一人暮らしでラグは必要?いらない場合と理由|サイズ・選び方・色
更新日:2020年02月10日
最近は一人暮らし用のマンションにも「床暖房」が標準装備されていることが多いため、ラグが必要ないという場合もあります。床暖房の場合は床自体があったかいので冬でもラグなしで快適に過ごすことができます。また、むやみにラグを引いてしまったせいで床暖房の熱をラグで封じ込めてしまって恩恵を十分に受けられなくなってしまう可能性もあります。もし床暖房でもラグを敷きたいという場合は床暖房対応のラグを選ぶことをお勧めします。
掃除が嫌いな場合
一人暮らしを始めると炊事・洗濯・掃除すべてを一人でしなければいけません。掃除が好きな人であればいいのですが、掃除するのが苦手だったり洗濯するのが面倒という方はラグに手を出さない方が身のためでしょう。掃除をする際は、毎日とは言わずとも何日かに一回はラグを外して掃除しなければいけませんし、ラグも汚れてくるので洗ったりクリーニングに出す必要があります。
そういう手間をかけられない、もしくはかけたくないという場合はラグは必要ないというよりは、使わない方が身のためでしょう。ラグが便利だからといって使用しても、汚れたままのラグになってしまったり掃除するのが面倒で部屋が汚くなってしまう原因をつくってしまっては元も子もありません。
一人暮らしといってもほとんど家に居ない場合
一人暮らしをしていても、プライベートや仕事が忙しく一人暮らしの家に帰るのは寝るときだけなど、ほとんど家に居なっかたり、誰かを独り暮らしの部屋に招待することがない場合はラグはあまり重要ではないかもしれません。
一人暮らしの部屋に帰って寝るだけならばベッドがあれば寝られますし、あまり家に居ないのであれば掃除や洗濯の時間も極力短くなるようにしたいものです。ラグを敷くことで受けられる恩恵は一人暮らしの家でゆっくり快適に過ごすためのものなので、外で忙しく活動されている場合はラグをつかうメリットより掃除をするデメリットの方が大きくなってしまいます。
出来る限り物を増やしたくない場合
引っ越しや転勤が多い方や、ミニマリストの方が当てはまります。引っ越しするたびにたくさんの荷物を荷造りして、引っ越し先ではまた荷解き…と大変なので「できるだけ一人暮らしの部屋の中に荷物は増やしたくない」という気持ちが働きます。また、引っ越した後の間取りでは現状のラグが使えそうにないといったことなども出てくる可能性があります。
引っ越しが多い場合は、ラグより床暖房のある住宅を選ぶというのも一つの手です。また引っ越すたびにラグを捨てて買い替えるというのも可能ですが、経済的とはいえません。出来る限り部屋の中をすっきりさせたまま暮らしたいという場合はラグは不要のようです。
ラグの選び方
実際にラグを買おうと思っても、種類の多さに迷ってしまいますよね。そんなとき、なにを基準にラグ選びをすればいいのか、いくつかの方法を紹介します。
ラグにはどんな機能があるの?
では一人暮らしをする際のラグの選び方を考えてみます。
まず、ラグにはいろいろな機能があります。ここからはラグの機能を一つ一つ確認してみます。
撥水加工
「撥水加工」とは、水を弾くよう加工されているという意味です。つまり液体をラグの上にこぼしてしまってもすぐに染み込んでしまうことがなく、汚れにくく掃除しやすいラグです。
例えば、水をこぼしたくらいならすぐに拭いてしまえば大丈夫ですが、醬油やケチャップなど色のついたものをこぼしてしまったら大変です。そういう場合撥水加工のラグなら汚れを最小限にとどめることができます。ただ、いくら撥水加工だからと言ってもすぐに拭き取らないとどんどん染み込んで汚れが落としづらくなるので注意が必要です。
防炎加工
防炎加工とは炎が燃え広がりにくい加工がされているという意味です。決して燃えないという意味ではないので注意が必要です。一人暮らししている家の中で火事が起こった時、また火事になりそうなときよく燃える木や紙や布がたくさんあるとあっという間に燃え広がってしまいます。そんな時に防炎加工のラグがあれば普通のラグより火の回りを遅くすることができます。
防ダニ加工
「防ダニ加工」とは、ダニが寄り付かないように加工がされているという意味です。ダニは湿度や温度が高い場所や、食料のある場所で増えるといわれています。一人暮らしでラグに食べ物をこぼしたり、部屋の換気が十分でなかったりというダニにとって好都合な場所になっている場合があります。
とくにダニは布団やラグクッションなどの布製品に住みついて大量発生してしまうことがあります。そうならない為にも防ダニ加工はとても画期的な機能だといえます。
防音・遮音機能
「防音・遮音機能」とは下の階への音漏れを緩和してくれる機能のことです。一人暮らしをしているマンションの下の階にも住人がいると思うと「足音が聞こえていないだろうか」とか、「下の階から苦情が来ないだろうか」と心配になってしまいます。そんなとき、防音・遮音機能のラグを敷いていれば足音や生活音を、シャットアウトとまではいきませんがある程度音を吸収して緩和してくれます。
初回公開日:2017年07月24日
記載されている内容は2017年07月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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