親嫌いを改善する方法5つ・親嫌いの理由4つ|毒親について
更新日:2022年04月11日
親嫌いの理由4つ
全ての人間が、無条件に親のことを愛しているわけではなく、中には親のことが嫌いな人も当然いるでしょう。では、一体何が原因で親を嫌いになるのでしょうか。
まずは、以下で親嫌いの理由をご紹介します。
親のことが好きな方も、嫌いな方も、「こういう理由で嫌いになっていくんだ」と参考にしてみてください。
理由1:親が暴力的
許されない行為ですが、親嫌いの理由として、親が暴力的というのが挙げられます。
暴力とは、目に見える「殴る」「蹴る」だけではなく、「暴言」などの言葉の暴力、精神的な暴力も引っくるめて指します。このような環境で育つと、子供はトラウマを抱えたまま大人になっていってしまいますので、暴力的な親を嫌いになって当然と言えるでしょう。
このような親とは、距離を置いて接した方が無難です。
理由2:褒められずけなされた記憶しかない
子供のことを褒めず、逆に「あれもできない」「これもできない」とけなされたことしかない場合も親を嫌いになる理由になってしまいます。
子供は親に「認めてもらいたい」「褒めてもらいたい」と思うから頑張ります。しかし、本当にできてないから褒めない場合もあるでしょうし、どうやって褒めるのか分からない親もいるでしょう。ですが、いつまでもその頑張りを褒めなかったら、嫌気が指して当然と言えます。
理由3:人と比べられた
兄弟や友達など、いつも誰かと比べられてきた場合も親を嫌いになってしまう理由の一つとなる場合があります。
「○○ちゃんはもう○○ができるのに、あなたは全然駄目ね」「お兄ちゃんはできるのに、あなたはできないのね」などのように、誰かと比べられ続けると、子供は劣等感を抱いてしまいます。
そして強い劣等感を抱くと、親だけでなく、次第に兄弟や比べられたその友達さえも嫌いになってしまうことがあります。
理由4:お小遣いを全くもらっていなかった
全くお小遣いをもらっていなかった場合も親嫌いの理由の一つとして挙げられます。
小さい頃は親にお小遣いをもらって、お菓子や本など好きなものを買ったり、友達と遊んだ時に一緒に何かを買った経験のある人は多くいるでしょう。
しかし、お小遣いを全くもらっていなかったら、その友達の輪の中に入れず仲間外れになることもあります。その結果、お小遣いをくれなかった親に対して怒りに似た感情を抱いている場合もあります。
親嫌いを改善する方法5つ
前述では、親嫌いの理由を述べましたが、次は親嫌いを改善する方法を5つご紹介します。親嫌いを克服したいとお考えの方は、最後まで読んで、ぜひ実践できそうなものはどんどん実際にやってみてください。
方法1:距離を置く
物理的にも精神的にも距離を置いてみるのも一つの方法です。遠く離れて暮らしてみたり、既に離れて暮らしている場合でも取り合う連絡を必要最低限で済ませてみるのも良いでしょう。
離れてみると冷静になれます。自分の心の中を整理することができるようになりますので、自分にとって親はどういう存在なのか、親はどんな気持ちで○○をしたのかなど、ゆっくり考えてください。そして、整理がついたらまた親と会話してみましょう。
方法2:口に出すと怒るNGワードを把握する
もし、言葉にすると怒るようなNGワードがあるなら、それをしっかり把握しておきましょう。逆の言い方をすると、そのNGワードを出さなかったら親は怒らない、いつもどおりの親ということです。
したがって、そのNGワード、それに関連しそうな内容もできるだけ避けて会話するようにしてみてください。
方法3:こういう人なんだと割り切る
「私の親はこういう人なんだ」と割り切ることも大切です。逆の言い方をすると、「この人は変わってくれない」「私の言いたいことも分かってくれない」などと、期待することを辞めることです。
相手に期待するから勝手に失望して嫌いになっていくので、その期待することを辞めて「この人はこういう人だ」と認めることで、親嫌いを克服できるようになる場合もあるでしょう。
初回公開日:2018年08月23日
記載されている内容は2018年08月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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