一人暮らしの生活費平均｜内訳/生活費/東京での生活費

一人暮らしで絶対かかる生活費を考える

一人暮らしの生活費シミュレーションを考えるときには、まず絶対にかかる部分から考えます。中でも個人差が少なく、固定された生活費から考えるとシミュレーションしやすくなります。

最も固定されやすい部分は光熱費です。光熱費はよっぽどのことがなければ大きな差が出ることはありません。ガスや電気の会社によって違いはありますが、一人暮らしなら10000円前後と考えるのが無難です。

シミュレーションの際は、光熱費などは平均値で考えて問題ありません。

家賃は相場をチェックする

家賃に関しては、土地による違いがかなり大きいです。シミュレーションをする前に、自分が一人暮らしを考えている場所の家賃相場をチェックしておきましょう。もちろん部屋の広さや大きさによって相場は異なりますので、住む予定の間取りで調べます。

生活費の中でも家賃は大きな割合を占める部分なので、間取りなどは慎重に選びましょう。シミュレーションをしてみて生活費が高すぎるなら、間取りを狭くするという方法も有効です。

食費は1日あたりを考える

一人暮らしの1か月あたりの食費は平均20000円ですが、これは相当節約しながら自炊をしなければ難しい数字です。1日当たりに換算すると約660円ほどになり、コンビニなどで買い物をしてしまえばすぐにオーバーしてしまいます。

自炊メインなら、1日あたり1000円の月30000円と考えるのが良いです。頻繁に外食をしたりコンビニでお弁当を買えば、それだけ食費は膨らんでしまいます。

その他必ずかかる費用をプラス

その他必ずかかる費用と言えば、スマホ代があります。スマホは仕事やコミュニケーションにも必要なアイテムなので、ほとんどの方が持っているのではないでしょうか。加えて仕事でパソコンなどを使うという方は、ネット代も加算されます。

合わせると、8000円～15000円程度が平均です。スマホやネット代は一人暮らしの生活費の中でも大きな割合を占めています。他にも通院していれば病院代、ローンなどがあるという方はローン代を必ずかかる費用として加えます。

娯楽費や被服費は必要に応じて

上記までが一人暮らしで必ずかかる生活費です。ここに、娯楽費や被服費などを必要に応じて計上します。余裕を持った生活費のシミュレーションをしておかないと、ちょっとしたことですぐに予算オーバーをしてしまいます。

一人暮らしの生活費シミュレーションをするときには、ギリギリの額ではなくある程度余裕を持った計算を心掛けましょう。

実際の一人暮らしの生活費例紹介

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ここでは、実際に一人暮らしをしている方の生活費を例としてご紹介します。学生の場合と社会人の場合、男女の違いも合わせてチェックしてみましょう。

学生の一人暮らしの場合

家賃　50000円
食費　25000円
日用品　3000円
光熱費　10000円
スマホ・ネット　12000円
被服費・娯楽費　20000円
通院費　5000円
合計　125000円

この方は食費が安く抑えられています。学生ということもあり、全体的に生活費は安めになっています。この方の場合は娯楽費やスマホ代を多めに使っているので、その分食費を節約しているという印象です。

社会人の女性の場合

家賃　65000円
食費　30000円
日用品　10000円
光熱費　10000円
スマホ・ネット　10000円
被服費・娯楽費　40000円
美容代　10000円
合計　175000円

この方の生活費の場合は、一人暮らしの社会人女性ということで美容や日用品にかける金額が高めです。化粧品などにこだわりを持っているということで、そのあたりの金額が高くなっています。また、娯楽や被服にも多く支出しています。

社会人の一人暮らしは自炊をあまりしないという方も多いですが、食費は30000円ということでしっかり自炊をして節約している印象です。

社会人の男性の場合

家賃　770000円
食費　40000円
日用品　5000円
光熱費　15000円
スマホ・ネット　15000円
被服費・娯楽費　20000円
飲み代　10000円
合計　182000円

一人暮らしの社会人男性の場合は、生活費の中でも家賃が高めです。また自炊をすることが少なく、食費はやや高めになっているのが分かります。その他としては、生活費の中に飲み代が計上されているのが特徴です。会社や友達との飲み会代を別で管理している方が多く見られました。

あくまでも参考程度に