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スナップボタンの簡単な付け方・金属やプラスチックの場合

更新日:2020年02月14日

DIYやハンドメイドで意外に使うのがスナップボタンです。スナップボタンにはどんな種類があり、どうやって付けるのでしょうか。今回は、スナップボタンの簡単な付け方、付けるもの別の付け方を動画付きでご紹介します。ハンドメイドだけでなく、リメイクや修理にも役立ちます。

スナップボタンの簡単な付け方・金属やプラスチックの場合

付けるもの別のスナップボタンの付け方は?

ここまでスナップボタンの主な種類と付け方をご紹介しました。次は付けるもの別のスナップボタンの付け方をご紹介します。ボタンを選ぶ時の参考になさってください。

付けるもの別スナップボタンの基本とは

付けるもの別の付け方は、付けたい場所の素材と厚さで決まります。スナップボタンの多くは、ホックのツメやプラスチックスナップの足のように、生地に差し込む部分があり、その長さで付ける生地の厚さが決まっています。

簡単にいうと、スナップボタンの足の長さの3分の2くらいの厚さの生地が適しています。生地が薄すぎると、ボタンの足がうまくつぶれないためボタンが留まるのを邪魔してしまうでしょう。厚すぎるとボタンのパーツ同士がきちんと付かないので、すぐ取れてしまいます。

ゼッケンに付けるなら手で付けるプラホック

ゼッケンに付けるなら、道具なしで付けられるプラスチック製のスナップボタン「プラホック」がおすすめです。ゼッケンと服で最低8個ボタンを付けなくてはいけないので、プラホックが1番早いです。

付け方は、まず服を平らに置きます。ゼッケンを付けたい位置に重ねて置いたら、四隅をゼッケンの中心へ向けて3ミリほどずらします。こうすると、ゼッケンが程良くたるみ余裕が生まれるので、動きを妨げません。

ゼッケンと服を一緒に目打ちで刺し、布の繊維のすきまを広げるようにして小さな穴をあけます。その穴にプラホックの足を差し込み、ゼッケンにゲンコ、服にバネをそれぞれ組み合わせます。間違いがないことを確認したら、パチッと音がするまで手で強く押せば完成です。

こちらの動画で、プラホックの付け方が詳しくわかります。ゼッケンの他にも、強度がいらない部分なら、手で簡単に付けられて便利です。

革に付けるならドットボタンかバネホック

革のような厚いものに付けるなら、「ドットボタン」「バネホック」と呼ばれる金属製のスナップボタンです。金属製のボタンはカシメといって、金属を打って変形させて付けるので、頑丈に付けることができます。何より金属の風合いが革にぴったりと合います。

付け方は簡単

付け方はとても簡単で、最初にご紹介したアメリカンホックと似た付け方です。まず、ボタンを付ける位置に印を付けたら、専用の道具で穴を開けます。穴の大きさはボタンに合わせて決めますが、初めての方はボタンと打ち具がセットのものを選びましょう。

穴を開けたら、穴にヘッド(ホソ)の足を通し、厚めの雑誌、受け台、ヘッド(ホソ)、革、ゲンコ(バネ)の順に重ねます。打ち具を当て、垂直に打ち込んだら完成です。ドットボタンの打ち具には向きがあり、ゲンコ用とバネ用の形が違うので気を付けましょう。ボタンが横から見て水平に付いていて、くるくる回らなければしっかり付いたことになります。

こちらの動画は、付け方と注意点を丁寧に説明しているのでわかりやすいです。参考にすれば簡単にできるので、チャレンジしてみましょう。

財布に付けるなら素材に合わせて

財布にスナップボタンを付けるなら、まずは財布の素材に合わせて決めましょう。布製で薄めの素材なら、アメリカンホックやプラスチック製のスナップボタンです。財布の表側にボタンが見えないようにしたいなら、手縫いのスナップボタンがいいでしょう。

厚めの布や革の財布なら、ドットボタンやコンチョがおすすめです。コンチョとは、金属製の飾りボタンのことで、存在感があり主役になるようなボタンです。コンチョはボタンの凹型の部分になるので、ドットボタンの凸型(ゲンコ)の部分を組み合わせて使います。普通と違って、ボタンを閉じた時に上になる方にコンチョ、下になる方に凸型パーツを付けます。

コンチョの付け方も簡単

コンチョの付け方も、アメリカンホックやドットボタンと似ています。

まず、付けたい位置に印をつけ、コンチョに合った大きさの穴を開けます。コンチョを通し、ネジで止めたらもう完成です。反対側には、ドットボタンのゲンコの部品をつけます。

こちらの動画の17分50秒からコンチョの付け方を説明しているのでご覧ください。

鞄に付けるなら金属製スナップかマグホック

鞄に付けるなら、何度も開け閉めをするので丈夫で長持ちする金属製のスナップボタンがよいでしょう。小さいスナップボタンは持ち運んでいる間にボタンが外れてしまう可能性があるので、直径15ミリ以上のアメリカンホックやドットボタンをおすすめします。どちらも穴を開ける付け方のボタンなので、付ける位置を慎重に決めましょう。

柔軟性のあるニット素材の鞄やベロ付きの薄手の鞄なら、プラスチック製でも大丈夫です。子ども用の鞄にも、プラスチックスナップならかわいらしい雰囲気が合いますし、子どもの力で開け閉めするのにちょうどよいでしょう。

また、鞄に付けるなら、ぱっと留められるボタンが便利です。「マグホック」は、磁石の力でボタンが留まるので便利です。ボタンが鞄の表面に見えないタイプで、既製品のような仕上がりになります。

次のページ:リバーシブルならスナップボタンをどう付ける?

初回公開日:2018年04月25日

記載されている内容は2018年04月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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