【メーカー別】ガス給湯器の寿命・寿命が来た時の症状
更新日：2020年08月28日
寿命の前に知っておきたいガス給湯器の種類
ガス給湯器とひと口にいっても色々な種類に分かれています。暖房機能のないタイプとあるタイプに大きく分けられ、さらにそれぞれ3種類に分かれます。ご自分の家に設置されているガス給湯器の種類が分かっていれば、寿命のサインなどがより分かりやすくなる可能性が高いです。
暖房機能のないタイプ
ガスふろ給湯器
キッチンやシャワーなどの給湯とお風呂の湯沸かし機能が備わっているタイプで、浴槽とガス給湯器が離れても、ポンプでお湯を循環させてお湯はりをしたり、追い炊きができる設置フリーなものと、浴室とガス給湯器を隣接して設置し、浴槽に上下2つ穴を設けてお湯を循環させてお風呂を沸かす、浴槽隣接設置タイプがあります。
ガス給湯器
給湯専用ですが、1台で洗面所、お風呂、キッチンに給湯することができ、設定ナビのおかげで、好みの温度と湯量をセットすると、給湯栓の開け閉めは自分で行う必要がありますが、自動でお湯をストップさせてくれるリモコン機能が付いたり、通常は60度までのものが多いですが、80度の高温のお湯を供給してくれるタイプもあります。
ガス風呂釜
浴槽に水を張り好みの温度になるまで沸かすタイプです。追い炊きができるため、冷めたら沸かしたり、翌日の沸かし直しをすることが可能です。シャワーや給湯機能が付いているタイプもあり、壁貫通型のバランス釜もあり、こちらのタイプは浴槽のみを大きいサイズに変えることができます。
暖房機能のあるタイプ
キッチンや洗面所やシャワーなどでお湯が利用できる他、パイプを使ってお湯を循環させ、お湯はりや追い炊きができ、さらに床暖房も可能な「ガスふろ給湯暖房用熱源機」、このタイプとほぼ同じですが、追い炊きができない「ガス給湯暖房用熱源機」、床暖房の機器に温水を供給する「ガス暖房専用熱源機」があります。
マンションなどのガス給湯器の寿命
マンションや賃貸物件に設置されているガス給湯器は、生活に欠かせないものですが、メンテナンスをつい忘れてしまいます。ガス点検の際に給湯器も一緒に点検してもらえることもありますが、寿命に気付かずある日突然故障してしまうことがあります。
目安となる寿命年数を知ることで、本格的な点検やメンテナンスをお願いすることができますので、覚えておきましょう。
マンション
マンションでのガス給湯器の寿命についてですが、雨風にさらされる可能性が高いベランダなど以外はパイプシャフト内にガス給湯器は設置されているケースが多く、そういった場合、15年～20年がガス給湯器の寿命と考えられます。
この寿命年数の幅は、ガス給湯器のメーカーでは部品の製造・保管について「製造終了後10年」としているところが多いため、10年前後でガス給湯器が故障しても修理すれば使用可能となるためと考えれます。
ガス給湯器に追い炊き機能や排気塔が付いているかいないかや、使用人数は各世帯で変わりますが、寿命年数に関してマンションの場合は、ほぼ平均の年数に当てはまるケースが多いです。
賃貸物件
賃貸物件に設置されているガス給湯器の平均的な寿命は10年～15年といわれていますが、換気をきちんと行いながら丁寧に使用したり、適切な場所に設置してあったりなど条件がよければ20年以上使用できるガス給湯器もあります。
賃貸物件の台所などに設置されているガス給湯器は、ボタンを押すだけですぐにお湯がでるためとても便利ですが、大量のお湯を長時間使用したり、空気の流れをさえぎるような使い方をしたりすれば先ほどの寿命よりも短くなる可能性も考えられます。
メーカー別のガス給湯器の寿命も知りたい
初回公開日：2018年01月23日
記載されている内容は2018年01月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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