などの紹介もしています

老後の資金はいくら必要?夫婦・独身で過ごす老後の資金の必要額目安

続いて60歳以上の無職で一人暮らしの老後の生活費の内訳です。男性、女性によっても差が出ますので、こちらも大まかな目安です。一般的に男性の方が生活費がかかるようです。

ひとり暮らしの生活費内訳

ひとり暮らしの生活費の内訳は
「食費」37,000円
「保険医療費」9,000円
「住居費」16,000円
「交通・通信費」14,000円
「光熱費」14,000円
「教養娯楽費」18,000円
「家具家事用品」7,000円
「交際費」22,000円
「衣料費」6,000円
「その他」16,000円となっています。以上の合計金額は159,000円です。

老後の資金をシミュレーションしてみる

ひと月にかかる生活費の目安は、だいたい理解して頂けたことでしょう。この生活費の目安額から年金を引いた金額を貯えから支出していかなければなりません。それから、何歳まで生きられるのかは誰にもわからないことですが、自分の予測寿命も老後資金を計算する時に必要です。日本人の平均寿命ですが、2017年3月1日に厚生労働省が好評した第22回生命表によると、男性は80.75歳で女性は86.9歳と過去最高を更新しているようです。

最低準備しておきたい老後の資金額

以上までで分かった「平均的な生活費」と「あなたが受給する年金額」と「上記の平均寿命」を下記の計算式に当てはめて、老後の資金をシミュレーションしてみて下さい。

(生活費-年金の金額)×12か月×老後の年数=最低準備しておきたい老後の資金額

老後資金の確実な貯め方は?

老後を見据えて、現金をコツコツと銀行預金できる場合は問題ないのですが、長い人生には色々なことが起こります。せっかく貯めた資金も何かの折に「また、貯めればよい」と手を付けてしまう可能性は、いくらでもあります。それを繰り返している内に老年期を目前として不安になってしまう人は沢山います。

老後の資金は銀行の積立預金や定期預金よりも「個人年金」で積み立てていく方が堅実な資金の増やし方になります。なぜなら「個人年金」の現金化は手間がかかるので解約や引き出しをしにくいからです。

個人年金に加入する時期は?

「個人年金」に加入する時期は、早ければ早いほど良いでしょう。「個人年金」は、年齢が若い方が掛け金も少なくて済むからです。まだ20代だから早いことはありません。気を付けるのは、いきなり高額の保険に加入してしまうと支払いが厳しくなるので、自分のライフプランをしっかり持って、その上で老後の受領額を決めましょう。昇給などで余裕ができたときには増額ができます。最初は確実に支払える無理のない計画をたてましょう。

老後資金に関する保険の種類は?

老後資金を保険で貯めるには、先ほど述べた「個人年金保険」の他に「低解約払戻金型終身保険」や「外貨建て保険」などがあります。

「低解約払戻金型終身保険」は保険料が安く設定されている終身保険です。通常、60歳から65歳までに保険料の払い込み終了になるように契約を結びます。よって定年退職後に解約しても損をすることがなく、解約払戻金を老後の生活資金に回すこともできます。

「外貨建て保険」は保険の支払いや保険金、年金、解約払戻金の受け取りをドルやユーロなどの外貨で行う保険のことです。死亡保険額が定まらない保険商品なので、投資目的と考えた方が良いでしょう。満期保険金や解約返戻金を外貨のまま保有することもでき、外貨資産として活用することもできます。

老後の資金の運用方法は?

老後の資金運用はどのように行えばよいでしょうか。リタイア後は長い老後生活に備えて少しでも利回りの良いものをと考える人が多いです。けれど運用にはリスクも伴うので運用に回せるお金をそうでないお金に分けて考える必要があります。

次のページ:老人ホームの入所費も見てみましょう!

初回公開日:2017年08月22日

記載されている内容は2017年08月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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