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【場所別】蚊の寿命|家の中/車/冬/成虫/メス/血/越冬

初回公開日:2018年02月06日

更新日:2020年02月11日

記載されている内容は2018年02月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

刺されると痒くなる、蚊の寿命はご存知ですか?蚊の寿命はオスとメスとは違いがあり、特徴も異なります。今回は刺されるととても痒くて厄介な生物、蚊について迫っていきたいと思います。蚊の寿命や蚊の視力はどれくらいなのか、蚊について詳しく紹介していきます。

【場所別】蚊の寿命|家の中/車/冬/成虫/メス/血/越冬

場所別の蚊の寿命

家の中

蚊が活発に飛ぶのが15~30度の気温です。家の中の気温はこの範囲内の気温が多いので、蚊にとっては快適な空間となります。蚊の寿命は一般的に40日位だと考えられていますから、環境の良い家の中では、寿命をまっとうできるはずです。

家の中の温度はベストですが、オスの蚊にとっては食料に問題があります。メスの蚊は人間の血を食料にするため問題ないですが、オスの蚊は、花や果物の蜜を食料にしています。オスの蚊の場合は、家の中だけでは食糧不足になると考えられ、寿命が短くなるでしょう。

蚊が活発に飛ぶ時期は、車の中に入り込んでしまうことがあります。人が乗っていれば車内の環境は、蚊にとってとても良い気温ですが、40度を超えてしまうと暑さに対応しきれず、寿命が短くなります。

真夏の車内は外気温が35度になると、車内の温度は50度まで上昇します。真夏は毎日のように30度を超えることになりますから、車内に入った蚊の寿命は短いでしょう。しかし、気温が下がる秋になると、車内でも40日程度生きられるようになり寿命が延びるでしょう。

気温別の蚊の寿命

蚊のイメージは夏ですが、蚊が元気に活動するのは気温が15度以上になった時です。一番活発になるのが22度くらいなので、地域によっては4月ごろから活動し始めます。

しかし、近年温暖化が進み、蚊の活動時期が長くなってきています。秋を迎えても気温が下がらず、むし暑い日が続きます。このような気温は蚊にとって好都合で、冬を迎えても地域によっては蚊の姿が見られます。

ヒトスジシマカの行動範囲はとても狭く、生まれた場所から15~50mほどしか活動しません。オスの蚊の寿命は10日位でとても短く、吸血するメスの蚊の寿命は50日位です。

越冬

蚊の姿を多く見るのは夏から秋にかけてですが、場所によっては冬になっても飛んでいる事があります。通常夏に生まれた蚊は、秋頃になると寿命を迎えますが、冬に見かける蚊は寿命が長い蚊だと考えられます。

一般的に多く見られる蚊は、「アカイエカ」と「ヒトスジシマカ」です。アカイエカは越冬する事ができ、部屋の中に入って家具の後ろや冷蔵庫の後ろなどで越冬します。秋口に産まれたアカイエカは、6か月の寿命があり、越冬して春を迎えます。

一方のヒトスジシマカは、暖かい所を好む蚊で卵から孵ると越冬できません。しかし、卵のままなら越冬する事ができ、乾燥にも強いので水が無くても生きていけます。越冬した卵は、やがてボウフラとなり蚊に成長します。

蚊の成虫の寿命

人間の血を吸う蚊はメスだけです。メスの蚊の寿命は、成虫になって30~40日くらいだと考えられています。非常に小さな個体ですが、1か月以上活動する寿命をもっています。メスの蚊は、寿命を迎えるまで2~3回血を吸って、その栄養素で2~3回水の中に卵を産みます。

水中に産み落とした卵は、ボウフラになって10日ほどで成虫になり飛び回ります。卵の頃から考えると約2か月の寿命があります。

オスの蚊の寿命

オスの蚊もメスと同じく長い口を持っていますが、吸血はしません。寿命は10日ととても短く、花の蜜を吸って生きています。オスとメスは頭の部分が違います。そして、オスはふさふさとした触肢が伸びています。人にとって無害で、寿命が短いのが特徴です。

蚊のメスの寿命

日本には、約100種類の蚊が生息しています。その中で血を吸う蚊は10種類くらいで、血を吸うのはメスの蚊だけです。メスの蚊は生涯2~3回位吸血をして卵を産みます。一度の出産で100個以上の卵を水中に産みつけます。

家の周りに水滴一つあると蚊が発生すると言われているくらい、少量の水を利用して産卵します。バケツの中に溜まった水や、植木鉢の受け皿に残っている水分でも利用しますから、繁殖させないためには水分を残さない事です。

メスの蚊が産んだ卵は、1.5日位で幼虫のボウフラになります。一週間から10日ほどでオニボウフラになり、2~3日で成虫になり空気中へ移動します。卵から孵ると約30~40日ほどで寿命を迎えます。成虫の間は、人間や動物の血を吸って生き、環境が良ければ越冬をしてさらに寿命を延ばす事もあります。

オスの蚊に比べて繁殖力もあり、寿命も長いことがわかります。

吸血のやり方

蚊は長い口を持ち、植物の蜜や果汁など糖分を含んだものを餌にしています。
メスの蚊は自分の体重と同じくらいの量を吸血します。腕に止まって吸血している蚊は、体がパンパンに膨らんで動きが鈍くなっているものがいます。

蚊が吸血をする時は、皮膚を針状になっている小顎と大顎で突き刺します。小顎の先端には、鋸歯があって傷口から毛細血管を探り当てます。

蚊はどんな生き物だろう?

蚊は動物界の昆虫に分類されハエ目の生き物です。一般的な昆虫は羽が4枚なのに対し、蚊は2枚しかありません。ハエ目の仲間は、触角の長いものと短いものに分けられますが、蚊は、触角の長い長角亜目に属します。

多くの蚊は、ハマダラカ亜科とイエカ亜科に属し、人に関係する蚊の多くは、ハマダラカ属、イエカ属、ヤブカ属になります。蚊の視力は、人の視力を1とするとアカイエカの知力は0.003以下と考えられます。

夜行性の蚊は、背景の濃淡くらいしかわかっていないと考えられます。昼行性の蚊はそれよりも見えやすくなりますが、アゲハチョウと同じくらいの0.02程度だと考えられています。人に比べると極端に目が悪いことがわかります。

蚊の種類

蚊の寿命はわかりましたが、種類によって生息地など大きく違います。良く見る蚊はどんな種類がいるのかチェックしてみましょう。

蚊の種類ヒトスジシマカアカイエカチカイエカ
行動時間昼夜問わず
生息地東北中部より南の人家、やぶ、公園、墓地北海道から九州の住宅地ビルの地下、商業施設の建物内
特長人を好んで刺し、飛距離は15~50m。卵で越冬する。寿命は約40日程度家内に侵入するのが得意で、しめ切っていてもどこからか入ってきて寝ている間に刺す。飛距離は1km、成虫で越冬して寿命は1か月から6か月。一年中都会にいる。吸血しなくても産卵する事ができ、2回目の産卵のために成虫で越冬する。低温に強く秋になっても休眠せず、冬も活動する。アカイエカより寿命は短い
卵の数50個程度の塊で産卵100~200個の塊で産卵50個程度の塊で産卵

蚊の寿命は意外と長い

蚊の寿命について良くわかりましたか?人にとって天敵であるメスの蚊は、寿命がとても長く驚いた方も多いのではないでしょうか。そして、蚊の種類によっては越冬するものいて、寿命がさらに延びるケースもありました。

蚊に刺されると痒みだけで治ればよいですが、アレルギーを発症したり、伝染病になったりして命の危険もあります。夏だけではなく、寿命が長い蚊に刺されないように自己防衛をしましょう。

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