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一人暮らしのインターネットの料金・インターネット回線は必要か

更新日:2020年08月28日

一人暮らしだからこそ、家で使用するインターネット回線を、どうにか節約できないか、と考えている人も多いのではないでしょうか。本記事では、一人暮らしの人ならではの、インターネットへの接続方法などをご紹介しています。検討の参考にしてみてください。

一人暮らしのインターネットの料金・インターネット回線は必要か

CATV

CATVを利用したインターネット接続とは、ケーブルテレビが、テレビにつなぐケーブルを利用して提供されます。一人暮らしのアパートにCATVが入っている場合は、簡単に加入することができるので、です。光回線よりは遅く、ADSLよりも高速で、安定しています。ケーブルテレビも見たい人は、テレビ視聴とセットで割引になります。

通信速度によるプランが選べ、速度が遅いプランの場合は、安価ですが、早い速度を選択すると、フレッツ光などの光回線より高額になります。CATVの接続は、最大速度(下り)1Mbps〜160Mbps、月額料金3,000〜6,000円程度のプラン設定がされています。

ADSL

ADSLは、コストパフォーマンスの良い回線で、少し前まで主流でした。しかし、光回線の範囲拡大などに伴い、現在は減少傾向です。通信速度は、自宅からNTTの基地局までの距離や環境で、差異があります。通信環境が良ければ、動画もストレスなく再生できます。一人暮らしの環境で、安く使いたい人は、自宅から基地局までの、距離を確認して、検討してみてください。

ADSLの接続は、最大速度(下り)1Mbps〜50Mbps、月額料金3,000〜5,000円程度のプラン設定がされています。

モバイル回線

モバイル回線は、ポケットWi-Fiなどの通信機器が、基地局からLTEや3G、WiMAXの電波を受信して通信を行います。ノートパソコンやタブレット端末などから、モバイル回線に接続することで、インターネットが使えるようになります。

通信機器の対応エリアであれば、自宅でも外出先でも持ち歩いて利用できます。工事が必要ないので、一人暮らしにはもってこいです。機器を持ち帰るだけで、すぐに使い始められます。

一人暮らしの人にとっては、手軽に、固定回線と変わらないクオリティの利用が提供されるので、です。出張の多い人は、そのまま出張先にインターネット接続環境を持っていくこともできます。モバイル回線には、通信制限があるので、自分の通信量を把握した上で、検討する必要があります。

テザリング

テザリングとは、スマホをWi-Fiの親機として利用し、インターネットに接続する方法です。携帯会社との契約だけで済み、外出時もスマホさえあればインターネットに接続することができます。一人暮らしで、通信量の少ない人には、最適な場合もあります。

しかし、スマホのバッテリーは、通常よりも消費されるので、動画などデータ量の大きなものに使用すると、電池切れを起こしやすくなったり、パケット量もすぐに通信制限にかかってしまいます。テザリングは、臨時のインターネット接続用の予備機能として使う程度に考えておいた方が良いでしょう。接続スピードは、最大速度(下り)128kbps〜100Mbpsです。

モバイルルーター

モバイルルーターとは、小型の端末を使うことで、どこでもインターネットへの接続を可能にしてくれます。モバイルルーターは、高速化が進み、動画も快適に閲覧できます。

一人暮らしの人は、自分が不在のときは、モバイルルータを持ち出すこともできることになります。そこで、スマホと一緒に持ち歩くことを前提に、スマホのパケット契約を解除して、インターネット接続をモバイルルーターに一本化すれば、スマホの契約料金の節約ができます。

モバイルルータの利用は、回線速度(下り)128kbps〜590Mbps、月額料金4,000円程度で提供されています。

一人暮らしにインターネット回線

スマホの一般的な定額プランが、7,000円程度で、インターネット回線の利用料が4,000〜7,000円というのが、一人暮らしの人の平均的な月の通信費と言えます。インターネットの利用の仕方を再確認し、スマホや固定のインターネット通信費の見直しを行うなら、一人暮らしとしては、総通品費が1万円程度に抑えられれば、お得感があります。

インターネットの利用状況と費用は密接に関係するので、一人暮らしの人が、インターネットを利用する方式ごと、選択するとお得になる契約形態をご紹介します。

インターネット利用が少ない人

一人暮らしの人で、インターネット利用が少ない人は、インターネットの使い方に、以下のような特徴があります。

・動画、インターネットTVを見ない
・オンラインゲームをやらない
・ファイルのダウンロードを行わない
・インターネットは、メールのために利用している
・閲覧するサイトは、文字が多い(画像が少ない)

これらの特徴を持つ人であれば、一人暮らしの部屋に、インターネット回線を引く必要はありません。スマホ、あるいは、携帯電話(ガラケー)で十分です。

たまたま、パソコンをインターネットに接続させる必要が発生した場合は、スマホのテザリング経由で接続すれば十分でしょう。

インターネットの利用が多い人

動画、インターネットTV、オンラインゲームなどを、頻繁に利用している人は、スマホの契約でまかなえるパケット量では、通信制限がかかる可能性が高くなります。一人暮らしの部屋に、きちんとインターネット回線を引いておいた方が良いでしょう。

インターネット回線には、先にご紹介したような種類がありますが、一人暮らしの人になのは、携帯電話とのセットプランか、モバイルルーターによる接続です。

家電量販店で、パソコン購入とインターネット回線がセットになったものがありますが、契約期間にしばりがあるので、自分が一人暮らしをする期間と合うか、確認してください。また、この場合は、パソコンなどの機器が割引されますが、通信費は通常どおりなので、毎月の通信費の節約にはなりません。

次のページ:一人暮らしに最適なインターネット接続環境を検討してみましょう

初回公開日:2017年11月24日

記載されている内容は2017年11月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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