大阪で一人暮らしをする場合の家賃・費用相場・地域
更新日:2020年08月28日
続いては大阪市外で、比較的治安が良いと言われている地域を見ていきましょう。大阪府と言えば、どうしても梅田や難波などの大阪市内が有名ですが、大阪市外にも一人暮らしにぴったりの地域はたくさんあります。大阪府外の人にはあまり知られていませんが、安心して一人暮らしができると評判の地域をご紹介します。
高槻市
高槻市は約35万人が住む市であり、JR線の快速や阪急京都線の特急が停車する地域です。梅田がある大阪駅方面には約20分、京都方面にも快速電車で約20分で行けるため、アクセスが非常に良い事が特徴です。さらに、高槻駅前には百貨店やショッピングモール、商店街などがあり、一人暮らしをする上で不便さを感じる事は少ないでしょう。
そんな利便性抜群の高槻市の家賃相場は約6万円と、大阪市内中心部よりやや安い傾向にあります。大阪市内からはやや離れますが、治安の良さと利便性の良さで、高槻市は一人暮らしを希望する人から根強いを集めています。
豊中市
豊中市は、大阪市の北側に位置している人口約40万人の市です。阪急宝塚本線が通っており、梅田へは特急で約20分で行けます。服部緑地公園と言う大きな公園が有名であり、緑が多くて住環境も良いため、非常に住みやすい市と言えるでしょう。
豊中市の家賃相場は約5万円と、大阪市や近隣の市に比べるとやや安い傾向にあります。都心へのアクセスが良く、治安も良好な上に家賃も安いため、単身者にもファミリー層にもが高いのが特徴です。都心の喧騒から離れて、のんびりと一人暮らしをしたい人にもです。
吹田市
吹田市は大阪府の北部にある、人口約37万人の市です。吹田市の南には大阪市、西には豊中市、北には箕面市があります。
吹田市の大きな特徴は、交通の便が良い事です。吹田市にはJR京都線、阪急京都線、大阪市営地下鉄御堂筋線、大阪モノレールなどが通っており、通勤や通学に非常に便利です。そのため、吹田市の家賃相場は約6万円ほどで、大阪市内よりは安いものの、大阪府全体の平均に比べると少々高い傾向にあります。
吹田市の名所と言われる万博記念公園は、太陽の塔が有名であり、自然に触れたりイベントを楽しむ事ができるため、ファミリー層などからもがあります。さらに、2015年にはエキスポランドの跡地に、大型複合施設のエキスポシティが開業し、吹田市の利便性はますます高まっています。
箕面市
箕面市は大阪府の北部にある、人口約13~14万人の市です。阪急箕面線が通っており、全体的に静かで落ち着いた雰囲気が特徴です。そのため、一人暮らしの希望者以外にもファミリー層からもを集めています。
箕面市と言えば、明治の森箕面国定公園や箕面山が有名であり、緑豊かな街ですが、2003年には「みのおキューズモール」が完成した事により、利便性もより高まってきています。
箕面市の平均家賃は約5万円と言われていますが、一部に高級住宅が並ぶエリアもあります。一人暮らしの物件選びの際はよく確認して探しましょう。
一人暮らしの楽しい所と辛い所
家族が一緒に住んでいた実家を離れ、一人暮らしをすると色々な事が変わります。実家暮らしの時にはできなかった事ができて嬉しさを感じたり、反対に経済的な面などで不自由さや不便さを感じる事もあります。ここでは、そんな一人暮らしの楽しい所や辛い所など、一人暮らしの現実について見ていきましょう。
自由で気楽
一人暮らしは、誰に干渉される事なく、とにかく自由で気楽な事が大きな特徴です。毎日何を食べるかも自由、寝る時間も自由、何にお金を使うのかも自由です。例え夜遊びして朝帰りをしても、誰にも迷惑はかかりません。これを嬉しいと感じる人も多いでしょう。
しかし、一人暮らしは自由な反面、何もかもが自己責任として降りかかってきます。毎朝起こしてくれる人はいません。食事を作ってくれる人もいません。もちろん、洗濯してくれる人もいません。全て自力でやるしかありません。一人暮らしにより自由を手に入れたと同時に、責任ももれなく付いてきます。それを忘れずに覚えておきましょう。
とにかくお金がかかる
一人暮らしの最も辛い事と言えば、やはりお金がかかる事でしょう。家賃に光熱費、食費に通信費など、生活に関わる全てのお金を毎月自力で払っていかなければなりません。そのため、毎月コンスタントに収入を得ていかなければならず、仕事の確保は必須です。もし仕事を辞めたりして収入が無くなれば、一気に生活できなくなります。
さらに、実家暮らしの人に比べて自由に使えるお金も少なくなるため、それを辛いと感じる瞬間も多々あるでしょう。とにかく、一人暮らしはお金の確保が必須です。
初回公開日:2017年10月16日
記載されている内容は2017年10月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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