手取り15万での一人暮らしで貯金できるのか・内訳|家賃
更新日:2022年04月11日
手取り15万円とは?
はじめに、「手取り15万円」とは、どういうことかを一度確認しておきましょう。
毎月会社から振り込まれるお給料には、交通費が入っているという人が多いでしょう。この交通費を含まない金額が手取りだと勘違いしている人も多いようですが、正確には「手取り=交通費を含んだ、毎月振り込まれる金額」なので、間違えて解釈していた人は覚えておくようにしましょう。
「手取り15万の一人暮らし」で貯金は可能?
まず、手取り15万円で貯金ができるのかについての結論を言うと、「貯金」は可能です。この言葉を聞いて希望が見えてきたという人も多いのではないでしょうか。
しかし、手取り15万円の一人暮らしで、貯金をするという場合には、ある程度の計画性が必要になります。ではどのようにしたら貯金ができるのでしょうか。これから、詳しく説明していきます。
「手取り15万の一人暮らし」の内訳
貯金ができる人は、毎月必ず出ていくお金を把握している人が多いです。貯金をするためには、まず自分の「支出」を把握しておくことが大切です。
そこで、毎月どのような支出があるのかを例を見ながら一緒に確認していきましょう。これから紹介する支出と、実際に自分の支出がどれくらい違うかなど、照らし合わせながら見ていくと良いでしょう。
一人暮らしの家賃は?
一人暮らしの人の支出の中で、「家賃」が1番大きな部分を占めているという人は多いでしょう。また社会人の一人暮らしの家賃は、5万円台から6万円台くらいの人が多いそうです。
しかし、家賃に当てるお金は「手取り額の3割が理想的」だと言われています。手取り15万円であれば、家賃45,000円くらいの部屋を借りるのが理想的だと言えるでしょう。
そのため、手取り15万円で貯金を考えている人であれば、できるだけ家賃45,000円に近づくような部屋を探すことをします。
一人暮らしの光熱費は?
一人暮らしの光熱費(ガス代・電気代・水道代)は全国平均で、約9,800円と言われています。
一人暮らしをしている人の中で、「テレビや電気を朝までつけて寝てしまった」なんていう経験がある人も多いでしょう。このような電気の無駄遣いを減らすだけで、光熱費は減ります。月にすると微々たるものですが、チリも積もれば山となるので、無駄遣いを減らし、少しでも貯金に回せるように心がけましょう。
一人暮らしの通信費は?
通信費とは、スマートフォンなどの電話代や家で使うインターネット回線の料金のことを言います。
・スマートフォン代は、毎月約8500円
・インターネット使用料金は、毎月6000円前後
と言われていて、通信費の合計は平均で14,500円程度です。
通信費は、余分なプランが付いてしまっていることも少なくありません。この平均額より通信費が高いという人は、どんなプランを自分が使っているのかなど、一度確認してみても良いでしょう。また使い過ぎに自覚のある人は、使い方を改めて平均額に近づけるような使い方ができると良いでしょう。
一人暮らしの交通費は?
一人暮らしをしている人の交通費は、平均は月1万円前後だと言われています。
電車通勤などの人は、定期券を購入しているので通勤にかかる金額は把握しやすいです。しかし、通勤に車を使っている人は、自分がいくら交通費に使ったのか分からないという人も少なくありません。ガソリンを入れたら、レシートを取っておいて、毎月どれくらいガソリン代を使っているのか把握できるようにしましょう。
一人暮らしの食費・日用品は?
食費は、手取り額の15%が理想的だと言われています。そのため「手取り15万円だと22,500円」が理想的な額だという事になります。
・1日あたりで計算すると、22,500円÷31日=725.80円
・1食(1日3食)あたりで計算すると、725.80円÷3=241.9円
になります。食費22,500円を達成するためには、自炊が大前提です。平日を自炊にするだけでも食費は2万円以下におさえられるそうです。いつも外食ばかりだという人は、まずは自炊を始めてみましょう。
また、一人暮らしで日用品(洗剤やトイレットペーパーなど)にかかる金額は、1ヶ月あたり2,000円程度でおさまるそうです。自分がいくら使っているのか一度確認してみましょう。
初回公開日:2018年02月01日
記載されている内容は2018年02月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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