amazonお急ぎ便が遅い2つの原因|希望日に受け取る方法
更新日:2022年04月11日
amazonのお急ぎ便とは
今やただの通販という存在ではなくなったamazonですが、このamazonの便利なオプションがamazonお急ぎ便です。
amazonお急ぎ便は、amazonで商品を注文した際、通常かかる配送の日数よりもはやく商品をお届けするという、便利なオプションです。
さらにお急ぎ便は、通常のお急ぎ便と当日配送を行ってくれる当日お急ぎ便の2種類が存在しており、ニーズに応じた選択が可能です。
amazonプライム会員
最強のサービスと名高い、amazonプライム会員について解説します。
amazonプライム会員になると、amazonお急ぎ便が無料で利用できます。また、amazonで商品を買う際、数百円程度の少額商品を購入すると送料が発生することもありますが、この送料も無料になります。
現在、amazonプライム会員の費用は、年会費が3900円、月会費が400円という破格ともいえる価格で提供されています。
amazonのお急ぎ便が遅い2つの原因
便利なamazonお急ぎ便ですが、最近はこのamazonお急ぎ便が遅い、と話題です。
どのように遅いのかというと、到着予定日になっても商品が届かなかったり、また、不在ではないはずなのに不在伝票が入っていたり、さらには配送業者に連絡しても連絡がつかないといった状態です。
なぜ、amazonのお急ぎ便は急に遅くなってしまったのでしょうか。amazonお急ぎ便が遅い理由を解説します。
原因1:混雑している
amazonお急ぎ便が遅い理由の一つに、運送会社で物流が混雑しているという理由があります。現在、日本ではamazonをはじめとした大手通販会社に加え、店舗販売をメインに行いながらも、ネット通販に参入を開始した会社の台頭など、まさに通販戦国時代の様相を呈しています。
そうなってくると、大変になるのが流通業界です。現在、ただでさえ人手不足といわれている時代に、流通の現場はパンク状態に陥っています。
原因2:デリバリープロバイダ
現在、amazonでは配達業者を複数の業者に依頼しています。もともとは佐川急便がamazonの荷物を配送していましたが、業務圧迫とamazonの要求に耐えられずに撤退してしまいました。
その後、ヤマト運輸がamazonの商品配送の約8割を請け負っていましたが、値上げなどがあり、amazonは対応策として、知名度の低い中堅層の会社にも配送を依頼するようになりました。
その会社が、デリバリープロバイダです。
デリバリープロバイダとは
amazonお急ぎ便が遅い原因の一つともいわれているデリバリープロバイダですが、基本的にはヤマト運輸や日本郵便といった大手配送会社ではない中堅会社を指します。
現在、デリバリープロバイダとしてamazonと契約している運送会社は9社です。しかし、ただでさえ、人材不足といわれている流通業界で、amazonの商品以外も配送しなければならない中堅会社には、お急ぎ便の対応は難しいというのが実情です。
デリバリープロバイダを利用する理由
amazonが、配送が遅いというクレームを受けてまでデリバリープロバイダを利用する理由は、佐川急便がamazonの運送便から撤退したように、ヤマト運輸も過酷な現場の労働環境を改善すべく、amazonの当日便から撤退したからです。
お急ぎ便や当日便はamazonの目玉でもあります。そんなサービス継続のために、amazonはデリバリープロバイダを利用しているのです。
amazonの配送担当業者
現在、amazonの配送担当業者は、デリバリープロバイダを含め、16社が確認されています。この16社はそれぞれ荷物や便の特徴に応じて、配送する業者が変わるようですが、以前は約8割をヤマト運輸が担っていました。
ヤマト運輸は佐川撤退後、amazonの受注を大幅に増やし、売り上げを大きく伸ばします。しかし、それがやがて今回のamazonの配達が遅いという問題の原因の一つとなりました。
初回公開日:2018年09月06日
記載されている内容は2018年09月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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