【地域別】一人暮らしの初期費用の相場・計算方法・最低限の金額
更新日:2020年08月28日
のエリアから離れてみる
のエリアは家賃が高額になるうえ、お部屋が狭くなるため、荷物の多い方の場合や快適さを求めるのであれば、のあるエリアから少し離れた場所をお選びになった方が良いでしょう。
駅前やのあるエリア以外の場所の物件は、の高いエリアと同じ金額の家賃であっても、お部屋も広く築年数も比較的新しい物件が多いためです。
東京で一人暮らしをする場合、初期費用の相場はおよそ30万円から50万円程度になります。また、礼金の相場は家賃の 1か月分から2カ月分、敷金も同じく家賃の1か月分から2か月分が相場となっています。
東京と大阪の相場の違いには
一人暮らしの初期費用に必要になる敷金や礼金ですが、大阪といった関西方面では「敷引き」と「保証金」といった制度に基づいて料金が支払われます。
初期費用の中には礼金といったものはなく、家主の方に支払われるお礼金は保証金といった初期費用の中にふくまれることになります。
また、関西での補償金とは、関東で引うところの敷金と同じ意味合いをもつものです。敷金のように家主の方に預けて置く料金になります。
保証金とは
関西方面での一人暮らしに必要な初期費用である保証金とは、通常退去する際に支払われる修繕、補修費用のことを言います。
これは、あらかじめ金額が決められていて、初期費用を支払う際に一緒に差し引かれるものですので、関東の場合のように、退去時にトラブルになる心配がありません。
初期費用として保証金を支払っておけば、どれだけ修正費がかかったとしても、それ以上の金額を請求されることがありません。ただし、退去の際は返金される金額も決まっていますので、お部屋の修繕が必要なかった場合であっても、その分多く返金されるということもありません。
関西は前払いが基本
大阪と東京の初期費用の違いには、更新料の有無についてもあてはまるでしょう。最近では、礼金がかからない物件も増えてきていますが、関西では初期費用の一つである保証金は、家賃の半年分から発カ月分程度必要になります。
また敷き引きの金額の相場は、保証金の半分から6割程度支払う必要があります。そう聞くと何だか高い気がしてしまいますが、関西では初期費用の際にすべての料金を支払ってしまいますので、お部屋の更新料を支払う必要がありません。
関西での一人暮らしの相場は
関西では家賃の相場はどの位必要になるのでしょうか。大阪で一人暮らしをされる場合の家賃は、ワンルームの場合であればだいたい4万円から7万円が相場となっています。1LDKに引っ越すのであれば、家賃の相場は約10万円程度になります。
大阪の場合も関東と同じく、駅からの距離や治安によって、初期費用の相場が前後します。またのエリアや地域によっても価格が違ってきます。
一人暮らしの初期費用の計算方法
一人暮らしをする場合、家賃のほかの初期費用にはどういったものがあり、どの程度かかるものでしょうか。
「初期費用」と一口に言っても、それは引っ越しをする前の段階から計算しておかなければいけません。というのも一人暮らしを始める前には、お部屋を探すことから始めなければいけませんし、独り暮らしで必要になる家具や家電についても計算しておかなければいけません。また、初めてのお給料をいただくまでの生活費も初期費用の中に含めておいた方が良いでしょう。
引っ越し費用と宿泊費
例えば、一人暮らしを始める場所とご実家が他県であったりと離れている場合には、交通費や宿泊費が必要になります。
実家から距離が離れていれば、それだけ交通費がかさみますし、独り暮らしの引っ越し準備は1日で終わらない場合がほとんどですので、ホテルや宿泊施設を予約しておく必要があります。
引っ越し準備のための交通費や宿泊代は、大体1万円から5万円程度用意しておくと良いでしょう。業者に引っ越しをお願いするときは、引っ越し知人が繁忙期かどうかによっても料金が変わります。
閑散期であれば3万5千円程度に初期費用を抑えられますが、繁忙期の場合には7万円から8万円かかる場合もあります。
一人暮らし用のプランを探す
引っ越す際の初期費用には、引っ越し業者にお支払いする引っ越し料金も忘れずに用意しておきましょう。
引っ越し業者にお願いする場合には、荷物の重さや距離によって料金が変わります。また、引っ越し業者には、たいてい一人暮らしの方用のプランやサービスが用意されていますので、初期費用を計算される際に強者の方に見積もりを足していただくと良いでしょう。引っ越し費用は、およそ3万円から20万円程度を用意しておきます。
家賃以外の初期費用には
初回公開日:2018年01月09日
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