一人暮らしにコスパがいい暖房器具・節約方法|高齢者
更新日:2020年08月28日
断熱・断冷カーテンのすすめ
暖房器具を稼働していてもなんだか寒く感じることがあります。その原因は、窓ガラスにあります。寒さを防ぐために窓ガラスを2重にするには、リフォーム工事代がかかってしまいます。一人暮らしの貴方には、断熱・断冷カーテンがです。
一人暮らしの貴方は、日中職場か学校にいるので、帰宅後から就寝までの暖房が問題になります。厚手のドレープ地とレース地を2重に掛けると、空気の層が形成されて断熱効果が俄然高まります。
暖房効率を高めるカーテンの選び方
暖房効率を高めるためのカーテンの選び方を紹介します。大切なのは生地(素材)です。ドレープ生地は、目が細かくしっかり織り込まれているので断熱効果が上がります。
次に重要なのは、プリーツ(カーテンのヒダ、折り目)がタップリのものを選びます。通常、カーテンは窓の幅に対し1.2倍~1.5倍の生地の余裕がありますが、2倍~2.5倍の生地を使うと空気層も厚くなり、断熱効果はさらにアップします。高級感も増します。
コールドドラフト現象の解消
山善(YAMAZEN) 断熱断冷カーテン(幅110高さ225cm 2枚組) WPC-L(WH) ホワイト
横幅だけではありません。カーテンの長さも大切です。眠っている時に肩や足先が寒く感じることがあります。これは、コールドドラフト現象と呼ばれます。ガラス窓によって冷やされた空気が、床面(下)へ広がって行くのがコールドドラフトです。
床面に接するくらいカーテンを長く吊ると、この現象は解消されます。カーテンひとつのちょっとした工夫で、一人暮らしの寒い夜も暖かく過ごすことができます。
窓際が寒くて困ってたのですが、けっこう寒さが和らいだ感じがします。
出典: https://www.amazon.co.jp/%E5%B1%B1%E5%96%84-YAMAZEN-%E5%B... |
寝室とリビング用と2セット買いましたが満足しています。
一人暮らしの暖房にかかる電気代
どれも一長一短があります。電気ストーブは、一番熱効率が悪いです。石油ストーブは、灯油の価格に左右されOPECの出方を伺わなくてはなりません。給油・換気の手間もあります。エアコンは手軽ですが、外気温との差に左右されます。
暖房効率から考えるとエアコンでしょうか。エアコンによる暖房は、高いイメージがありましたが、現在ではその概念は払拭されています。丸一日稼働で1ヶ月使用したとしても、4,000円前後という報告がされています。
一人暮らしの暖房の設定温度
暖房の設定温度は、どのくらいが良いのでしょうか。電気系統を介さないストーブでは、温度設定は困難です。外気との関係、地域差・個人差もあります。難しい課題です。暖房の設定温度に関してある目安があるので参考にしてください。それは環境省、各メーカーが発表している「暖房の温度での適温」です。
環境省の発表は、20℃。エアコンメーカーのダイキンの発表は20℃~22℃となっています。清々しい春の一日、爽やかな秋の午後に匹敵します。ただ、一人暮らしの方は財布の中身も心も冷えてしまっている場合が多いので、もう少し上げましょう。
一人暮らしの暖房にカーボンヒーターはか
電気式のストーブには、ハロゲンヒーターとカーボンヒーターがあります。見た目はさほどの違いはありません。電気代や暖かさはどの程度違うのでしょう。ハロゲンヒーターもカーボンヒーターも「遠赤外線ヒーター」というカテゴリーに分類されます。
仕組みは、遠赤外線を発生させることで空気を暖めます。石油・ガスストーブやエアコンは、部屋全体を暖めます。中には、全体が暖かくなってしまうのが苦手の人がいます。そんな方になのが遠赤外線ヒーターです。
カーボンヒーターとハロゲンヒーターの違い
コイズミ カーボンヒーター 遠赤効果 2段階切替 ホワイト KKH0961/W
初回公開日:2017年11月15日
記載されている内容は2017年11月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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