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【用途別】給湯器の寿命は何年なのか・症状|ノーリツ

更新日:2020年08月28日

冬に壊れるとシャレにならないものの1つに給湯器がありますが、この給湯器というものは何年位つかえるのでしょうか。15年使えた、20年使えたと言う話も実在しますので、給湯器の寿命の事について調べたら面白い事がわかったので紹介します。

【用途別】給湯器の寿命は何年なのか・症状|ノーリツ

給湯器の寿命は何年なのか

冬、特にいわゆる冬将軍と呼ばれる寒波が日本に来ている時に壊れるとシャレにならないものはいくつかありますが、給湯器もその冬に壊れるとシャレにならないものに含まれるでしょう。

給湯器は他の電化製品と比較すると丈夫にできているのですが、それでも寿命と言うのがあり、大体10年から15年となります。しかし、そんなに使っていない場合では寿命はもっと長くなり、17年程度経ってもまだ現役の給湯器が実在します。

しかし、流石に17年目となると部品が製造中止になっており、もし壊れてしまった場合は安全上の理由からも買い替えが必要となりますので、大体15年を超えていたらいつ買い替えになってもおかしくないように準備をしておきましょう。

20年

流石にここまで来るといつ交換の対象になってもおかしくないのですが、20年経過しても今なお現役の給湯器というのが実在しています。実はこれにもある理由があります。1990年ごろから給湯器の製造方法に基盤に樹脂コーティングをすると言う新しい技術が生まれました。

実際の製品に使用されるようになったのは、2000年頃からなのですが、この樹脂コーティングが使われるようになってから給湯器そのものの強度が上がりました。なので、仮に2000年ごろから使用しているとしても、現在20年目を迎えるであろう給湯器の大半はこの樹脂コーティングを使用されている基盤の給湯器なので、1990年代以前の給湯器よりも強度が高く、高寿命を実現しています。

用途別給湯器の寿命

ところで、給湯器と一口に言っても使用方法は色々あるのですが、いくら高寿命になったと言えども、使用頻度が高ければ使用頻度が高いなりに壊れやすくなり、寿命が縮むのが電化製品の宿命なので、今度は用途別の給湯器の寿命に関してご紹介します。

オール電化

オール電化の給湯器には2種類あり、電気でお湯を沸かす電気温水器と、エコキュートになります。電気温水器の場合は、使用頻度によって異なるものの大体15年から20年程度使用できます。

しかし、エコキュートの場合はメーカーが修理品の在庫を持っている期間が大体10年から15年の間なので、10年以上経過したエコキュートの場合は修理品を取り寄せる事ができなくなり、交換という事になります。なので、オール電化の場合はエコキュートよりも電気温水器を選んだ方が給湯器の寿命が伸びるという事になります。

ガス風呂用

ガス給湯機の寿命は10年が1つの目安と言われています。しかし、先に紹介したとおり、給湯器の製造技術が上がったおかげで2000年頃から高寿命の給湯器が使用されるようになったため、15年以上持っているガス給湯機が実在していますので、10年というのも目安でしかなくなってきました。

しかし、10年を経過するとメーカーで修理に必要な部品を製造中止にし、取り寄せる事そのものができなくなり、修理そのものができない可能性が高くなりますし、流石に安全上の理由からも寿命のサインが出ていたら交換をした方が良いです。

床暖房用

床暖房用の寿命は使用頻度や状況でかなり幅が広く、8年程度で交換となっている人から20年現役だった人までいます。しかし、大体13年程度で買い換えている人が多いので、これが床暖房用給湯器の寿命の目安と言えます。

しかし、床暖房用給湯器には1つすごく重要な事があり、それは床暖房のメーカーと熱源機のメーカーを合わせると言う事になります。床暖房用給湯器というのは仕組みが複雑で、もし複雑な部分に修理箇所が見つかった場合、床暖房と熱源機でメーカーが違うとお互いに修理の担当を押し付けあって結局修理ができずに終わる可能性があります。

ちなみに、仮に東京ガスが提供している床暖房だったとしても、機会そのものは別会社に依頼をしていますので、必ず熱源機の正面ラベルについているメーカー名を調べ、そこに書かれているメーカーに床暖方を合わせて購入してください。

場所別給湯器の寿命

では次に、場所によって給湯器の寿命は変わるのか、と言う事についてご紹介していきます。給湯器は、基本野外に置かれるものなので耐水にできていますが、元々水が苦手な機械なので、雨どいの水が滴り落ちる所にあったり、極度に水にさらされるような所にあると寿命が短くなります。

しかし、そんな使い方をしている所は早々ありませんので、一般的には外に設置している給湯器はどんなに頻繁に使っていても10年は確実に使えます。

マンション

マンションの場合の給湯器は入居状況によって異なりますが、かなり空室が少なかったマンションの場合でも20年は持っている給湯器が実在します。しかし、おおむね15年目から17年目で交換する事が多いようなので、入居した際に給湯器の製造年数を確認してみましょう。

もし交換となってしまった時の対応ですが、賃貸マンションの場合は大家さんが給湯器の交換をする事になっていますので、賃貸マンションの場合は大家さんに連絡をしましょう。分譲マンションだった場合は、自己負担になりますので、自分で工事会社に連絡をします。

しかし、分譲マンションの場合は自己負担で交換をする事になるので、以前よりも良い機種を入れる事ができる時もあります。なので、もし以前の給湯器に不満があったら、これを機会により良い機種に交換すると良いでしょう。

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初回公開日:2018年02月07日

記載されている内容は2018年02月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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