一人暮らしの生活費平均|内訳/生活費/東京での生活費
更新日:2020年08月28日
交際費・被服費の平均は30000円とやや高めです。毎月私服を買うことは少ないかもしれませんが、社会人になるとワイシャツや靴を新調する機会も増えます。また、付き合いでの飲み会やランチ代を合わせると、結構高い金額になります。
ここは個人差が大きく、私服で仕事に行く方も多いのでもっと少なく済む方も多いです。逆に洋服が好きであれば、他の生活費を削ってここに重点を置いているという方もいます。
その他雑費で4000円
生活費の中のその他雑費に含まれているのは、日用品の洗剤やシャンプーなどと薬代などです。主に薬局などで買うものや、病院代として計上されている金額になります。もともと通院をしている方などは、家計簿を付けるときには病院代として別で計上するのもです。
生活費を考えるとき、その他というのは分かりにくいので本来は使わないほうが無難です。今回は個人差のある生活費の部分を紹介するために、その他という項目で紹介しています。
男女別の一人暮らしの生活費の違い
次に紹介するのは、男女別の生活費です。男女ではお金のかけ方が異なり、様々な部分で違いが出ているので詳しく見ていきましょう。
項目によって男女差アリ
一人暮らしの生活費では、項目ごとの男女差が大きく出ます。男女ではお金の使い方が異なり、どこに重点を置くかで金額も違ってくるのです。ここでは分かりやすく、生活費の男女差が大きい項目とその差を詳しく紹介していきます。
食費の違いは自炊の有無で変化
まず、大きく差が出るのが食費です。食費の差は自炊の有無が大きく関係し、男性より女性の方が自炊をしている方が多い傾向にあります。それに比例して食費は女性の方が低く、男性の方が高い結果となっています。
詳しい平均の金額で見ると、女性は1か月20000円弱で男性は倍の40000円弱です。外食やコンビニ食が多い男性は、どうしても食費が上がりがちです。
被服費や日用品は女性が高め
女性は洋服を買う機会も多く、美容室や化粧品にお金をかけている方も多いです。そのため、被服費や日用品にかかる生活費は女性の方が高めです。男性は化粧品を使うこともなく、女性よりも安く済むという結果になりました。
詳しい数字で見ると女性は日用品と被服費で1か月30000円、男性は20000円程度です。女性は男性の1.5倍ということで、高めの数字です。もちろんこれはあくまでも平均であって、被服費などは特に個人差が大きいです。
交際費は男性が高め
男性は会社などでも何かと付き合いが多く、支払いをする機会も多くなります。特に一人暮らしの男性は飲みに行く機会も増え、交際費は膨らみます。デートなどでも男性の方がお金を払うことが多い傾向があり、交際費は男性の方が圧倒的に高い結果となりました。
男性の交際費は1か月20000円、女性は10000円弱です。これも個人差が大きい部分ですが、被服費の結果と合わせると男女比はあまり無いことが分かります。
どこに重点を置くかでバランスをとる
ここまで男女差について紹介してきましたが、項目によって大きな差があるということが分かりました。男性の方が高いものもあれば、女性の方が高いものもあります。それぞれどこに重点を置くかは違いますが、トータルでかかる生活費としては大きな差はありません。
生活費のシュミレーションをしてみよう
次に紹介するのは、一人暮らしの生活費のシミュレーションについてです。簡単なシミュレーションの仕方や基本の知識を紹介するので、これから一人暮らしを考えている方はぜひ参考にしてみてください。
初回公開日:2017年10月08日
記載されている内容は2017年10月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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